• CORONA_HOLiDAYS

    きれいなチョコレート箱の透明シールが
    うまく剥がせない不器用なわたし。

    でも、まるで花びらのように見える佇まいに、
    綺麗なものは、欠片(かけら)になっても、
    やはり綺麗なんだとハッとしました。

    ここ数日は忙しくて、
    ゆっくり味わう暇がなかった、

    贈られたばかりの写真集や、
    届いたばかりの空間用ブレンドアロマ、
    贅沢な春色のブーケ、
    可愛いチョコレート、
    免疫力を高めるマヌカハニー、、、

    そんな新しい仲間たちと、
    ゆっくり対話する週末にしよう。

    思いがけず、ぽっかり空いた
    魂の洗濯日。

    #DEMEL
    #LARTIGUE
    #HONEY
    #CORONA_HOLiDAYS

  • 谷口吉郎・吉生記念建築博物館

    曇天からの、一瞬の雪、そして春の青空。

    金沢の空が舞台転換するかのごとく、
    いろんな表情を見せる一日でした。

    東京からのお客人たちと、
    主計町でお寿司をいただき、

    寺町の「谷口吉郎・吉生記念建築博物館」に初訪問。

    広縁の水面に映る景色が非日常すぎて、
    見いってしまいました。
    私が羨ましいのは、
    当たり前の世界から、
    美しさを集める、感動の眼の持ち主。

    そんな親から育てられる子供は、
    どんな景色を眺めながら成長するのだろう。

    その眼は、日々、何を探しているのだろう。

    #谷口吉郎
    #谷口吉生
    #金沢建築博物館
    #寺町 @ 谷口吉郎・吉生記念建築博物館

  • 君の悲しみが美しいから僕は手紙を書いた

    ◼️ 感情を想いはかる想像力 ◼️

    人間ひとりの、
    たった一度の人生経験で知り得る感情など、
    たかがしれている。

    だから、人は本や詩を読み、

    愛する人の中にある、
    姿の見えない未知の感情を理解しようと、
    救う言葉を見つける道しるべを探す。

    これまでの社会は、
    だれが悲しもうと鈍感でいられるほうが、
    目的に一足飛びに進めたかもしれないけれど、

    これからの社会は、
    感情を想いはかる想像力こそが、
    人間らしい営みを支えるものと、
    人々が気づく世の中に変わるはず。

    本文より~

    悲しむものを見ると人は、すぐに励ましますが、

    そんな振る舞いに出会うたびに、
    どうしたら悲しみの不思議は
    理解されるのだろうと感じます。

    同じ悲しみなど、けっしてありませんから、

    本人のほか誰も、
    その悲しみの本体を知り得ようはずがありません。

    現代ではいつからか、悲しみは嘆かわしい、

    惨めなだけの経験であるかのように
    語られるようになってしまいました。
    かつては違ったのです。
    悲しみは、人間がこの世で感じ得る
    もっとも高貴な営みの一つでした。

    #君の悲しみが美しいから僕は手紙を書いた
    #若松英輔
    #人間がこの世に残すことのできるもっとも貴いものの一つはコトバである
    #ことばと印象のコミュニケーション
    #WORDROBE
    #ことばの衣装部屋
    #印象美なおとなの表現力教室
    #EQ
    #感情知能
    #エモーショナルインテリジェンス

  • 迷ったら、迷わず原点に還る 

    WORDROBEがプロデュースしている
    「Chant de coccinelle.」のリーフレットが
    完成しました。

    小さな、わずか8面しかないものですが、
    情報を削ぎおとし、
    モノづくりのコンセプトや、
    価値観のdictionaryなど、

    いつまでも変わらない普遍的な原点を、

    迷ったときには、迷わず還れる場所を、

    ブランドを始めたばかりの、
    いまの瑞々しい感性と情熱で、
    残しておきたいと思いました。

    3人の創始メンバーで、
    何度もキャッチボールし、
    ことばを練り上げ、寝かせ、また練って、

    過不足のないエッセンスを、
    想いのこもった最少のことばで、
    この一冊に封じ込めました。

    週明けの2月の金沢オーダー会の
    お客様に最初にお渡しし、
    順次coccinelle.のお客様へ郵送いたします。

    #chant_de_coccinelle.
    #シャンデコクシネルジャポン
    #リーフレット
    #木場紳匠郎
    #星芳宏
    #小西敦子
    #WORDROBE
    #ことばの衣装部屋
    #迷ったら迷わず原点に還る
    #松下幸之助翁の名言
    #THANKS_YUKIE@ Chant de Coccinelle.

  • Drape & Blousing

    流行のなかにいるけれど、流行を追わない。

    流行を追わないけれど、常に旬(しゅん)。
    Chant de coccinelle.Japon.は、
    時代を超えて愛用される、
    タイムレスな服を目指して誕生しました。
    テーマは、
    Drape & Blousing  ドレープ&ブラウジング
    生地の分量を減らした、
    身体に張りつくような窮屈な服ではなく、
    「自然」と「人知」のマリアージュである、
    最高品質の天然素材と色彩で、
    あなたの「余情」や「余韻」までも包みこむ、
    余白のある服。
    ひとはそれぞれ、固有の余白を持っています。
    吹き抜ける秋風にゆらめくドレスの美しさは、
    「自然」と「自分」の働きのなかで完成する、
    あなただけの優雅な装いです。
    乾いた風も、
    煙る湖畔の霧雨も、
    まぶしい陽のひかりも、
    あなたの余白にすっと染み入り、
    大人の佇まいがしあわせに成立するように、
    「あなたの人生」と、
    「この世界」を美しく繋ぎます。

