• “音” に喜びの基準がある


    「運を掴む」という、
    がむしゃら感溢れる直球タイトルの一冊。
    断じてタイトル買いではありません(笑)


    創業26年にして、
    アメリカ、ドイツの会社を抜き、
    ギター製造世界一のメーカー地位を確立した、
    「フジゲン株式会社」の創業者のひとり、
    横内祐一郎氏の著書。

    全ての楽器の調律のもととなる
    440ヘルツの波長の声で、
    全社員が電話に出るように
    チューニングしていると聞き、
    非常に興味を持ち、手にした一冊。

    世界基準となっている440ヘルツは、
    人間にとって非常に心地よい音であり、
    2000年前から存在していた世界中の楽器は全て、

    自然と440ヘルツにあわせられていたという。

    地球上全ての人が
    国境を越えて心地よく感じる、
    平和で明るく幸せな音が440ヘルツ。

    人種や文化や観念を越えて、
    音に喜びの基準がある。

    しかも、それを電話の声に反映させる。

    という発想は、私の理想でもあるので、
    理論で証明された感があり、
    とても感激した。

    横内祐一郎氏は、
    教師から農業従事者になり、畜産を経験し、
    バイオリン製造業から、ギター製造への転身。

    あきらめない非凡への挑戦や、
    人間中心の経営。

    胸をすく、力がみなぎるストーリーでした。

    横内氏の恩師・清水先生の言葉

    「 ひとつのことを心を込めてやりなさい。
    その延長線上に何百というものがつながっている」

  • 2015ミスユニバース 石川大会

    2015ミスユニバースジャパン
    石川大会が閉幕しました。

    美しいファイナリスト5名は、
    緊張やプレッシャーを乗り越え、
    輝く笑顔で自分を表現してくれました。

    司会席の私は、母心で何度も
    うるっときちゃいました。

    彼女たちの挑戦を温かく見守り、
    成長させてくださった、
    協賛各社の皆様、審査員の皆様、
    観覧席の皆様、ありがとうございました!

    今年のグランプリは東出亜以さん

    金沢市長坂っ子の彼女は現在メキシコで
    通訳やコンサルタントなどの仕事に
    就いているバイリンガル。

    英語、日本語、スペイン語でのスピーチや、
    ウォーキングパフォーマンスも素敵でした!

    これから一年、石川県代表として活躍します。

    みなさま、応援をよろしくお願いいたします!

