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  • 2018.06.23

    秘密の色彩を持つということ 


    旅先でメイクポーチを忘れたことに気付き、
    大慌てで購入した口紅。

    手元で眺めていて気づいたのは、
    どこにも品番が書いてないということ。

    よくよく考えてみるとこの口紅は、
    カートリッジとケースが別になっていて、
    外側からは品番がわからないのです。

    そして、外から品番がわからないというのは、
    なんだかとても素敵だと思った。

    口紅は、身につけるひとと、
    色の似合わせが美しさを創りだします。

    そして、品番がわからないというのは、
    秘密の色彩を持つようなもの。

    香りも同じく、
    纏う人と、fragranceのマッチングが
    唯一無二の魅力を創りだすものだから

    香水の銘柄は伏せておくほうが
    女性の場合、エレガントであるように思う。

    陰影礼賛は、人の奥行ある魅力にも存在する。

  • 2018.06.20

    『Dinner is just for private』

    『 Dinner is just for private 』

    夕食を仕事の延長にしない。
    夕食を仕事に使わない。

    仕事をしていると、
    『お礼に食事でも』とか、
    『打ち合わせを兼ねて食事でも』
    というシチュエーションに出会います。

    もちろん、個人としての気持ちで
    お互いに楽しいなら何の問題もない。

    仕事を通して出会い、
    仲間や友人になる場合もある。

    でも中には、
    相手も、自分も、とても気を遣いあう、
    そんなdinnerもあり、

    双方にとって大切な時間を消耗するのが
    もったいないな。

    お食事に遣っていただくお金も
    申し訳ないな。

    と、感じることが時々ある。

    『 Dinner is just for private 』
    という価値基準で私は生きる。

    と、決めてしまえば、
    人生の時間はもっと大事に使える。
    この言葉に出会い、
    5年間、実践して思うのは、
    世間の皆さまは、あっさりと想いを理解し、
    受けいれてくれるということ。
    WORKもLIFEもシームレスに充実し、
    いつだって機嫌よく暮らしていたい。
    それは決して自分勝手なワガママではなく、
    内なる充実は外に反映し、
    周囲にもよき影響を与えるもの。

  • 2018.06.17

    プレリュードのある贅沢


    行きたい場所にすぐ行けたり、
    欲しいものがすぐ買えるという贅沢も
    素敵だけれど、

    とっておきのご褒美として、
    自分に許可するタイミングを待ちわびたり、
    指折り数えながら、その日をイメージしたり、

    おしゃれの準備をする時間があるほうが、
    贅沢さを長く愉しめるもの。

    『 プレリュードのある贅沢が好きなの 』

    そんな会話を、素敵な女性と交わしたら、
    すぐにそのタイミングがやってきて、
    泊まってみたかったホテルを予約しました。

    ゆったりした時間と、非日常の景色、
    目にも幸せな朝食、、、
    そんなプレリュードを、
    イメージの世界で聴きながら、
    当日までの間(まあい)を
    愉しむことにいたしましょう。

    豊かさの見立ては、いつだって自分次第。

  • 2018.06.12

    有限の時間を、無限のように振る舞う優雅さ

    前職はアナウンス業で、いつも時間に縛られていた。
    生放送も、ナレーションも、秒単位。
    『 時間内に納める 』
    という美学に支配されて生きていたため、
    腕時計が必須でした。
    ある日、旅先で最愛の腕時計を失くすという
    残念なトラブルに遭い、
    急に、腕時計なしの生活が始まったときに、
    はたと、気づいてしまった。
    私は、なんて頻繁に腕時計を見ていたのだろうか。
    ということ。
    手元を見る、しかし時計がない。
    そんな、違和感を経験して初めて知った所作の悪癖。
    目の前のひとから、時計を見る仕草をされて、
    嬉しいひとはいない。
    退屈なのか、
    落ち着かないのか、
    忙しいとアピールしたいのか、
    これまでの私の人生、
    きっと無神経に、
    目の前のひとを落胆させていたのだろう。
    それ以来、ずっと腕時計はしていない。
    失くした時計以上に好きになれるものに、
    出会えなかったのも理由のひとつ。
    『人生は有限』『時は金なり』
    時間は貴重な命であることは重々理解しつつ、
    有限の時間を、
    まるで無限かのように振る舞う優雅さが
    自分のスタイルであってもいい。
    と、思うようになりました。
    もちろん、うっとりするほど大好きな時計と、
    日々、何度も目線を合わせる喜びはよくわかるし、
    人生の時を刻む時計が、
    セルフイメージそのものであることも、
    深く理解できる。
    特に、スーツを着たときに腕時計がないと、
    間が抜けたような感じがして、
    いつしか私のクローゼットは、
    ワンピース中心のワードローブになりました。
    なによりも、
    目の前のひとと、竜宮城のような時をすごし、
    時計にセルフイメージを委ねない。
    そんな生き方が、とても心地好くなり、
    ようやく、旅先で別れた彼女へのせつない思慕が、
    ノスタルジックな思い出に変わった気がします。

