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あなたの人生の賞味期限
コミュニケーションを学ぶようになり、『 Aもあるけど、Bもあるよね 』
という、他者の価値観を否定しない思考や、『 すべては捉え方次第だよね 』
『 正解も不正解もないよね 』という、一見、自由度の高い思考が身について、とても楽に生きられるようになったし、
他者との摩擦も激減しました。それを、寛容・成長と思っていたけれど、
あるクリエイティブな業種の女性と
仕事でご一緒したとき、『自分の常識』
『自分の美意識』という、揺るがない頑固な枠組みを持つ、
彼女の生き方、考え方に触れ、大層、苦しそうな生き様だけど、
だからこそクリエイターとしての個性を、
貫き、研くことができるんだ。と、更に魅力を感じたことを、
この〝 若き靴磨き職人のお話 〟で思い出しました。人生の賞味期限は、年齢ではなく、自分の正義を貫くエネルギーが、切れてしまったとき。『自分が成長と思っていたことは、同時に失ったものでもある』この一文に揺さぶられました↓↓↓ -
アロマの業界誌にご紹介いただきました
全国に3万人以上の会員を持つ、
日本アロマコーディネーター協会さんの
20周年記念企画として『金澤文香』を
会報誌で特集していただきました。全国のアロマコーディネーターの方々に
石川県の取り組みをご紹介いただき、
本当にありがとうございました! -
北陸温泉紀行 ~ べにや無何有(むかゆう)
■ 自分をからっぽにする小さな旅 ■自宅から車で45分、毎年訪れる、特別な異空間。午後3時にチェックイン。
『 お連れ様がご到着です 』
と、仲居さんから声がかかるであろう、午後7時までは、ゆっくり温泉で自分をメンテナンスし、
その後は、本を読んで過ごす甘美な孤独。夕陽や、夜空を見上げながら、
風の音や、鳥のさえずりを聴きながら、
ゆっくり安らぐ露天風呂。有吉佐和子の『青い壺』は、現実逃避に最適な一冊で、
温泉読書に選んだことに小さく拍手。記憶に残った、登場人物の言葉は、
『人間には贅沢というものが必要なんだ』『味覚というのは、教養だからね』
貧しい生活を強いられた戦時中の、貴族のことばに一方的に共感する、平成の一幕。