    ファイナリスト5名
    ウォーキングトレーナー山本敬子先生
    スピーチトレーナー小西敦子
    終了後の記念撮影です。

  • 声は大切なコミュニケーションツール


    声は大切なコミュニケーションツール。
    自己満足ではなく、相手が聴きやすく、
    心地よいと感じてもらうための声を鍛える


    音声言語指導の先生と、
    声に対するお互いの価値観を話し合うなかで、
    とても共感した言葉です。

    もちろん、トレーニングをすれば
    誰もが声優のような特別な声になれる

    ・・・というわけではないけれど、

    持って生まれた、自分の声という財産を、
    味わいのある域まで研くこと。

    それならば誰にでもできるはず。

    その先生の声は聴いているだけで
    心までがとても癒される。

    安定感のある鍛えられた声。

    聴覚は、視覚とは違い、
    眠っている間も働き続け、
    脳に情報を送っている敏感な感覚。

    楽器の調べや、自然界の音色と同じように
    人間の声もまた、人の心を
    癒すことができることを改めて実感。

    そんな声に少しでも近づきたいから、
    一歩一歩、諦めることなく歩んでいこう。

  • プロフィール写真は、美しさより、意図が大事

    仕事用のプロフィール写真は
    『宣材写真』とも言います。

    つまり宣伝材料となる写真。


    仕事で使用する以上、
    きれいに見せることが目的ではなく、

    求めるお客様の目に確実に留まり、
    仕事を増やすことが目的。

    SNSが当たり前の世の中、
    第一印象以前に、
    ホームページやblogのプロフィール写真から、

    『第ゼロ印象』は始まっています。

    だから意図をもって撮影しなくてはならない。

    どんなイメージを強調したいのか。
    誰の目に留まりたいのか。
    どんな仕事がしたいのか。

    もちろん、リアルで会う前提ならば、
    実物と写真のギャップは、
    人物そのものの不誠実感、
    マイナスイメージを形成するから、

    過度な修正や昔の写真の長期使用は要注意です。

    今日は来年用のプロフィール写真の撮影でした。

    意図をもって撮影に臨み、
    最終的に選んだ写真は、
    カメラマン、ヘアメイク、私、
    三者の意見が一致した渾身の一枚。

    意図した通りの一年が送れますように。。

  • お詫びの6段活用


    1月3日の今日、お正月営業のジムへ
    ホットヨガをしに行きました。
    そこで出会った、よくある光景。

    年末年始、なまった体に喝を入れるため
    多くの人がレッスン開始30分前から
    スタジオ前で順番待ち。

    ようやく入ったスタジオの中が、
    こともあろうに、寒かった。

    本来、ホットヨガのスタジオは、
    低温スチームサウナのような環境のはず。

    なのに、室温が低く、湿度があるため
    ジムスペースより体感温度が低い状態。

    寒いーーーっ!!
    せっかくホットヨガをしに来たのに、
    これじゃあ、汗かけないよ。。。と、
    参加者がざわめく中、

    若く可愛い女性インストラクターは、

    「今日は温度が低くて申し訳ありません!
    汗をかきやすくするために、強度を上げて
    立位の姿勢を多くとり入れていきます。

    ホットヨガではできない呼吸も
    取り入れていきますね」

    と、お詫びを言って、レッスン・スタート。

    しかし、なんだか心がモヤモヤする参加者たち。

    なぜなら、お詫びに必要な6項目のうち、
    彼女の言葉には2項目しか入っていなかった。

    つまり、参加者が知りたい情報がうやむやで
    お互いの心が繋がらないまま、
    レッスンがスタートしてしまったのです。

    お詫びには6段活用があり、その順番も大事。
    たとえば、今回の例で言うと、

    ①相手理解
    ⇒お正月休みの大切な時間を割いて頂いたのに
    期待を裏切った。

    ②罪の意識
    ⇒あなたのがっかりした気持ちを想うと、
    とても申し訳ない。

    ③謝 罪 ⇒本当にごめんなさい。

    ④償 い 
    ⇒今日はいつもと違う呼吸やポーズを取り入れます

    ⑤原因究明
    ⇒実は、今朝ボイラーの調子が悪くなった(仮定)

    ⑥今後の対策
    ⇒早急に修理して、以後このようなことのないように
    対処します(仮定)

    ここまでの言葉があれば、
    参加者のなかに納得感が生まれて、
    レッスン後に寄せられるクレームは グッと減るはず。

    ところが今日は残念ながら、
    ③謝罪 ④償い   だけだった。

    インストラクターが悪くないことはみんなわかっている。

    ただ、納得感が欲しかっただけ。

    こんなシーンは、私たちの生活の中で
    日常的に起こっています。

    憤っている客が求めるのは、


    ①自分の気持ちを理解してほしい

    ②問題を解決してほしい

    であるのに、受け手側はつい、

    ①相手理解・・・をぬかして、

    ②問題解決・・・だけを与えようとする。

    憤っている側は理解されていないと思いこみ、
    イライラしてしまう。 

    相手の知りたい情報が洩れていたり、
    伝える順番が変わるだけでも
    意味が変わる。 伝わり方が変わる。

    相手を「うるさい客」と思わず、
    「納得したい客」なのだと思うことが
    とても大切で、一番必要な心構え。

    意図的なクレームではないお相手まで、
    十把一絡げで “クレーマー“ と呼ぶ時点で、
    もはや伝わらない前提が完成しています。

  • 人は見た目から始まり、中身で勝負 

    興味深い動画を見つけました。


    もしホームレスがビジネスマンに変身したら、

    あなたの見る目は変わりますか

    【人は、見た目ではなく、中身で勝負】

    と、よく言いますが、正確には

    【人は、見た目から始まり、中身で勝負】

    年賀状を書くために、
    今年会ったひとの名刺を整理する中で

    一回だけしか会ってない人は、
    全体の何割いるでしょうか?

    数えてみると、思いのほか、
    大勢いることでしょう。

    「初めて会ったときは怖い印象だったけど
    付き合ってみるとすごく優しいひとだった」

    というギャップも素敵ですが、
    一回だけしか会ってない人は
    「怖いひと」という印象のままかもしれない。

    もし最初から「やさしい人」という内面が
    外見に反映されていたら、
    ビジネスチャンスは もっと広がったかもしれません。

    第一印象を見つめなおしてみよう。

    外見は、自分のマインドや立ち居振る舞い
    口調まで変えてしまう力があるのです。

  • ペットボトルで第一印象が決まる

    おとな美女のクラスで用意している、
    ミネラルウォーター。

    330mlのこぶりなボトルは、
    本体の見た目めはもちろん、
    持つ手を優雅に見せてくれ、
    女性が直に口をつけて飲む姿も
    500mlよりも圧倒的にきれいに、

    品よく見えます。
    何よりも、このペットボトルから
    お客様との会話が始まります

    『どこに売っているの?』
    『それ、何か効果があるの?』

    『味は違うの?』
    『やっぱり高いの?』など(笑)

