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仮縫いという優しい対話
仮縫いは、お仕立てのプロセスのなかで、
最も優雅なじかんです。仮縫いから、約一ヶ月後に、あなただけの特別な一着がご納品されます。Facebookページのフォローをお願いいたします。最新情報の閲覧やお問い合わせはこちらから↓ -
装いという行動美学
coccinelle.は、テーラーでもある、
紳士服地に熟知した男性デザイナーが、
最適な服地を選択して女性服をつくります。英国エドワード7世によって
1901年からスーツの歴史は始まりました。長い年月、蓄積されてきた
「堅牢」「上質」という素材の知恵は、
2020年進行形の「大量生産・大量消費」の
時代に終わりをつげ、質の高い洋服を必要最低限に所有して、
長く大切に愛用していくエシカルな意識
(行動様式としての美学を重んじる)の
幕開けにふさわしいものです。紳士用生地が固有に持つ、
一歩引いた控え目な美、自然や歴史的建造物に調和する色彩、
素材感、風合い、、、、それらはすべて、
環境を大切にする用の美、
景観の美しさへの配慮でもあります。写真はすべて、chant de coccinelle.制作。
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要素を見極める
coccinelle.は、
要素(最も基本となる情報単位)だけを
抽出する目を大切にしています。猫は、ブランドタグも、値札も、
素材も、商品ストーリーも知らない。でも、必ず上質なものを正確に選んで、
お気に入りの寝床にします。人間はというと、
ブランドネームや、空間演出や、
薦める人の知名度や、価格設定や、
商品写真のトリックなど、様々な周辺情報に惑わされて、
「要素」を見極めることが困難になっている。例えばcoccinelle.のコートに使用している
Super160’s のフランネルは、
日本の老舗生地メーカーが
ニュージーランドの農林水産省にあたる部署と
コラボレーションしてつくったモデルです。coccinelle.は、源流で要素を見出し、
迅速に制作し、実用範囲内の適正価格で、
長く愛用できる装いを提案しています。周辺情報に過剰にコストをかけることを
「無駄」と考える価値観のお客様にこそ
お喜びいただけるよう、
日々、要素を見極める目を研いています。そしてその目は、
人の要素(スペックを取り除いた本質的魅力)を
見極めることにも繋がっていて、猫のような優雅な野生の感覚で、
その人の一番素敵な個性を抽出することを
大切にしています。Facebookページのフォローをお願いいたします!最新情報の閲覧、お問い合わせはこちらから↓ -
しあわせの本質は少女時代に佇む
魚座の新月♓
今日という浄化にふさわしい一日は、
朝から日本酒風呂でポカポカになり、1969年に連載が開始された、
「暮しの手帖」のエッセイ。母が定期講読していたこの連載を、
毎月楽しみにして何度も何度も読み返し、
どれほど、この世界観に憧れたことか。今ならば、白いテーブルクロスを敷いて、
ゆったり朝食をいただく休日も、とっておきのチョコレートにあわせて
紅茶を淹れることも難なく実現できる。#暮しの手帖
#すてきなあなたに
#憧れを生きる歓び
#魚座の新月
#WORDROBE -
素っ気ないくらいが素敵
光沢がよく、しなやかな張りが魅力だから
