• 印象美なまちづくりについて講演しました

    今日は地質調査など土木事業の専門家が集まる、
    男性のみの真面目な研究会で
    「印象美なまちづくり」について講演しました。

    地質事業は「五感」を大切にする仕事で、
    現場を見て、音を聴き、匂いをかいで、
    土に触れ、時にはなめたりもするそう。

    感覚を研ぎ澄まし、
    経験と論理で思考する。

    そんな仕事を日々なさっている方々に、
    目に見えない「印象美の概念」が
    果たして伝わったかはわからないけれど、

    こうして「伝える機会」を頂いている現実を
    まずは褒めよう。

    会場は元繊維会館だった場所で、
    建築士・谷口吉郎さんが手掛けた建物だとか。

    折り鶴をかたちどった照明器具が
    印象的なエントランスで、
    当時のモダニズムを感じました。

    #sensuouscity
    #官能都市
    #金沢市
    #ひとと風景がアートになる印象美なまちづくり
    #いま私は風景のよき参加者だろうか
    #そんな問いを持つ感性
    #WORDROBE
    #印象美 @ 金沢大学サテライト・プラザ

  • 濃い霧に漂うポーラ美術館

    濃い霧が広がる箱根は、
    まるで雲のなかを歩いているような、
    不思議な感覚。


    「シンコペーション
     ~世紀の巨匠たちと現代アート」

    モネ、セザンヌ、ダリ、ピカソ、
    ルノアール、ボナール、ロダン、
    マティス、レオナールフジタなど、

    ポーラ美術館の所蔵コレクションと、
    12組の現代作家たちによる
    インスタレーション、映像、音、写真の共演。


    ほとんどの作品が撮影自由、
    しかも興奮するほど近くに展示されていて、

    美術図録などではお馴染みの作品たちが
    とても身近に、親しみやすく感じました。

    遊歩道から見えるそこかしこにも
    遊び心のあるアートが点在していて、
    ポーラ化粧品という企業の、
    「美しさ」に対する表現を体感する午後。

    中でも一番、心が動いたのは、
    横溝静 × モネ、ルノワール、ボナール。

    イギリスに暮らす四人の年老いた女性が
    ショパンのワルツを弾き継いでいく映像。

    彼女たちの現代の住まいの光景と、
    印象派~ポスト印象派の時代の光景が
    永遠のループのように
    ひとつの部屋で繋がっていくアート。 .
    .
    「永遠に、そしてふたたび」
    というタイトルに、

    先日、マルセル・プルーストの講座で聴いた
    「見つける」とは、
    「再び、見つけることだ」という
    メッセージを思い出しました。

    #箱根神社
    #おみくじ大吉
    #ポーラ美術館
    #濃霧という夢に酔う
    #ショパンとボナールルノアールモネ @ ポーラ美術館 polamuseumofart

  • アールヌーヴォーの花園

    「時代」と「才能」がタイミングよく
    出会ったときには
    画期的なイノベーションが生まれ、

    その萌芽には必ず、
    人と人のご縁が存在する。

    アルフォンス・ミュシャ、
    ルネ・ラリックの躍進もしかり。

    箱根ラリック美術館では、
    ミュシャの没後80年を記念して
    ミュシャとラリックの特別企画展を開催中。

    装飾芸術の人気テーマだった
    「植物」や「花」に焦点を当て、
    当時の芸術家たちの自然へのまなざしを
    感じることができます。

    ルネ・ラリックのジュエリーやガラス作品、
    常設展示もとても見応えがありました。

    ラリック美術館は写真撮影NGなので、
    投稿写真は前日訪れたポーラ美術館の
    ラリック作品です。

    #箱根ラリック美術館
    #アールヌーボー
    #アールデコ
    #ルネラリック
    #アルフォンスミュシャ @ 箱根ラリック美術館

  • 箱根仙石原 The Hiramatsu Hotel&resorts

    こころ、ときめくもの、

    「白い霧」「雫石しずく」「湯気」
    すべては「水」がもたらす自然界の演出で、
    地球上の美しいものは、
    「水」から生まれていることを
    今更ながら実感した、晩秋の小さな旅。
    今年、研修を担当させていただいた際に、
    株式会社ひらまつのフィロソフィーに
    感銘を受けて、
    仙石原のHiramatsuに初訪問。

