• 海月(くらげ)納め

    今年もあとわずか。

    お昼は、大好きな「海月が雲になる日」へ

    いつも滋養豊かな美味しいお食事と、
    美意識が統合された心地好いしつらえ、
    大好きな人たちと過ごす安堵の時間を
    ありがとうございました。

    金沢文香メンバーと今年を振り返りながら
    愉しく和やかにお食事し、
    お隣のGallery&Atelier Creavaで、
    3人仲良くお揃いで干支の飾り物を購入。

    陶芸家・竹村友里さんの作品で、
    チーズの板に乗ったネズミさんが
    チャーミングなのです。

    お陰様でいい年末を過ごしています。


    ありがとう、ありがとう。
    #タイ料理
    #おいしいを超える価値
    #豊かな年末
    #今年もありがとう
    #昨日は東山で夜中3時までたこ焼きパーティー

  • Try & Errorで上達しよう

    自宅でかぶら寿司を作りました。

    「かぶら寿司」は北陸の冬の味覚で、
    かぶらの中に、鰤や鮭、サバなどの切り身を
    入れて、麹(こうじ)で漬け込んだ高級発酵食。

    世界中に様々な発酵食はありますが、
    植物性と動物性のものを一緒に漬けて、
    新しい旨味のマリアージュを作り出すのは
    「かぶら寿司」だけだとか。

    わたしの大好物のひとつで、
    これまでは、実家から貰うものか、
    お店屋さんで買うものという認識でしたが、

    美人FOODの菊地先生のワークショップに
    今年参加してみて、
    「自分で作れるようになる大切さ」を実感。

    作ってみると、
    シンプルな食材の組み合わせなのに、
    とても手間がかかる。

    食べる日から逆算し、かぶらを塩漬けし、
    魚を塩漬けし、合わせて麹に漬け込む。

    気温によって発酵の速度は変わるので、
    寒い場所に移動させることも必要。

    ああ、食べ物て生きているんだなぁ、、、
    と、改めて気づくのです。

    そしてきっと今年は、
    市販のかぶら寿司を頂くときに、

    かぶらの厚みや、切り込みの入れ方、
    お魚の削ぎ方、麹の味わいなど、
    いろんなところに目が向き、感動し、
    感謝が湧くだろう。

    「家庭ではTry&Errorで上達すればいい」
    という、菊地先生のことばにも、
    errorの多い私は励まされました。

    一方で、「石黒種麹店」で使用している
    立派な白かぶらと、かぶら寿司専用甘酒という
    最高の材料を用意してくださるのは、

    .
    「成功体験」から、Tryする愉しさに
    目覚めさせたいという優しさであり、
    食材にこだわる矜持なのだと思う。

    #かぶら寿司
    #自家製
    #北陸の味覚
    #冬の風物詩
    #金沢

  • きれいな景色しか見たくない



    「 きれいな景色しか見たくない 」

    そんな価値観の店主に、
    金沢のまちを見渡す美しい空間をお借りして、
    明日のセミナー打ち合わせ。

    自分の人生において、
    「これだけは譲れない」
    ということがわかっているか、否かで、
    クオリティ オブ ライフは大きく変わる。
    わたしもまた、
    「美しくないことが許せない」
    完全に自分基準ではあるけれど、
    感情が「美しい」と認めるものしか愛せない。
    だから、イメージにあった場所が決まらないと、
    情感をこめて講座設計できないのです。
    そんな私が、
    金沢で「EQ感情知能」のセミナーをするなら
    この場所しかない。と感じた空間。

    自然と、静けさと、緑に囲まれ、
    美味しいコーヒーとスイーツに、
    こころが喜ぶ一日になりますように。

    午後は能美市までドライブして、
    上野千鶴子さんの講演を聴講。

    厳しさの中に優しさがある語り口で、
    どんな質問にたいしても一貫性があり、
    確固たるstyleが存在していました。

    勇気をもって自分ができることをすれば、
    その後ろには大勢の仲間が存在し、
    その行動がいつか世の中を変える日が来て、
    その時代を生きる人たちを助けることに繋がる。

    とても勇気づけられ、

    また「美しいと心が感じる」時間でした。

    #感情知能
    #EQ
    #金沢市
    #garten
    #上野千鶴子さん

  • 豊かな日本の食文化と環境

    立派な豚ロースの塊肉を頂いたので、
    久しぶりに煮豚を作りました。

    ステーキなら200gでも満足感があるのに、
    煮豚やビーフシチューなどの煮込み肉は、
    なぜ、1キロ使っても、
    あっという間になくなるのだろう、、、
    謎過ぎる、、、 .

