真剣な自分に向き合ってもらえる有り難さ

ここしばらく、

商品に関する申請書2件の作成に、
集中しています。

優秀なコピーライターが書く文章や、
百戦錬磨の経営コンサルタントに
書いてもらう申請書は、
無駄がなく、洗練されていて、
読む側もストレスがないだろう。

でも、商品を作った人間が、
『想い』という名の心の泉から
言葉を深く汲み出し、
絞り出すように書いた文章には、
人を揺さぶる躍動感があると信じたい。

そんな想いでしたためた、
暑苦しい申請書を、
第三者に冷静に添削してもらうなかで、
無駄が省かれ、少しずつ完成されていく。

自分とは無関係の申請書、
この世で最も面白くない読み物を、
隅々まできちんと読んで、

フィードバックできるというのは、
なんという、懐の深い才能だろうか。
真剣な気持ちに寄り添ってもらい、
エールを送られる、有り難さ。

私が受け取ったこの気持ち、
いつか誰かに返さねば。

温かいものを受け取ったら、
もっと温めて、
たくさんのひとに返そう。

そんな気分の夜。