• 金澤文香プロジェクト設立 


    【 手紙にも、芸術と、文学と、遊びゴコロを 】

    手紙を送って、金沢の美意識と感性を、

    全国に発信しましょう!
     
    平安時代の香り文化『文香ふみこう』を
    現代によみがえらせる石川県民発プロジェクト
    ≪金澤文香・プロジェクト設立≫

    金沢を愛する皆さまへ 

    2015年、北陸新幹線開業の記念の年、
    金澤文香(ふみこう)プロジェクトを
    石川県在住の女性4人で立ち上げました。

    文香(ふみこう)とは・・・・・

    手紙をひらく人の気持ちを想い、

    紙に香りをたきしめること。

    言葉を選び、季節の花や枝を添え、
    香りとともに心を届ける。

    この優艶で美しい日本文化
    平安時代から続く風習こそが『文香』です。

    『金澤文香』とは、
    金沢の伝統工芸・水引や、
    新アート・金澤コラージュに
    稀少なブレンドアロマ『金澤の香り』を添えて、
    手紙を送る新習慣。

    水引は、

    水引作家 塚谷 彩子(つかたにあやこ)

    金澤コラージュは、

    コラージュ作家 生田 麻里(いくたまり)

    金沢の香りは、

    香りのスタイリストSaiko(さいこ)

    石川県にゆかりのある女性が、
    一つひとつ心を込めて作る、

    100% made in  石川。

    春には『金澤文香・かなざわふみこう』
    夏には『能登文香・のとふみこう』
    秋冬には『加賀文香・かがふみこう』がリリースされ、

    1年がかりで完成します。

    この『金澤文香プロジェクト』を
    サポートしてくださる県民の皆さまの集まりが

    『金澤文香・サポーターズクラブ』

    サポート方法は『金澤文香』を使って
    県外の大切な方へ手紙を送り、
    石川県の美意識、感性を、
    香りで全国に届けること。

    詳細のご案内は、今後このサポーターズクラブから
    順次発信してゆきます。

    『文香に興味がある』

    『石川県を愛している』

    『新しいもの好きのうれしがり』

    石川県内、県外問わず、
    皆さまのyellをお待ちしております。

    ■ Project Member ■

    水引作家・塚谷 彩子
    金澤コラージュ作家・生田 麻里
    香りのスタイリスト・Saiko
    印象美®プロデューサー・小西 敦子

  • 客から贈る、お礼の気持ち 


    今日、大好きな料理屋さんにおせち料理を取りに行きました。

    寒い店内でご主人がせっせと鯖寿司を作る年末の光景。

    お釣り用の新札を置いたサイドテーブルには、

    小さな菓子折りや、お年賀のお菓子がいっぱい。

    おせち料理を取りに来たお客さんたちが、

    『 今年も美味しい料理とお節をありがとう 』

    その想いをお店に伝えるために持参した気持ちの数々。

    客側が一年の感謝を形にしてお店に贈る、
    その光景がとても温かく美しいと思った。

    お客様を愛し大事にすれば、
    お客様からも愛され大事にされる。
    すると、もっと愛し大事にしたいと思う。

    その幸せな社会の循環を年末に感じることができて
    本当によかった。

    お店の手伝いをしていた3人のお子さんたちは
    父がお客様から大事にされる姿を
    きっと誇らしい気持ちで見ていただろう。

    若い大きな声で「ありがとございました!」と
    見送られ、とても清々しい気持ちになった。
    来年は私もお礼を込めてお菓子を持参せねば・笑。。。

  • 旧き(ふるき)もの新しく、 新しきもの古(いにしえ)美しく

    実家で老父母と炬燵にはいり、
    他愛もない世間話をし、
    お茶を飲み、お菓子を食べ、うたた寝。

    父は従妹に手紙を書き、
    母は台所で夕げの仕度。

    石油ファンヒーターの音と、
    お鍋で大根が沸々煮える音しか聞こえない。

    古い日本家屋の温かい部屋は、
    まるでシェルターのように、
    現実世界から遮断されている。

    若い頃は苦手だったこの閉塞感が、
    今は平和の安息地に感じる不思議。

    私が生まれる前からここにある階段灯も、
    ふと見上げれば、なんと味わい深いことだろう。

    旧き(ふるき)もの新しく、
    新しきもの古(いにしえ)美しく。


    そんなことばが思いめぐる一日でした。

  • タオルも年末準備

    タオルも年末準備。

    年に2回、タオルを総入替えする。

    今治タオルのメゾンドサンホーキン。
    届いたときは薄っぺらいけれど、
    予洗いすると、ふんわりふっくら膨らみます。

    柔らかく、吸水性があり、
    ワッフル織の縁仕上げが可愛らしく、
    まとめ買いしやすい価格帯。

    もう、何年も前からこればかりになった。

    時々、浮気しながら落ち着いた港(笑)