    食べ過ぎないよう、普段自粛してるけど、
    本来は大好きなもの。

    きれいなお肉なので、
    生姜やニンニクなどの香味は使わず、


    水ではなくお茶をつかい、
    日本酒、醤油、味醂、
    昨日作った梅酒の実で作ったジャムだけで、
    さっぱり味のトロトロ煮豚に。

    冬に仕込んだ手前味噌も、
    今日から蔵出して、
    アスパラ菜のお味噌汁を作りました。

    新米とともに頂くと、
    エンドレスに食が進んでしまう。。。 .
    .
    この豊かな日本の食文化と環境に
    しみじみ感謝しながら、

    この幸せを次世代にも
    手渡し続けたいと感じることが、
    持続可能な地球にむかう、
    素朴な第一歩なのだろう。

    後世生まれ変わって、
    後悔しないためにも。

  • あるものを活かす、ゆたかな時間

    雨の日は梅酒の実でコンフィチュールづくり。

    梅酒づくりで使った梅は、
    捨てずに種をだして、実を刻んで、
    オーガニックのてんさい糖とグツグツ。。 .

    韓国では、梅の種も洗って干して、
    枕の中材として使う文化があるそうで、
    頭痛や発熱に効果があると、
    韓国料理の黄先生から教えていただきました。

    和漢ティザンヌ(ハーブティー)の
    「花澄かすみ」に配合されているハーブは、
    梅の味と親和性が良さそうなので、
    思いつきの挑戦で、
    2パック投入して一緒に煮込んでみる。

    シナモンや生姜、アニスシードの香り、
    ルイボスの赤が色合いにも反映して、
    美味しいコンフィチュールが完成。

    それは日常にある、自分だけの小さな勝利。

    紅茶の甘味づけや、ヨーグルト、
    お料理にも使おうと、
    煮沸したジャムの小瓶に大切に移しました。

    花壇で勢力を誇っているローズマリーは、
    切って、洗って、
    ティンクチャー(ハーブチンキ)用として、
    ドライハーブに。

    部屋中が香りに充たされ、浄化される気分。

    欲しいものを新調したり、
    プロが作る完璧なものも素晴らしいけれど、

    古くなったものを手入れしたり、
    あるものを活かせたときは、
    また別の、得もいわれぬ喜びが溢れます。

    そして、その感情に名前をつけたいと
    うーん、、と最近考えています。

    #あるものを活かす
    #梅酒づくり
    #コンフィチュール
    #気分だけ家庭的
    #和漢ティザンヌ
    #SDGs

  • 追憶のとき withパンケーキ

    青山でナレーションの仕事のあと、
    ふらりと乃木坂のウエストへ。

    30分待ってテラス席につき、
    完璧な焼き色のパンケーキに、
    チョコバターとメープルシロップをたっぷり。

    典型的な「あかんやつ」だけど(笑)、
    天文学的熱量で「あいしてやまないやつ」

    2019年の下半期は、
    混沌としていたことが整理され、
    みるみるシンプルになっています。

    青山のまちを歩く、こころの景色も
    半年前に比べ、ずいぶん軽やかに変わりました。

    美しく身体に添う白シャツのごとく、
    身軽になって迎える2020年は、
    どんな年になるのだろう。

    と、ぼんやり考えていたら、
    斜め前の席に、恭しく(うやうやしく)
    スフレがワゴンで運ばれてきました。

    注文客の目の前で、
    シルバーのココット型から取り出す小さな儀式が
    なんとも贅沢な一手間に見えて羨ましい。

    次回はぜったいスフレを食べよう。

    #以前待ち合わせで
    #テラス席でお茶できるように
    #約束の時間より早くにやってきて
    #待っていてくれた女性がいた
    #一緒に過ごす時間を大切にする行動
    #いつも機嫌よく在ろうとする価値観
    #美しさってそんな心の表れ
    #反省反省
    #coccinelle.
    #白いドレスシャツ製作中
    #ジャケット要らず
    #完成されたデザインの印象美 @ ウエスト青山ガーデン

  • 自分を可愛がることと、甘やかすことは違う

    金沢でのイベントが続き、明日から東京へ。

    合間に出掛けた、
    かほく市~七尾へのドライブは、
    小さな気分転換になりました。

    50代になってから、
    自分を可愛がることに制限がなくなりました。
    可能な限り可愛がり、大切にもてなす。
    おもてなしの始まりは、
    西田幾多郎記念哲学館。
    「哲学とは“知ることを愛する”ということ」
    から始まる音声ナレーションがとても好き。

