• 磨きあげる休日

    仕分けして、捨てて、整えて、
    磨くという掃除に関わる一連の作業のなかで、
    『磨く』というのは花形ワークだと思う。

    なにかがピカピカになっていく様(サマ)というのは、
    純粋に気持ちが良い。
    どんなネガティブな感情のときであっても、
    ピカピカになにかを磨きあげていると、
    心までみるみるクリーンに輝いていく。
    ハルモニアも壁に隠れて応援中↑
    人とモノの共同作業から生まれるエネルギーは、
    波動を整えて、思いがけない閃きをうみだす。

    そして磨き終わりは、寛ぎの特別なじかん。

    とっておきの、おいしい紅茶を淹れて、
    映画に似合うフレグランスを部屋に選ぶ。

    好きな色のお花をちいさく活けて、
    好きな映画を、
    ゆったり、のんびり、うっとり鑑賞。

    エネルギーを充電する時間。

  • インテリアという景観に際立つ印象美

    『人に合わせる』『場所に合わせる』という、
    これまでの概念から、

    『その場の、空間の質を高める』
    という、進化した意識を持つ女性が増えたなら、
    この街はもっと、もっと、美しく輝くはず。

    金沢を代表する女性経営者の皆様、
    そして、インテリアコーディネーターとして
    ご活躍の皆様とともに、美しいしつらえの
    L’interno BY Yamagishi.ショールームで、
    『印象美な在り方』を考え、学んだ時間を

    山岸社長のblogにてご紹介いただきました。

  • 【告知/セミナー】 印象美な所作はインテリアの一部である L’interno BY Yamagishi.


    印象美セミナー
    ~手元の所作で醸す女性らしさの表現
    というテーマで、明日3月24日(金)11時~
    金沢市小金町の L’interno BY Yamagishi.で
    手元のプチ・セミナーを開催します。

    映画の中の電話をするしぐさ一つとっても、
    オードリーヘップバーン、

    ティッピ・ヘドレン、
    ジャンヌ・モロー、それぞれの印象が存在し、
    個性の魅力を感じます。

    どれが正しいマナーか?ということではなく、
    『あなたらしさを表現する工夫習慣』
    のきっかけづくりになればと思っています。

    明日は、往年の映画女優の手元から、
    女性らしく見える法則や、

    私が工夫している小西的印象動作や、
    艶のある指先の美容法などもご紹介します。

    今回はすでに満席ということですが、
    手元について、これからも印象美の定番として
    掘り下げてお伝えしていきます。

    【 開催レポート 】
    山岸社長がblogでご紹介くださいました↓

  • 第27回 全国椿サミット 野々市大会

    記念トークセッションのゲストとしてご招待頂き、
    全国から参加頂いている椿に関わる行政、団体、
    生産者の方々を前に粟市長とご一緒に鼎談させて
    いただきました。

    地域資源を活用した商品開発の可能性について、

    長年の友人で、
    美人FOODの提唱者・菊池代緒恵ちゃんは、
    『食の可能性』について。

    私は『椿油の可能性』について話しました。

    懇親会では、全国の方々と情報交換に
    花が咲き、とても充実した一日になりました。

    椿もちや、椿まんじゅうなど、
    地元の和菓子屋さんもオリジナルのお菓子で
    客人をおもてなし。

    来年は、長崎の新上五島町で、
    第28回 椿サミット全国大会開催です❗

  • 映画/未来を花束にして


    いま、あなたや私が自由に生きられるのは、
    100年前に生きた女性たちからの、
    命の贈り物を受け取っているからです。

    舞台は、今から100年前のイギリス。

    『心の平静を欠く女性には政治的判断は向かない』

    『女性参政権を認めたら社会構造の崩壊だ』

    そんな、あまりにも差別的な理由で、
    当時女性には参政権が与えられていませんでした。

    劣悪な洗濯工場で7歳から働きはじめ、
    男性より労働時間は長いが、賃金は3分の1。

    職場での性的圧力にも抗うことができない。

    男性に殴られても耐えるしかなく、
    離縁する際にも親権はない。

    それが労働者階級の女性たちの、
    当たり前の生き方だった時代。

    「もしかしたら、別の生き方があるのでは」
    という、一縷のささやかな希望を持ち、
    封建的な社会に立ち向かい、自らの意思で、
    死をもって闘った女性たちの実話です。

    英国では1918年に制限付き女性参政権が、
    日本では1945年に女性参政権が獲得されました。
    サウジアラビアでは、つい最近の2015年です。

    今、私たち女性が行使している選挙権や、
    政治への参加。

    その当たり前だと思っている権利は、
    多くの女性たちが、悔しさに絶叫し、

    大切なわが子や家族との生活を奪われ、
    涙をながし、命をかけた苦難によって、
    保障された尊いものであるということを、

    現代に生きる私たちは、顕在的に
    もっと自覚せねばならないと思いました。

    【 権利を得ることは義務を引き受けること 】

    私は、当時の女性たちに誇れるほどの義務を
    社会に対して果たしているだろうか?