    時にはビジネスチャンスを感じて

    『そのボトル、参考までにもらって良い?』
    と、おっしゃる方も。

    第一印象の形成は、
    本人の見た目だけではありません。

    周囲は、その人の持ち物等から
    その人の価値観を見定め、
    魅力の奥行きを推し量ります。

    その奥行き形成の際、
    値段の分かりやすい、
    ブランド物の装飾品では
    実はマイナスになりやすいのです。

    『それなぁに?』

    目の前のかたに興味をもってもらう仕掛け。
    会話が弾み、相手の価値観を知るきっかけ。
    それもまた、おとな美女の魅せ方の一つといえます。

  • 成長を振り返る基準点

    昔、読んだ本や、観た映画を
    大人になって見直すと、
    当時は気づかなかった、
    いろんな発見があり、

    意外と自分は成長しているんだな。
    と、しみじみ思うもの。


    それは作品からの
    時間差のメッセージでもある。

    「 あなたの話はなぜ通じないのか 」は、
    私が最初に読んだ、コミュニケーション本。

    コミュニケーションの〝コ〟の字も知らずに、
    名古屋の講習会に出向いた日、
    電車の中で読んだことを
    今でも鮮明に覚えている。

    その時はサラーッと読み過ごしたけれど、
    今、読み返すと、
    著者の本気で伝えたい気持ちが感じられ、
    泣く内容ではないけれど、胸がつまる。

    それは私が、

    「伝えること」を伝える立場になり、
    その難しさに、なんとも言いようのない
    もどかしさを感じているからかもしれない。

    ≪ 通じるものには根拠がある ≫

    ~ ズーニーさんの結びの言葉 ~

    あなた中にある想い、私はそれが知りたい。
    それは、だれが何と言おうと、

    ほかの人にはない、かけがえのないものだ。
    時間がかかっても、
    あなたはそれを育て、表現方法を磨き、
    いつか、広く深く、
    人々に通じさせていくと信じている。

    あなたには、自分を偽らず、
    自分の想いで人と通じ合う力がある。
    今から未来にどうしたいか、

    しっかりと意思を抱き、
    自分の想いで関われる世界を
    切り開いていってほしい。
    なんだか時を経て、
    今の自分に送られたメッセージのような気がした。

    基準点というのは、
    勇気をもって前に踏み出した
    愛しい自分の第一歩なのですね。

  • 買わせてほしいと言わせる販売技術

    昨日、東京のデパートで
    リップグロスを買おうと入店したところ
    接客してくれたのは30代前半くらいの
    男性だった。

    エクザイルを上品にした風貌の・笑、
    どんな年齢層の女性にも好まれる外見。

    さすが東京!と思ったのだけど・笑、
    彼のメイク技術と接客は、
    外見以上に素晴らしかった。

    ◎肯定に肯定を重ねる会話術。

    「 大きな瞳が一層はっきりとして
    さらに印象的になります 」

    など、今もっているものを肯定し、
    これを使うことで
    さらに上の肯定ラインにあがります。
    ということを全会話を通して徹底。

    ◎視覚・聴覚・言葉で説得

    なぜそうなるのかを、
    実際に鏡の前で見せながら説明。

    言われたとおりになることを
    視覚で確認すると、
    客は強い納得感を得ることができる。

    ◎主観的ではなく客観的な伝え方

    きれいとか、かわいいとかいう、
    主観的な形容詞ではなく、

    物理的にどのように変化し、
    どんな印象を第三者に与えることが
    出来るのか?

    を、客観的に伝えてくれるので、
    受け取る側は素直になる。

    一方で、女性はそういう場において、
    褒められることに慣れているため、
    言われすぎれば面倒になるくせに
    言われなければ、さみしくなる・笑

    その心理を活かして、
    たまーに自分自身に確認するように
    「うん、きれいですね」
    と、独り言のような、ぼそっとした
    主観を入れてくる。

    そうすることで、
    いかにも本音のような印象を
    相手に与えることが出来る

    ◎質問は小さい範囲をフォーカス

    「ちなみに目元にお悩みはありますか?」
    と質問し、悩みを引き出す。

    ここで、目元と限定することで
    悩みがスーッと引き出せる。
    人は、
    『メイクにお悩みはありますか?』など、
    範囲の広い拡大質問を投げかけられると
    混乱するけれど、小さな範囲の質問には
    すぐに答えられるもの。

    そして本人の悩みを解消すべく、
    最初の手順に戻り、
    視覚・聴覚・言葉で説得していく。

    ◎売り込みはしない、訊くだけで焦らす

    「リップは洋服で選びがちですが
    チークとの相性が一番大事」
    と説明しながら、
    チークの売り込みはしない。

    すると、こちらは痺れをきらして、
    「では、この口紅とあうチークは??」
    と、逆質問してしまう。

    焦らすのが巧い。

    結局、リップだけ買うつもりだったのに
    8点お買い上げしてしまった私。

    でもそれ以上のことを
    学ばせてもらいました。

    相手の心を引き込むスキルを
    研究して、実践して、

    身に着けている方から
    とても気持ちよく、
    すてきなお買い物ができました。

    あなたから買いたい!というのは
    そういう小さな技術の積み重ねですね。

  • お客さまからの贈り物

    今日の主賓は画業50年のえらい先生でした。

    「 今日はどうもありがとう 」
    と、おっしゃって、
    ナプキンに書いた言葉を
    そっと司会席にお持ちくださった。

    一歩 一歩を着実に
    小さな心づかいを行い
    その積み重ねが尊い

    うれしい言葉の贈り物。

    今日もご縁に恵まれ、
    潤いある言葉に包まれ、
    笑顔に囲まれた良い1日でした。