  • 仮縫いという優しい対話 

    仮縫いは、お仕立てのプロセスのなかで、

    最も優雅なじかんです。
    まとう人の立ち方や歩き方、
    からだの特長、お顔の雰囲気、
    手の入れやすいポケットの位置など、

    一つ一つ、丁寧に語り合いながら、
    双方向のコミュニケーションで確認し、
    共に創りあげていきます。

    歩いたときに一番きれいに見えるラインや、

    もし正座することが想定されるならば、

    お膝の出方もチェックします。
    白い仮縫い用の生地をほどいたら、
    裏地の色を選んで、
    カシミヤやウールの美しい服地を使い、
    本縫いが始まります。
    仮縫いから、約一ヶ月後に、
    あなただけの特別な一着がご納品されます。
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  • 装いという行動美学 

    coccinelle.は、テーラーでもある、
    紳士服地に熟知した男性デザイナーが、
    最適な服地を選択して女性服をつくります。

    英国エドワード7世によって
    1901年からスーツの歴史は始まりました。

    長い年月、蓄積されてきた
    「堅牢」「上質」という素材の知恵は、
    2020年進行形の「大量生産・大量消費」の
    時代に終わりをつげ、

    質の高い洋服を必要最低限に所有して、
    長く大切に愛用していくエシカルな意識
    (行動様式としての美学を重んじる)の
    幕開けにふさわしいものです。

    紳士用生地が固有に持つ、
    一歩引いた控え目な美、

    自然や歴史的建造物に調和する色彩、
    素材感、風合い、、、、
    それらはすべて、
    環境を大切にする用の美、
    景観の美しさへの配慮でもあります。

    写真はすべて、chant de coccinelle.制作。


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  • 要素を見極める

    coccinelle.は、
    要素(最も基本となる情報単位)だけを
    抽出する目を大切にしています。

    猫は、ブランドタグも、値札も、
    素材も、商品ストーリーも知らない。

    でも、必ず上質なものを正確に選んで、
    お気に入りの寝床にします。

    人間はというと、
    ブランドネームや、空間演出や、
    薦める人の知名度や、価格設定や、
    商品写真のトリックなど、

    様々な周辺情報に惑わされて、
    「要素」を見極めることが困難になっている。

    例えばcoccinelle.のコートに使用している
    Super160’s のフランネルは、
    日本の老舗生地メーカーが
    ニュージーランドの農林水産省にあたる部署と
    コラボレーションしてつくったモデルです。

    日本人の多くは、
    このすばらしい卓越した素材を
    海外メゾンが仕入れて、加工して、
    里帰りして、価格が数倍になった時点で
    購入意欲がわく、、、
    といった精神構造になっています。

    coccinelle.は、源流で要素を見出し、
    迅速に制作し、実用範囲内の適正価格で、
    長く愛用できる装いを提案しています。

    周辺情報に過剰にコストをかけることを
    「無駄」と考える価値観のお客様にこそ
    お喜びいただけるよう、
    日々、要素を見極める目を研いています。

    そしてその目は、
    人の要素(スペックを取り除いた本質的魅力)を
    見極めることにも繋がっていて、

    猫のような優雅な野生の感覚で、
    その人の一番素敵な個性を抽出することを
    大切にしています。

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  • しあわせの本質は少女時代に佇む

    魚座の新月♓
    今日という浄化にふさわしい一日は、
    朝から日本酒風呂でポカポカになり、

    少女時代からの変わらぬバイブル
    「すてきなあなたに」を読みながら、
    自分にとっての「豊かさ」をイメージし、
    ことばを味わう。

    1969年に連載が開始された、
    「暮しの手帖」のエッセイ。

    母が定期講読していたこの連載を、
    毎月楽しみにして何度も何度も読み返し、
    どれほど、この世界観に憧れたことか。

    今ならば、白いテーブルクロスを敷いて、
    ゆったり朝食をいただく休日も、

    とっておきのチョコレートにあわせて
    紅茶を淹れることも難なく実現できる。

    誰かと比較する「幸福」ではなく、

    子供のころの、相対ではない、
    純粋な憧れを実現するだけで、
    人はとてつもなく幸せになれるもの。

    #暮しの手帖
    #すてきなあなたに
    #憧れを生きる歓び
    #魚座の新月
    #WORDROBE

  • 素っ気ないくらいが素敵 


    ⚪日常使いしている80番手のリネンハンカチ

    光沢がよく、しなやかな張りが魅力だから
    レースも、色も、ステッチもいらない。
    漂白だってしてしまえる気安さが心地いい。

    ロイヤルオックスフォードの白シャツ
    人生初の白シャツ。
    なぜなら、今までサイズの合うものに
    出会ったことがなかったから。
    スッキリとしたカラー。
    ボタンを2つ開けると、
    肌の面積がちょうどよい景観になる。


    ⚪密度の高いグレーのフランネル
    イギリスの老紳士の古いジャケットのような
    重みと風格。
    この服地でシンプルなワンピースをつくると、
    底艶の効いたハッとするニュアンスが漂う。


    ⚪部屋を浄化するホワイトセージ。

    今まではナチュラルなお香を焚いてましたが
    友人がつかっているドライリーフみて、
    最近、真似っこしてみました。

    煙がモクモク立ち上る様は、
    まるで原始の祈祷のよう。

    隅々まで気を整えているのを
    視覚で確認できるのも悪くない。