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その着想を得たときの高揚を忘れない
ひらめきを得るとモチベーションがあがり、『これこそが自分が成すべきこと』
『人様のために尽くせること』と、えもいわれぬ高揚感に包まれる。
でもいつしか、障害の連続と、
時間の経過のなかで、
ひらめきが色褪せ、風化してしまうこともある。そうならないためには、
小さな進化の積み重ねから、
日々、希望を見いだすしかないように思う。金澤文香は、今日はじめて、
商品を東京に出荷しました。はじめて人様の手に委ね、東京の店頭に並びます。『きれいだね』『かわいいね』
『さすが金沢だね』と、
お客様から誉めていただけるように、昨夜11時まで、金澤文香メンバーで、
きれいに見える方法をギリギリまで検討し、
工夫の末に見つけたやり方で、全ての商品を包み直しました。小さな進化の積み重ねから、
きらめくような希望を見いだす。溢れる愛と、たまらなく好き!
という、気持ちの純度は増すばかりです。 -
少しモードな、金澤文香
リボンという、普遍的ガーリーなデザインを
水引で表現すると『叶結び』という、縁起結びになります。そして、ブラウンやピンクベージュ、グレイなど、落ち着きのあるシックな配色でバランスを整える。オリジナルで製作した、初めてのオートクチュール文香は、ドレスのタグをイメージした、クラシックな色調のドレスカバーに、フランス語メッセージを添えました。従来通り、お礼状にいれる使い方のほか、衣装カバーの胸元に入れると、納品時にドレスを受けとる歓びと、香りの記憶が結びつく、すてきな効果も期待できます。 -
平成28年度 いしかわ産業化資源活用推進ファンド事業
平成28年度
いしかわ産業化資源活用推進ファンド事業に
『金澤文香』が採択され、今日、石川県庁での
交付式に出席しました。 -
真剣な自分に向き合ってもらえる有り難さ
ここしばらく、
商品に関する申請書2件の作成に、
集中しています。優秀なコピーライターが書く文章や、
百戦錬磨の経営コンサルタントに
書いてもらう申請書は、
無駄がなく、洗練されていて、
読む側もストレスがないだろう。でも、商品を作った人間が、
『想い』という名の心の泉から
言葉を深く汲み出し、
絞り出すように書いた文章には、
人を揺さぶる躍動感があると信じたい。そんな想いでしたためた、
暑苦しい申請書を、
第三者に冷静に添削してもらうなかで、
無駄が省かれ、少しずつ完成されていく。自分とは無関係の申請書、
この世で最も面白くない読み物を、
隅々まできちんと読んで、フィードバックできるというのは、なんという、懐の深い才能だろうか。真剣な気持ちに寄り添ってもらい、
エールを送られる、有り難さ。私が受け取ったこの気持ち、
いつか誰かに返さねば。温かいものを受け取ったら、
もっと温めて、
たくさんのひとに返そう。そんな気分の夜。 -
記憶に残る印象美な手紙を書こう
世にビジネスレターの指南書は数あれど、
受け取り手のこころを真に動かすのは、
ほどよい量の正直な感情がこもった、
極めて相手本位の手紙ではないでしょうか。紋切り型のマナーに、
とらわれた手紙しか書かない人は、
定型文に終始した手紙しか
受け取ることは出来ない。一方で、渾身の一通を送れる人は、
お相手の“こころの辞書”から選りすぐられた、
あなたのための、煌めくような文言を
受け取ることが出来るはず。それこそが人生において大切な言葉の財産。
平安時代、文香は送る人の、
知識、教養、センス、コミュニケーション力、
財力など、人間力のすべてを表現するツールでした。相手の五感に心地好い印象を届け、
自己の内面を表現をする、
日本最古のセルフ・ブランディングであり、
日本人固有の美意識です。SNS全盛の時代だからこそ、
手紙というアナログで手間のかかるツールで
お相手の記憶に残る手紙を書こう。 平成28年度 石川ブランド認定新商品
金澤文香(kanazawaFumikou)アロマの業界誌にご紹介いただきました
全国に3万人以上の会員を持つ、
日本アロマコーディネーター協会さんの
20周年記念企画として『金澤文香』を
会報誌で特集していただきました。全国のアロマコーディネーターの方々に
石川県の取り組みをご紹介いただき、
本当にありがとうございました!和文化・水引を遊びゴコロで彩る
『美しい』には副詞がなければ伝わりにくい。
静寧の美、伝統の美、優艶の美、彩光の美・・・
感情の後に「どんなふうに?」
という冷静な分析がある。でも『カワイイ!』は、本能と直結した感情。
誰が何と言おうが、カワイイものはカワイイ。
問答無用の感覚、
説明不要の感覚こそが『カワイイ』心底おいしいものを食べたときには
『オイシイ』という言葉しか出てこないのと同じ。では、和の伝統工芸・水引を見て、
『カワイイーー!!!』
と、叫んでもらうにはどうすればいい??そこで、私たち女性が『カワイイ』
と思うモチーフをいろいろ列挙したところ、
キーワードとして出てきたのが、『小さい』『単独より集団』
『グラデーション』『季節感』結果、いきついたのは、
『フランスの伝統カラーの春配色』で
『小さな水引』をいっぱい作る。ということ。
現実的に『文香』を水引で楽しもうとすると、
洋風のレターセットに『和の配色の水引』は
全然合わないことを感じていた。でも『フランス配色の水引』に変えた途端、
欧米のブランドのレターセットにも
しっくり馴染むようになったのです。現代の生活様式にあわないものは、
日常生活には馴染まない。ローズ・ルノワール × ブルー・ポルスレーヌ
ブルジョン × ジョーヌ・ミモザ
ボンボン × グリ・ローランサン
ヴェール・プランタン × エリオトロープ
ブルー・ドゥ・プロヴァンス × ジョンキーユ
ヴェール・ピスタッシュ × グリ・ダルジャン
ムタルド × ローズ・ローランサン
ミヨゾティス × グリ・シエル
名前からして魅惑的な8色の水引は、
きっと手にした途端に『カワイイ―』しか出ない。冷静な分析不要の本能を、
『金澤文香』は、色で表現しています。『金澤の香り』抽象度の高い美意識
金沢の香り・・・という概念が
あまりにも漠然としすぎていて、
これではイメージが湧かない。
・・・と、第一の壁に当たりました。そこで、文学の一節からイメージを広げよう。
と閃いたのが、香り作りのスタート。では、どんな文学?