    キャリー・マリガンの、
    静かな慟哭ともいえる表情の演技が素晴らしく、

    映像が、当時の動画に切り替わるシーンでは、
    涙があふれました。

    そして、金沢のシネモンドでは、
    観客の半数が男性だったことが嬉しかった。

    監督;サラ・ガヴロン 脚本;アビ・モーガン
    出演;キャリー・マリガン、ヘレナ・ボナム=カーター
       ベン・ウイショー、メリル・ストリープ 

    ■未来を花束にして公式サイト■
    http://mirai-hanataba.com/

  • HERMESの手しごと展 2017


    表参道ヒルズで開催されている

    『エルメスの手しごと展』へ。

    今、指先や手が、my theme でもあり、
    世界の至宝をうみだす
    HERMESの職人さんの手元に注目。
    指先は、自分自身で自分を
    客観的に見ることができる唯一のパーツ。
    それゆえに、特別の意味や作用を持つ。
    きれいにしていることが
    無意識の自身への尊敬や
    自信につながってくるもの。
    HERMESの職人さん逹の指先は、
    創りだす作品の一部のように美しかった。


    #HERMÈS
    #印象美

  • 東洋文庫 ~ 暮らしのなかに佇む隠れ家


    青空の土曜日に立ち寄った、

    文京区のミュージアム。

    三菱第3代当主 岩崎久彌が設立した、
    東洋学分野での日本最古、

    最大の研究図書館で、
    ずっと行ってみたかった場所。

    ミュージアムからオリエントカフェに繋がる
    『知恵の小径』にはアジア各国の名言が
    記されていて、一言一言を、こころに刻む午後。

    モリソン書庫の24000冊の蔵書に圧倒され、
    会期中の『ロマノフ王朝展』の、
    親しみやすいイラストパネルにほっこりし、

    オリエントカフェのゆったり和やかな雰囲気と、
    美味しいお食事にくつろぐ時間を愉しみました。

    写真は東洋文庫に行く前に寄った、
    神田万世橋のMaach。
    ピカピカの建造物には醸せない、
    経年の味わいが心地よい場所でした。

  • 時代が創った、9号サイズの呪縛

    芳野まい先生 ファッション・アカデミー

    連続講座の第2回目の教材は、
    1969年 仏映画『ポリー・マグー お前は誰だ』

    『時代が創ってきたファッション』

    学びにおける雑感。。

    1962年にマリー・クワントが、
    ミニ・スカートを発表した後、
    プレタポルテ(高級既製服)の影響が強くなり、
    時代はティーンエイジャーのような
    『若い身体』に価値を見いだすようになりました。

    そして私たちは、その当時の『時代の呪縛』に
    今だに囚われている。ということ。

    例えば、標準的な9号サイズが合わなければ、
    または既製服がきれいに着られないと、
    自分の身体を悪者にする傾向。

    標準的でない身体 = 美しくない

    そんな思い込みに囚われていないだろうか?

    私たちは誰もが、今の年齢に相応しい、
    個性的で素敵な身体バランスを持っていて、
    それを整えることが一番美しいはずなのに、

    標準トルソー(若い身体)に近づけようとするから、
    無理が生じる。

    ファッション業界の都合で創られた決め事に、
    振り回されない消費者になろう。

    既成からはみ出た個性は、

    封印するものではなく、研くもの。

    モードの変遷を辿りながら、
    自分自身の脳内フレームについても
    考えを深める二時間でした。

  • 金澤文香の引き出物

    金澤文香(かなざわふみこう)を
    ご結婚披露宴の引き出物として
    お選びいただきました。

    紅白水引に、手書き筆文字の『壽』を添えて。

    香りの手紙に祝福をこめてお届けいたします。
    新婦のお名前は『文子さん』
    手紙を想起することから、
    県外からお越しの新婦のご友人、親戚への
    引き出物としてお選びくださったのは、
    新郎のお父様でした。
    お名前は、迎える花嫁の存在そのものであり、
    ご両親からの最初のギフト。
    だからこそ大切に想う。
    そんな優しさに胸が熱くなりました。
    時代は移りゆき、
    人々のこころを打つ美しさは流行があります。
    でも、本質を見失わず受け継がれるものは、
    必ず未来に伝承されるはず。
    加賀水引の本質は、行動美学
    金澤文香の本質もまた、行動美学です。

  • カフェで過ごすじかん

    スキマ時間に独りカフェ。

    春風吹く日曜日の午後に、
    貸し切り空間に遭遇するという幸運。

    ふと手にした外国版・家庭画報の特集が、
    『 Cherry Blossom Awakening 』

    パチン、パチンとパズルが合うような心地好さ。

    Curio Espresso and Vintage Design
    (キュリオエスプレソ ヴィンテージデザイン)
    TEL: 076-231-5543 
    営業時間: 9:00~18:00 
    定休日: 火曜