レースも、色も、ステッチもいらない。
漂白だってしてしまえる気安さが心地いい。⚪ロイヤルオックスフォードの白シャツ
人生初の白シャツ。
なぜなら、今までサイズの合うものに
出会ったことがなかったから。
スッキリとしたカラー。
ボタンを2つ開けると、
肌の面積がちょうどよい景観になる。 -
coccinelle. 私たちの7つのクレド(credo)
1 最高の自己探究のきっかけを創造します。お客様の内なるイマジネーションの活性化を、
自由な対話(ロマンシングダイアログ)を通して行い、
創意工夫と着想から生まれた1着のドレスで、
美しく、豊かで、奔放な自己探究のトリガー
(きっかけ)を創り出すことをわたしたちは
無上の喜びとします。
2 「創り手」の視点で、
常にものごとの本質を見極めます。偏狭な「経済的視点」から見て、都合の良い
価値観や同調圧力に影響されることなく、
常に広い世界からものごとを認識する視点に
わたしたちは価値をおきます。
3 自分も、他人も、自然も、地球も、
いのちあるもの全てを大切にする姿勢を
持っています。生き方、考え方、モノづくりすべてに、
メメントモリ『死を想う』精神性を
貫くことで、「いのちの尊い輝き」に対し、
わたしたちは常に謙虚であり続けます。4 大量生産・大量消費の愚行を犯しません。
装い手の人生哲学を表現するドレスは、
「数多く持つこと」よりも、
深く考えて創り「長く着続けること」で
魅力が高まります。
流行に振り回されない知性、現実的で高度な
合理性をわたしたちは大切にします。
5 美意識に誠実な「最終回答」を
問い続けます。創造やサービスにおいて、プロフィット
(利益)至上主義ではなく、スピリット(精神)から
生まれる美意識に耳を傾け、最善・最良の
最終回答をお客様に提案することを、
わたしたちは第一優先とします。
6 社会におけるノーブル・アクティビスト、
品格ある活動家を目指します。糾弾ではなく、芸術性を武器に、
わたしたちは唄うように愛をこめ、
ものごとを表現していきます。
7 常に愉快かつ朗らかな環境を心がけます。人生に面白みを見つけながら、妥協なく
純度の高い哲学を持ち、
日々愉しいと感じられる大人の余裕を
わたしたちは深く愛します。クレド(Credo)とは「信条」「志」「約束」を意味するラテン語で、企業活動の拠り所となる価値観や行動規範を簡潔に表現した文言Facebookページのフォローをお願いいたします!最新情報の閲覧、お問い合わせはこちらから↓ -
最愛のブラックフォーマルを探す旅
表地、裏地ともに丹後シルクのブラックフォーマル女性はいつもブラックフォーマルを探している。
ちゃんとしたものが欲しいけれど、
理想的なものが見つからない。しかも意外に高価である。
純粋に惹かれない服を買うのは、
気持ちが乗らない。だからいつまでも探し続けている。
ブラックフォーマルほど、長く着る服はなく、
人生で何度も袖を通す服はない。断捨離が日常に定着しているひとの
洋服選びの基準の一つは、『 30回着るだろうか? 』だそうですが、
オールマイティーなブラックフォーマルは、生涯にわたり、30回以上着るだろう。ちゃんとしたブラックフォーマルがほしい。
なぜなら、
大勢がブラックフォーマルで集まったとき、
その差が如実に表れる。黒とは奥深く、ある意味、残酷な色だと、
誰もが潜在的に知っているから。ちゃんとしたブラックフォーマルとはなんだろう?