    まだまだ使えるタオルを総入れ替えするのは、
    お風呂上がりのしあわせな肌触りも
    さることながら、
    お洗濯のストレスをなくすため。

    くたびれたタオルを洗い、
    くたびれたタオルを干していると、
    自分の心もくだびれ、
    生活もくたびれる。

    煩雑にしまいこまれた引き出しからは、
    タオルたちの哀れな自己主張を感じて、
    こちらまで悲しくなる。

    一方、きれいな色の新しいタオルは
    風になびく姿が生き生きと凛々しく、

    乾燥機で回転する姿が躍るように軽やかで、

    引き出しに並ぶ姿には、
    穏やかな調和と融合を感じる。

    なんという美しく平和な光景だろう。

    毎回入れ替え時には、
    その時の気分で2色を選びますが、
    その色選びは自分の感情を反映する。

    今回は、キャメルイエロー×ソリッドグレー

    少し個性的に生きたい気分らしい。

    外食を2回我慢すれば、
    実現する半年のしあわせ。

    しあわせの価値基準は人それぞれ。

    今この瞬間の楽しみもよし、
    ゆっくり味わう楽しみに価値をおくもよし。

    年末準備はその人の価値基準がでやすい。

    『ありのまま』の自分ってなんなのか?

    向き合ってみる時間でもある。

  • 2015ミスユニバース 石川大会

    2015ミスユニバースジャパン
    石川大会が閉幕しました。

    美しいファイナリスト5名は、
    緊張やプレッシャーを乗り越え、
    輝く笑顔で自分を表現してくれました。

    司会席の私は、母心で何度も
    うるっときちゃいました。

    彼女たちの挑戦を温かく見守り、
    成長させてくださった、
    協賛各社の皆様、審査員の皆様、
    観覧席の皆様、ありがとうございました!

    今年のグランプリは東出亜以さん

    金沢市長坂っ子の彼女は現在メキシコで
    通訳やコンサルタントなどの仕事に
    就いているバイリンガル。

    英語、日本語、スペイン語でのスピーチや、
    ウォーキングパフォーマンスも素敵でした!

    これから一年、石川県代表として活躍します。

    みなさま、応援をよろしくお願いいたします!

    ファイナリスト5名
    ウォーキングトレーナー山本敬子先生
    スピーチトレーナー小西敦子
    終了後の記念撮影です。

  • 紅型~びんがたを探して

    チャンプルーの國は、伝統文化もまた
    友好的で、混沌と新しさを育む。

    読谷村の工房で、

    琉球ガラスや、やむちん焼、

    伝統工芸館で、
    人間国宝の紅型の着物や首里織、
    琉球漆器などを見学。
    どんなものも「真に良きもの」に至れば、
    そこには無類の美しさが宿る。