  • 2018.06.10

    水無月~ 印象美な大人の表現力教室

    6月の印象美な大人の表現力教室。
    時節柄、気温、湿度ともにが高くなってきたので、
    日曜日は、ノースリーブのリトルブラックドレス。

    ニュートラルに、心地好い時間を過ごしたい。
    と、望むならば、
    まず、身なりを整えることは、
    自分と他人へのおもてなし。
    着飾るのではなく、整える。
    余計なことはしないのが、肝心。
    余計な情報がない空間。
    音楽も家具のごとく、背景となり、印象をつくる。
    今月の装花に選んだのは『ティナチュール』
    クラシックなピンクの薔薇。
    フランス語で『ストレートティー』の意。
    花言葉は『希望あり』
    『希望』ではなく『希望あり』
    至って前向きな花言葉。
    旧き(ふるき)よき淑やかさ(しとやかさ)を装いながら、
    音感には、凛々しい明るさがあります。
    参加者の皆さまが選ばれた、今月の書籍たち。
    選んだ背景や、ストーリーの伝え方、捉え方、
    響いたフレーズ、そこから感じたこと。
    表現の仕方は、人それぞれですが、
    共通しているのは、
    『自分の一部』を分かち合うという経験。
    グループ内で多数に話す前に、
    まずは、一対一で語り合う時間があります。
    『自分の一部』を他者に手渡し、
    共感してもらうことで自信が生まれたり、
    感情が整理されて、大切なことが見えてくる。
    いつも、つい、話が弾みすぎて、
    あわや、時間が足りなくなってしまいます。
    レストランエンヌ特製のショコラタルト。
    西山シェフ渾身のデザートは、毎月のお愉しみ。
    お代わりの紅茶は、
    スタイリッシュな南部鉄瓶で。
    感動を語ることは、歓びが静かに伝播すること。
    誰かから、なにかを教わるわけではなく、
    自らが、感動の泉を汲みにいき、
    自由に、自分のなかに納めていく時間です。
    今月も、心の逍遙(しょうよう)を、
    ありがとうございました。

  • 2018.06.09

    ピープルデザインで、 意識をクリエイティブに壊していく

    『 超福祉 』を目指して活動なさっている、

    ピープルデザイン研究所 代表理事 須藤シンジさんの
    講演会(UDIシンポジウム2018)に行ってきました。
    須藤さんの印象を一言で表現すると、
    『なぜ、私は生まれてきたのか』という、
    人間にとっての究極の問いの答えを見つけて、
    その実現ために、命の時間を注いでいる人。

    ファッションやデザイン、エンターテイメントや
    スポーツといったコンテンツを手段に、
    福祉事業を、モノづくり、コトづくり、
    マチづくり、シゴトづくりにまで
    有機的に機能させ、福祉の常識を覆していく。
    その目的は、マイノリティもマジョリティも
    すべての人が混じりあう社会の実現。
    須藤さんの前職は大手流通企業のサラリーマン。
    ご次男が脳性麻痺で出生したことを機に、
    障害児の親として、現行の福祉の世界における
    当事者となりました。
    そこから引き起こされた、さまざまな感情が、
    2000年に独立し、独自の能動的な活動を、
    し続けてこられた原点。