最初は泉鏡花や室生犀星といった、
金澤スタンダードを考えましたが、最終的に行きついたのは、三島由紀夫でした。『美しい星』三島由紀夫
主人公の暁子が金沢駅に到着する75ページから、
半世紀前の金沢の街の描写が繰り広げられます。犀川、香林坊、長土塀、兼六園、内灘、尾山神社、
中でも、兼六園・霞ヶ池周辺の描写の
文学的な美しさに心奪われます。三島由紀夫にしては珍しいSF物語
自分達を金星人と信じている埼玉県在住の一家と、
自称金星人の美青年・金沢在住の竹宮。竹宮は加賀宝生をたしなみ、
道成寺の披キで面を付けたときに、
能面の向こうに広がる金星の景色を見ていらい、
自分が金星人であることを確信した。という設定。コメディのようなストーリーながら、
基軸は『核爆弾の反対』です。今から50年以上前に、三島由紀夫は
全身全霊で『核のない平和な世界』を
訴えていたのです。そのシンボルとして文中で扱われているのが
兼六園の風景なのだと私は感じました。『こんなに人間の影が
背後にすっかり隠れている庭ならば、
人間の作った自然も満更ではなかった。
そこにはさまざまな人間の特質、
憎悪も嫉妬も稟嗇も隠され、
天上の平和の見事な模写が、
澄んだ大気の中に浮かんでいた』私たちの住んでいる街は、天上の平和。
青い鳥は目の前にいることを、
半世紀も前に三島由紀夫が教えてくれている。香りスタイリストSaikoさんは、
早朝の兼六園でイメージを膨らませて、
その情景を香りに描きました。柑橘系の澄み渡る爽やかさに、
サンダルウッドの上品で落ち着いたアクセントが効いた、
深く美しく、しかも透明感のある香りが完成。和であり、洋である。
天然のエッセンシャルオイルを
贅沢に配合した本物の香り。香りの名前は
『天上の平和~heveanly peace』この香りを水引や、
文香ムエットに添えて手紙を送る。『この香りに会いに金澤にお越しください』
・・・・・というあなたの想いとともに。
金澤文香プロジェクト設立
手紙を送って、金沢の美意識と感性を、
全国に発信しましょう!
平安時代の香り文化『文香ふみこう』を
現代によみがえらせる石川県民発プロジェクト
≪金澤文香・プロジェクト設立≫金沢を愛する皆さまへ
2015年、北陸新幹線開業の記念の年、
金澤文香(ふみこう)プロジェクトを
石川県在住の女性4人で立ち上げました。文香(ふみこう)とは・・・・・手紙をひらく人の気持ちを想い、
紙に香りをたきしめること。言葉を選び、季節の花や枝を添え、
香りとともに心を届ける。この優艶で美しい日本文化
平安時代から続く風習こそが『文香』です。『金澤文香』とは、
金沢の伝統工芸・水引や、
新アート・金澤コラージュに
稀少なブレンドアロマ『金澤の香り』を添えて、
手紙を送る新習慣。水引は、
水引作家 塚谷 彩子(つかたにあやこ)金澤コラージュは、
コラージュ作家 生田 麻里(いくたまり)金沢の香りは、
香りのスタイリストSaiko(さいこ)石川県にゆかりのある女性が、
一つひとつ心を込めて作る、100% made in 石川。春には『金澤文香・かなざわふみこう』
夏には『能登文香・のとふみこう』
秋冬には『加賀文香・かがふみこう』がリリースされ、1年がかりで完成します。この『金澤文香プロジェクト』を
サポートしてくださる県民の皆さまの集まりが『金澤文香・サポーターズクラブ』サポート方法は『金澤文香』を使って
県外の大切な方へ手紙を送り、
石川県の美意識、感性を、
香りで全国に届けること。詳細のご案内は、今後このサポーターズクラブから
順次発信してゆきます。『文香に興味がある』
『石川県を愛している』
『新しいもの好きのうれしがり』
石川県内、県外問わず、
皆さまのyellをお待ちしております。■ Project Member ■
水引作家・塚谷 彩子
金澤コラージュ作家・生田 麻里
香りのスタイリスト・Saiko
印象美®プロデューサー・小西 敦子