    その実践の場を体験した贅沢な一日。

    環境は、夢のようにラグジュアリーでありながらも、
    おもいやりのしつらえが行き届いて、
    心からリラックスできる。

    働く人々は、
    極めて丁寧でありながらも、
    旧くからの知人のように親しみやすく温かい。
    お食事は、
    創意工夫をこらしながらも、
    奇をてらったものとは一線を画し、
    プライオリティは「おいしさ」に軸がある。
    こうした贅沢の探求を、
    たゆみなく継続し、
    感動を創りだすためには、

    日々どれほどの、
    挑戦と改善を繰り返しているのだろうか。

    尊敬と感謝があふれます。

    『ひらまつ』のフィロソフィーも芸術的↓
    【 芸術とやさしさ 】
    レストランとは、
    料理という瞬間芸術を通して、
    自分の感性を発表する場でもあります。
    だから、レストランに従事する者は、
    まず芸術家、職人でなければならないのです。

    同時に、レストランとは、
    己のやさしさを対価に代える
    生業―サービス業です。
    だから何より、
    やさしくなければならないのです。

    お客様に対して、仲間に対して、
    あるいは素材に対して、
    自分が触れているもの、感じているもの、
    すべてに対して
    やさしくなければならないのです。

    芸術とは、エゴイスティックなものであり、
    やさしさとは、寛容なものです。
    その一見相反するものが同居する空間こそが、
    レストランなのです。

    私達は、
    レストランを生業とすることに誇りを持ち、
    日々お客様をお迎えし続けてまいります。


    #芸術とやさしさ
    #哲学
    #ひらまつ
    #仙石原
    #ホテル&リゾート
    @ The Hiramatsu Hotel&resorts

  • 箱根 芦ノ湖を眺める朝

    霧に包まれた芦ノ湖。

    雨の日の冷え込んだ静けさに
    ぼんやりと包まれた紅葉もとてもいい。

    広々とした天井の高いラウンジに、
    白髪のおじいさんが一人、
    新聞を読みながら、
    のんびりコーヒーを飲んでいて、
    一人なのに愉しく幸せそうな佇まい。

    暖炉に火をつけている若い女性に
    声をかけたら、今年の新卒社員で、
    入社し初めて暖炉に火を入れているとのこと。

    貴重な儀式に立ち会えて光栄でした。

    先輩から、
    「キャンプファイヤーをイメージして」
    といわれたそうで、
    それはそれは忠実なworkでした☺️

    たっぷりの熱いコーヒーを飲みながら、
    ふわりと暖かい火のそばで、
    ゆっくり朝の時間を過ごしたら、
    午後からは美術館めぐり。

    #芦ノ湖
    #山のホテル
    #箱根
    #森の中の少女
    #ジャンパティストカミーユコロー
    #クラシックホテル
    #庭のボナール

  • 箱根 芦ノ湖の夕暮れ

    芦ノ湖の夕暮れは静かで幻想的。

    流れる雲の低さや、
    移り変わる空の色を、
    ただ眺める。
    外のテラスでゆっくりと、
    何杯もお茶をのみ、
    ぼんやり甘いお菓子を食べる。
    猫と暮らしていると、
    体内のメトロノームが猫のリズムになる。
    どこへいこうとも、
    とりあえず、
    気持ち良さそうな場所を探すのも、
    猫と同じ。

    #箱根
    #クラシックホテル
    #サロンドテ
    #富士山
    #芦ノ湖
    #紅葉がり
    #猫のリズム @ 箱根

  • 【開催レポート EQセミナー】 あなたの感情が教えてくれること


    ◼️ “快”を諦めない勇気 ◼️

    日常には、“快” と “不快” が共存する。

    誰かの振る舞いが“不快”であったとして、
    もしそれを指摘したならば、

    相手の“不快”な反応や、
    周囲からの“不快”な視線、
    言ったあとで後悔する“不快”な感情など、

    支払う可能性のある“不快”なコストを考えると、
    ひとは、“快”を諦める選択をしてしまう。

    そして、いつしか“不快”に目をつむり、
    見ないように、感じないように生きていく。

    他者を“不快”にさせないために、
    自分の“快”を犠牲にすることは、
    果たして“intelligence”な生き方と
    いえるだろうか。

    “快”を諦めない、、ということは、
    傲慢さを自分に許可することではない。

    正直な感情にアクセスし、
    周囲と調和をはかりながら
    “快”に生きる方法を思索すること。

    これまでの視点で実現できなかったならば、
    新しい別の視点から考えてみればいい。

    蓋をしていた“感情にアクセス”し、
    新しい“別の視点をもつこと”が、
    EQ開発の始まりです。

    今日は兼六園に隣接する隠れ家gartenで、
    WORDROBE初のEQセミナーを開催しました。

    卯辰山の紅葉が広がる景観
    自分の感情が求めるお茶を選ぶ
    受講後に、感じたことを表す絵を選んでお土産に。
    受講後のお茶の時間は、
    ハンドドリップの二三味コーヒーでした。

    ご参加くださった皆さま、
    ありがとうございました!