    「意識をデザインする仕事」というタイトルの著者。
    障害者も健常者が共に履けるカッコいい靴づくりや、
    視覚障害者と一緒に観れる映画づくり、
    世界のトップクリエイターや、行政、企業と連携し、
    『ピープルデザイン』という、新しい価値を
    全力でつくりだしてきた須藤さんの、
    人生の軌跡が記されています。
    須藤さんの、ことばが迸る(ほとばしる)
    情熱的な話し方を聴いていて感じたのは、
    『 須藤さんという人は、この20年間、
    自分の想いを理解してもらうために、
    どれほどの言葉を、どれほどの熱量で、
    どれほど大勢の人たちに、
    伝え続けてきたのだろう 』
    そのなかで、何度も何度も言葉を練りあげ、
    アプローチを工夫し、練度を高め、
    自らの意識すらもクリエイティブに、
    壊し続けてこられたのではないだろうか。
    誠に僭越ながら、
    もし須藤さんと私に共通点があるならば、
    『シビックプライド civic pride』
    という言葉に集約されているように思います。
    『シビックプライド』を高め、
    そこから生まれるものを、living tomorrowの
    都市の価値にしていきたいと、改めて、深く、強く、
    感じることができた一日でした。
    ~~~~~~~~ 著者より抜粋 ~~~~~~~
    『シビックプライド』とは、
    都市やマチに対する誇りや愛情のことだが、
    いわゆる『郷土愛』と少しニュアンスが違うのは、
    ただ単に自分の故郷が好きというだけでなく、
    自分自身がそのマチを構成する一員であると自覚し、
    マチをよりよい場所にするための取り組みに
    積極的に関わろうという、
    当事者意識をともなう点にある。
    また、生まれ育った人だけではなく、
    そのマチを気に入り、
    そこに集う様々な人が対象となる。
    住む人、働く人、学び人、遊ぶ人、
    どんなかたちであれ、かかわる人が
    マチに誇りと当事者意識を持つ、
    それが、シビックプライドである。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    シンポジウムを主催してくださいました、
    ユニバーサルデザインいしかわの皆様、
    素晴らしい機会をありがとうございました。
    2018年6月9日開催
    ピープルデザインで拓く、新たな市場と価値創造
    -社会背景と時代のニーズを捉えた企業戦略とは-

    ■講師| 須藤シンジ 氏
    有限会社ネクスタイドエボリューション 代表取締役社長
    NPO法人ピープルデザイン研究所 代表理事

  • 2018.06.04

    あなたはどんな役柄にキャスティングされたいのか。

    人生はドラマにたとえられますが、
    私たちは自分の人生の主人公である一方で、
    他人のドラマの出演者でもあります。

    今も、関わっている人達の数だけ、
    様々な役柄を担っている存在。

    キーマンともいえる重要な役割を担うことも、
    ヒール役として反面教師になることも、

    一生忘れられない初恋の人になることも、
    二度と会いたくない親友になることも、

    ただの通行人になることも、
    素晴らしきご縁を結ぶ仲人になることも、

    自分が、どう相手の人生に関わりたいと願うかで、
    結果に与える影響は大きく変わる。

    私は、私と関わってくださる大切な人達の
    素晴らしき人生ドラマの中で、

    『肯定的な変化のきっかけ』をもたらす役柄に
    キャスティングしてもらいたいと願い、
    日々、生きている。

    気品のあるバラ『ジュリア』の花言葉は
    『努力する人』

    蕾から、花芯がひらき、朽ち果てるまで、

    すべてのプロセスが優雅なこのバラのように、
    たおやかな情熱をもって『努力する人』の、
    気高き人生に関われる、その配役に感謝し、
    新しい役柄を精一杯、演じ切ろう。
    ジュリアのごとく。

  • 2018.06.02

    ことばによる薫陶(くんとう) ~ ジャック・ニクラウス/プロゴルファー

    ゴルフで役に立つのは、

    『良い人柄』と『良いスイング』
    のみである。
    ~ ジャック・ニクラウス
    それは、ゴルフのみならず、
    すべてに共通する真理。
    磨かれた人間力と、
    積み重ねた経験から紡がれる技術。
    それを求めて、人は努力し、
    足りないことを知らしめられて、
    嘆くのでしょう。
    その欠乏を埋めるためには、
    『行動』が大切であることは、
    誰もがわかっている。
    では、なぜ『行動』が大切なのか。
    『行動』するなかで、様々な出会いがあり、
    ある日、衝動に突き動かされるように、
    何がなんでもやりたいこと、
    無償でも構わないと思えること、
    情熱が止まらないことに導かれる。
    衝動は、無垢であるから、
    その想いの純度とエネルギーに惹かれて、
    ひとが集まり、更なる展開へと加速する。
    そのなかで、愉しさと苦悩に揉まれながら、
    『良い人柄』や『良い技術』が磨かれていくことを
    人は成長と呼ぶのかもしれない。
    『運命の衝動』と出会うために、
    また、それを実現するために、
    わたしたちは、今日も『行動』する。
    ジャック・ニクラウスは、
    人生最後にプレイするなら『ペブルビーチ』と、
    語りました。
    美しく難解な、夢のゴルフコース。

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