    声の仕事から距離を置いた今も、
    こんな仕事はしてみたいと思うし、

    昔よりも、今の方が、
    しみじみと自然に語れるように思う。

    いつの日かお声がけいただけたら嬉しいなぁ。
    などと念じながら、
    哲学館のお向かいにあるお食事処へ。
    かほく市のお魚屋が営まれるお店では、
    おいしい海鮮丼を。
    小さな季節のしつらいが可愛い。
    つづいては七尾市に移動してミュゼドアッシュで
    海を眺めながらのスイーツ。
    食後であろうともケーキ2個オーダーはお約束。

    風や夕陽が「気持ちいい」
    「気持ちいい」は最強のリフレッシュ。
    日々、心地よさを探して、自分をもてなしています。
    もてなしすぎという噂も、、、ない。(キッパリ!)

  • 情動のコミュニケーション

    きのう、広坂の金沢市役所前を歩いていたら、
    70代くらいの杖をついたご婦人がすれ違い様に、

    「あなた素敵よ!」

    と笑顔で声をかけてくださり、


    「ありがとうございます!」

    と私も笑顔で答えました。

    たったそれだけの、
    瞬間的なコミュニケーションだったけれど、
    なんだか嬉しかった気持ちは
    翌日の今日もずっと続いています。

    見知らぬ人からの一言というのは、
    正直な情動であることが多い。
    「いい香りね」
    「すてきなコートね」
    「帽子がお似合いよ」
    「あら、かわいい!」

    言っても言わなくてもいいメッセージを
    あえて声に乗せたくなる感情。

    それは自分にかけられた言葉でも、
    子供やペット、
    ガーデニングのお花にかけられた言葉でも、

    受けとる側もまた、
    素直に嬉しくなるものです。


    私はそんな情動のコミュニケーションを
    街角で自然にとっているだろうか、、、 .
    そんな温かい習慣もまた、
    愛する街の印象をつくりだす一つの行動。

    #情動
    #コミュニケーション
    #ひとは存在そのもので社会貢献することができる
    #一人一人が愛するまちの構成員
    #金沢市
    #WORDROBE
    #印象美なまちづくり

  • 有機大豆と有機米糀の味噌作り

    “官能的”って、どういうことかと
    私のことばで表現すると、
    それは五感が『シビれること』です。

    丁寧に手作りしたお味噌でつくるお味噌汁は、
    まちがいなくその美味しさに『シビれる』

    有機大豆、有機コシヒカリ“かぐやひめ” の
    米糀、天然塩。

    少ない原材料だからこそ、
    それぞれのクオリティーが生きる。

    アースプランニング Yoshie Kikuchiさんの
    味噌づくりworkshop は、
    富山の石黒種麹店さんの有機米糀を使います。

    石黒種麹店の糀の酵素量は、
    一般的に1000~2000ユニットで多い
    とされるなか、およそ6000ユニット。

    そんな日本有数の米糀のスペシャリストに
    教えをいただきながら自宅のお味噌づくりが
    できるって、なんて贅沢なことでしょうか。

    前日に大豆を16時間水につけて、
    ホーロー鍋で5時間コトコト、、、。

    手間隙のかかる作業だけど、
    その向こうにはたまらなく“官能的な幸せ”が
    あるので苦にならない。

    参加者は年々増えていて、
    若い女性やご夫婦、親子三代で
    参加されているかたも。

    日常の食事は予防医学にも繋がっていて、
    いつまでも健やかに働き続けられる
    未来づくりは、貯金以上の投資でもある。

    ふたを開けるのは10月。


    いまから愉しみです。

  • 51年目の変化の探究

    今日は目覚めた瞬間から、
    家中がお花に囲まれた特別な朝になるように。

    ……… と、昨夜届けられた大きな花束。

    黒猫ハルモニアの鼻先トントンで起こされ、

    小鳥のさえずりを聴きながら、
    枕カバーを替えていたら、

    81才の母親から朝一番に
    朗らかな電話がかかりました。

    熱いカフェオレを飲み、
    いつもどおりの日常の繰り返し。

    変化しない毎日のなかにある、
    変化の探究を愉しむ。

    たぶん、猫の一生は
    そんな思索に充ちているんだろう。