その条件のひとつは機能的であること。
機能性は美しい所作の基本でもあります。■長く着ても疲れない、緩やかなデザイン
■袖が折れて、お茶出しや水仕事もスムーズ
■着こなしで用途がひろがる美しさと機能性が両立し、
からだにぴったりな印象美なブラックフォーマルは、
日本のセレモニーシーンの景観に必ず貢献するはず。ほんの数ミリ、立ち上がった襟元が、
女性の美しさに最大効果を発揮する。デザインはこのくらい控えめでちょうどいい。
先日、ご納品したお客様のスナップコラージュです↓お仕事を持つ40代の聡明な女性 (Noble Activest)は、長い目で見ると経済的で、日本文化への敬意や、セレモニーシーンの景観にも貢献できる消費活動だと、大変、喜んで下さいました。最新情報の閲覧、お問い合わせはこちらへ↓Facebookページのフォローをお願いいたします✨#TangoNoirProject
#丹後ちりめん
#京都与謝野町
#300年の歴史を誇る絹織物
#オーダーメイド
#宮眞
#WORDROBE
#着物を着ること以外で着物文化を守る挑戦
#印象美
#美しいシーン一つ一つが街をつくる -
Chant de coccinelle.Japon.の車窓から
東京広尾の片隅にある、小さなアトリエがてんとう虫(coccinelle.)たちのお城です。2019年8月神様の不思議な舵取りで、自然にチームとなった、かなり個性豊かな3色のてんとう虫たち。それぞれが時間をかけて研いてきた能力を持ちよって、スタートしたオーダーメイド専門 レディスブランドが、「 Chant de coccinelle.Japon. 」大吉運の社名画数にこだわり、やたらと長くなりましたが(笑)皆さんは「 コクシネル 」と呼んでください。デザイナーは、英国オーダースーツのテーラーであり、服飾思想家の 木場 紳匠郞さん。洋裁師は、オートクチュールメゾンで16年余、ドレスを作り続けてきた、星 芳宏さん。プロデュースは、ことばと印象(イメージ)のコミュニケーションを20余年、専門としているわたし。(印象美プロデューサー小西敦子)本来、こうした身内の場合、対外的な文章などでは敬称なしが一般的ですが、私たちは、お互いを尊敬しあうコミュニケーションを心地よく感じる3人です。また、クライアントを「お客様」と表現することにも、他人行儀な違和感があります。「古くからの友人」や「大切な親戚」のような、温かい親しみと、愛情あふれる敬意を併せ持った、新しい呼び方を、模索している途中です。まぁ、そこらへんから、社会標準にペーシングしないという個性を、のびのびと発動している、自由で、美しいものが大好きな、夢みる大人たちです(笑)さて、私たちが提供しているのは、「 最高の自己探求の機会 」です。夢と冒険にあふれた対話をとおして、あなただけの、世界でたった一枚のドレスを作る経験は、自分史や、美意識や、価値観や、感情といった、目に見えないとても大切なものを、装いという、目に見えるものへと映しだし、「あなたの人生」と「この世界」を、美しく繋ぎます。つまり「 Chant de coccinelle.Japon. 」は、あなたにとっての歓びと、この世界にとっての歓び、双方一体の充実を目指しています。キーワードは「用の美」紳士服地で仕立てる女性服メンズスーツの歴史が紡いできた生地の特長は、上質 且つ 堅牢。紳士たちが、威厳を装いで誇示するために、また、騎士が乗馬するシーンでも、激しい運動量に耐えうる丈夫さが求められたため、紳士服地は、丈夫で仕立て映えするという、実用的な特長があります。しかも、その生地をたっぷりと贅沢に使用することで、服にかかるテンションを最小に抑えて耐久性を高め、優雅なドレープが、重厚で、美しいゆらめきをつくりだします。本当の豊かさとは、所有している洋服の数や、価格では決してなく、考え尽くして選んだ熱量や、何度も袖を通してこそ得られる ‘幸せの記憶’ です。それが結果的に「大量生産 大量消費」という、これまでの経済活動の愚行を手放し、「この世界」と「あなたの人生」双方一体の歓びに繋がると私たちは信じています。「 いい服を着ているね 」と言われたら、それは私たちの敗北。「いつも素敵な人ね」と、自然に伝わることや、あなたをよく知る身近な人が、「純度の高いあなたらしさ」に感動することこそが私たちの勝利です。ウェディングパーティーでは、ドレスが新婦の美しさを際立たせるように。