    #EQ
    #感情知能指数
    #エモーショナルインテリジェンス
    #金沢市
    #EQセミナー
    #garten

  • きれいな景色しか見たくない



    「 きれいな景色しか見たくない 」

    そんな価値観の店主に、
    金沢のまちを見渡す美しい空間をお借りして、
    明日のセミナー打ち合わせ。

    自分の人生において、
    「これだけは譲れない」
    ということがわかっているか、否かで、
    クオリティ オブ ライフは大きく変わる。
    わたしもまた、
    「美しくないことが許せない」
    完全に自分基準ではあるけれど、
    感情が「美しい」と認めるものしか愛せない。
    だから、イメージにあった場所が決まらないと、
    情感をこめて講座設計できないのです。
    そんな私が、
    金沢で「EQ感情知能」のセミナーをするなら
    この場所しかない。と感じた空間。

    自然と、静けさと、緑に囲まれ、
    美味しいコーヒーとスイーツに、
    こころが喜ぶ一日になりますように。

    午後は能美市までドライブして、
    上野千鶴子さんの講演を聴講。

    厳しさの中に優しさがある語り口で、
    どんな質問にたいしても一貫性があり、
    確固たるstyleが存在していました。

    勇気をもって自分ができることをすれば、
    その後ろには大勢の仲間が存在し、
    その行動がいつか世の中を変える日が来て、
    その時代を生きる人たちを助けることに繋がる。

    とても勇気づけられ、

    また「美しいと心が感じる」時間でした。

    #感情知能
    #EQ
    #金沢市
    #garten
    #上野千鶴子さん

  • マドモアゼル プリヴェ展  ガブリエル シャネルの世界へ


    事前予約制なので、
    人混みもなく、
    ゆったり観覧できました。

    音声ガイドはアプリをダウンロードし、
    無料試聴。

    入場無料にもかかわらず、
    ポーチのギフト付。

    しかも撮影可能ということで、
    至れり尽くせりの展覧会。

    一方で、写真可能と言われると
    観覧に集中できない自分がいたり、

    予約申し込みに生年月日まで入力必須の
    個人情報開示に抵抗を感じたり、

    新しいイベントの在り方に
    考えを深める機会にもなりました。

    展示内容や演出は素晴らしく、
    会場に漂うCHANELの香水にも
    最適な濃度という教示を受けた気分。


    観覧後は、同行してくれた友達と
    オープンカフェで「女性のしあわせ」について
    深く語り合いました。

    いい時間をすごし、今から金沢へ。

    #CHANEL
    #マドモアゼルプリヴェ展
    #天王洲アイル @ B&C HALL

  • 火、土、水、気 万物の起源 

    炭が小さくパチパチと音をたて、
    岩魚がゆっくりと遠火で炙られていく。

    たった二尾の焼き魚のために、
    板前さんが付きっきりで
    囲炉裏という四角い世界と
    言葉を使わない会話をしている風景。

    「火」という「神の道具」がもたらす
    香りや温もり。

    原始の記憶が呼び覚まされ、
    このうえなき多幸感に包まれました。

    暖炉や焚き火にも共通する、
    火の「安らぎ」は、
    オール電化という時代の進化が手放したもの。

    「現実的に安全」なはずのに、
    「本能的な安らぎ」から遠のくのは
    なぜだろう。

    そして、滋味豊かな薬膳のスープの、
    優しい味わいたるや、、、
    人間界の上にあり、
    最上の果報を受ける者が住む清浄な世界を
    天上(てんじょう)と呼ぶならば、

    この感覚はまさに「天上の平和」。

    #和田屋
    #白山市
    #和のオーベルジュ
    #多幸感
    #無意思的記憶
    #薬膳のスープ
    #幸せなミーティング @ 和田屋