    紅型(びんがた)の着物と言えば、
    去年の今ごろ、こんな思い出があります。

    しいのき迎賓館のポールボキューズでの
    結婚式に参列されていた着物姿の女性が
    私の目には、一際輝いて見えた。

    年の頃は30代、黒髪のショートボブ。

    金沢城の紅葉を一望する、
    大きな一面ガラスのテラス、

    黄色と赤を基調とした
    シックでモダンな総柄の着物が
    金沢の晩秋の景色と一体となり、

    これまで見たこともない
    新鮮な存在感を放っていたのです。

    加賀友禅が、金沢の自然に寄り添う、
    風のように優雅な美しさだとしたら、


    その着物は、金沢の自然を抱きしめる、
    大地のように悠々とした美しさだった

    門外漢の私はその参列者の女性に
    「この着物はどちらのものなんですか?」
    と、伺ったら、

    「これは沖縄の紅型・びんがたです」
    と、その人は仰った。

    晩秋のない國で生まれ育った着物が
    こんなにも紅葉に映えるということ。

    青空と真紅のデイゴの咲く亜熱帯の
    明るく鮮やかなイメージの紅型に、
    こんなにも落ち着いた、
    胸打つ不思議な魅力があるなんて。

    装う人とのマッチングも然り。

    無意味に華美に流れず、
    景観の一部として、
    真の存在感を放つその人から
    私は目が離せず、
    好奇心が抑えられなかった。

    その好奇心は1年後も続いていて、
    今日は紅型との心踊る再会を探す1日でした。

    残念ながら、今日はあの日の感嘆には
    出会えなかったけれど、


    いつの日か紅型の着物で
    晩秋の金沢を歩きたいという楽しい夢は
    これからもずっと続く。

  • 声は大切なコミュニケーションツール


    声は大切なコミュニケーションツール。
    自己満足ではなく、相手が聴きやすく、
    心地よいと感じてもらうための声を鍛える


    音声言語指導の先生と、
    声に対するお互いの価値観を話し合うなかで、
    とても共感した言葉です。

    もちろん、トレーニングをすれば
    誰もが声優のような特別な声になれる

    ・・・というわけではないけれど、

    持って生まれた、自分の声という財産を、
    味わいのある域まで研くこと。

    それならば誰にでもできるはず。

    その先生の声は聴いているだけで
    心までがとても癒される。

    安定感のある鍛えられた声。

    聴覚は、視覚とは違い、
    眠っている間も働き続け、
    脳に情報を送っている敏感な感覚。

    楽器の調べや、自然界の音色と同じように
    人間の声もまた、人の心を
    癒すことができることを改めて実感。

    そんな声に少しでも近づきたいから、
    一歩一歩、諦めることなく歩んでいこう。

  • 旅人が惹かれるもの

    地中海料理の人気店でランチ。


    東京の素敵なレストランにいくと、
    都会的なお洒落な客もまた、
    店の景観の一部であり、
    インテリア同様、雰囲気を左右する
    大きな要素だと思う。

    金沢で同じ店があったとして、
    同じ雰囲気が作れるかと言えば
    決してそうではなく、

    その街の住民が、
    店の景観の一部として
    良い存在感を放てる背景創りも、
    店づくり、街づくりのポイント。


    イタリア料理の日本人シェフが、

    『イタリア料理は、
    その土地で採れた素材を使い、
    その土地のひとのために作る料理』

    と、今朝のテレビで言っていて、
    日本人が日本でしか作れないイタリアン、
    聖護院カブの和風のカルボナーラを
    作っていた。

    旅人が心ひかれるのは、
    大衆に迎合した全国区のものではなく、
    その土地で、その土地のひとが集い、
    それが画になる視覚的刺激や、
    その土地でしか体感できないものなんだろう。

  • プロフィール写真は、美しさより、意図が大事

    仕事用のプロフィール写真は
    『宣材写真』とも言います。

    つまり宣伝材料となる写真。


    仕事で使用する以上、
    きれいに見せることが目的ではなく、

    求めるお客様の目に確実に留まり、
    仕事を増やすことが目的。

    SNSが当たり前の世の中、
    第一印象以前に、
    ホームページやblogのプロフィール写真から、

    『第ゼロ印象』は始まっています。

    だから意図をもって撮影しなくてはならない。

    どんなイメージを強調したいのか。
    誰の目に留まりたいのか。
    どんな仕事がしたいのか。

    もちろん、リアルで会う前提ならば、
    実物と写真のギャップは、
    人物そのものの不誠実感、
    マイナスイメージを形成するから、

    過度な修正や昔の写真の長期使用は要注意です。

    今日は来年用のプロフィール写真の撮影でした。

    意図をもって撮影に臨み、
    最終的に選んだ写真は、
    カメラマン、ヘアメイク、私、
    三者の意見が一致した渾身の一枚。

    意図した通りの一年が送れますように。。

  • 一番に開封したくなるメールの書き方


    社内研修を担当させていただいた企業に、
    お礼メールをお送りしたところ、
    今日、こんな返信を頂き、とても嬉しかった。

    本日、午前に頂きましたメールの文章が
    とてもステキで感動しました。
    あのような文面のメールは
    今まで頂いたことがないので、
    とっても印象に残りました。
    ありがとうございます。

    メールのやり取りはこの時代、
    だれもが日常的に行っていること。

    一日に何十通と届くメールを処理するのは
    ときには苦痛や疲労を伴うものですが、

    そのなかで、差出名を見たら、
    一番に開封したくなるメールを送るにはどうすればよいのか。

    わたしが普段、意識していることは3つだけ。

    ①色や香りをイメージさせる言葉


    ②感情を乗せた言葉

    ③相手の立場を思いやる言葉

    ①色や香りとは、

    街路樹の紅葉や桜、青空、夕焼け、
    花の香りなど、五感の情緒を
    刺激する言葉。

    ②感情とは、

    嬉しかった、楽しかった、感動した
    など、自分が感じたことを伝える言葉
    『心から感謝申し上げます』といった
    定型文ではない、素直で本心の感情

    ③相手の立場を思いやる言葉とは、

    お風邪めされませんように、
    お大事に、お疲れが出ませんように、
    など、その人の今の状態を理解し
    寄り添う言葉。

    どれも簡単なことだけど、
    オフィシャルなメールばかりの環境にいるひとは、

    楽しみにしてくださったり、

    ご自身の日常やプライベートを
    少しメールに添えてくださるようになったりと、
    お互いの気持ちが一歩近づく感じがします。

    失礼ではない範囲で、
    長々としない範囲で、
    ほんの少しだけ心を届ける。

    メールというツールは忙しいときには
    ビジネスライクになりがちだからこそ。

    以前、映像を専門とする男性から
    頂いたメールが私のお手本です。

    メールを開いた瞬間、
    心地よいフォントや
    絶妙な行間、漢字の美しさ、

    目に飛び込んできたのは、
    『しあわせなお知らせという絵』

    読む前から心地よい余韻を与える

    そんなメールを送れるようになりたいと、
    日常の気ぜわしさに
    押しつぶされそうなとき、
    ふと、思い出すのです。