年齢ではなく、内なる成熟が装いで表現され、あなたの存在が空間の質を高めるように。あなたのふるまいが景観の一部となり、小さくて美しいシーンをつくりだすように。オーダーメイドのドレスであろうと、シャツとデニムであろうと、あなたは何一つ変わらない。naturalでsensuousなプレゼンスであるように。「 Chant de coccinelle.Japon. 」の拠点はふたつ。ひとつは、東京の広尾アトリエおいしいお菓子を食べたり、季節のお花を生けたり、美術館での感想を話しあったり、本を読んだり、音楽を聴いたり、その一方で、伝票を真剣に書いたり、愛をこめて、お洋服を仕立てています。もうひとつの拠点は金沢。レストランエンヌさん2階のプライベートルーム、または、ホテルのスイートルームにて、月に一度、Atelier Show を開催しています。お寿司はデフォルト。お客様の営まれる和風オーベルジュにお邪魔したり、夜は主計町にも出没。お客様の、人生を愛する装いづくりをとおして、私たちもまた、人生を慈しみ、愉しむことを信条としています。昨日、渾身のリーフレットが完成しました。一字一句、すべてに意味のあるものをと、連日深夜、3人でチャットミーティングし、寝不足と興奮の間を行き来しながら、売れっ子作家さながら、本気で作りました。たった8面ですが(笑)ブラボー!coccinelle.お付き合いくださったデザイナーさんには、一ミリ単位の修正と、怒濤の校正、、、本当にありがとうございました!この春から本格始動する、「 Chant de coccinelle.Japon. 」なんと、まだホームページもありませんよ。なぜなら、一番大事な「方針づくり」の練度を高める会話が愉しくて、アンドロメダ辺りまで話が広がり、行きつ戻りつ時間がかかってしまい、すぐには作れない、我らてんとう虫の歩み。「 まぁ、いいか🙂 」と、焦りもしない厚かましさも、大人のリソースです。にもかかわらず、たくさんのお客様が、信頼して応援してくださり、とても励まされています。星さんは、この冬、洋裁師人生で一番たくさんのコートを、仕立てられたそうで、毎日、とても幸せそうでした。お洋服を作っている時間は、ずっと「装い手」のことを想い、丁寧に工夫する、夢のような時間なのだそうです。「 Chant de coccinelle.Japon. 」は、あなたにとっての歓びと、この世界にとっての歓び、双方一体の充実を目指しています。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。イベントなどのご案内、お問い合わせは、Facebookページのフォローをお願いいたします✨ -
ハマスホイとデンマーク絵画展
日曜日の夕方、雨、パンデミックへの警戒、、、 .
いろんな条件が重なったからか、
週末とは思えないほど入場者の少ない館内。ハマスホイの描く世界観にふさわしい、
ゆったりとした静かな環境で、
念願の作品たちを鑑賞することができました。白とグレーのグラデーションが描き出す
静謐な美しさを讃える作品たちは、デンマークの人々が今も大切にする価値観
「ヒュッゲ~寛いだ心地よい雰囲気」を
象徴するようでした。時代の美意識がハマスホイの目が捉えた
美しきものたちに大きく近づいている。そんな確信を深めました。
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金澤老舗百年展 ~ いまに生きる老舗
◼️ 物心両面の豊かさとの邂逅 ◼️
金沢老舗百年展、明日16日までなので、
是非金沢の皆様には足を運んでいただきたい。先日の鼎談のなかで、
鈴木大拙館木村館長がおっしゃっていました。
「 時間の経過とともに歴史は生まれるが、
時間の経過だけでは伝統は生まれない。」どんなに小さな規模であっても、
商売を続けるということは、
たゆみない反復と、
時代に問いかけ、変わり続ける熱量が必要で、創業者はゼロから市場を開拓し、
継承者は伝統を守り、革新し続ける。そんな金沢100年企業の誉れ(ほまれ)の舞台裏を
垣間見るような企画展でした。子供の頃から慣れ親しんでいた会社だから、、
というのもありますが、
私は「うつのみや」という本屋さんの
企業を映す言葉が好きでした。
「 知性と情操をお届けする 」高度成長期以前の昭和の時代から、
モノではなく、心の成長や豊かさに
フォーカスしていらしたことを知り、