• 祖にして野だが卑ではない

    例え、言葉やふるまいに
    礼儀正しさが欠けていても、

    思考や言動には筋が通っていて、
    卑怯なことは決してしない人。

    そんな人に出会うと男女を問わず、

    『ああ、この人好きだなぁ』
    としみじみ思う。

    卑とは、

    人の栄誉を自分のもののように扱ったり、
    強いものには、へつらい巻かれ、
    弱いものには、理不尽を押しつけ、

    平気で人を利用し、
    他人をおとしめることで
    自分が上がろうとする行為のこと。

    いつの頃からか、
    そんな人と出会うことすらなくなり、

    『ああ、この人、好きだなぁ。。』と、

    心が感じる人とばかり、
    巡り会うようになりました。

    そして、粗野にふるまう人の中には、
    卑を寄せ付けないための防衛本能から
    そのようなパフォーマンスを
    身につけた人がいることにも
    自然に気づくようになりました。

    人の内側、輝く本質に目を向ける力を
    授かるようになったのか、

    自分を取り巻く方々の波動が
    そんなご縁を引き寄せるのか、

    今日という日も
    心からの『ありがとう』を、
    たくさん言葉にした時間でした

  • 偶然を偶然と思わない行動

    袖ふりあうも、下仁田ネギの縁。

    去年、東京で吉見範一さんの
    営業セミナーを受講した際に、
    偶然お隣同士だった群馬の志村 允宏さん。

    群馬でお祖父様が下仁田ネギを
    生産なさっていて、その美味しさと価値を
    全国に発信することを志の活動として
    いらっしゃいます。

    たった二時間のご縁でしたが、
    その時に会話にあがった『下仁田ネギ』を
    去年も、今年も、送っていただきました。

    みずみずしく、甘く、トロッとした
    極上の味わいを作り出すために、

    栽培に15カ月をかけ、手間を惜しまず、
    愛情と時間をかけてゆっくり大事に
    まっすぐ育てられたことが、
    威風堂々とした、
    この寝姿勢の美しさからも(笑)
    伝わります。

    お育ちのよい彼と格を合わせるために、
    松坂牛のA5(自宅用切り落とし)を取り寄せし、

    石川県の美味しいお豆腐を準備して、
    今夜はすき焼きです。

    たった二時間の出会いが今も繋がり、
    お互いの郷土の自慢の品を交換しあえるという、
    嬉しいご縁。

    どちらかが行動を起こさねば生まれない交流。

    偶然を偶然と捉えない生き方をする
    学びのお仲間からのクリスマスプレゼントは、

    じいちゃんの極上下仁田ネギと、
    愛溢れる食材から頂く、幸せなエネルギーです。

  • 自分がふたり、いるならば

    忙しさに心を亡くすと、こう思う。

    『自分がもうひとり居たらなぁ』

    特に女性は、家の仕事と、外の仕事の
    感情の切り替えがむずかしい。

    本来、家事が好きな女性なら尚更のこと。

    部屋を整え、花を育て、
    太陽と仲よく洗濯をする。

    衣類にシワなくアイロンをかけて、
    タンスにキチンと整理する。

    丁寧に選んだ食材で、
    無駄なく、おいしく、
    滋養に満ちた料理をつくる。

    部屋には曇りのない澄んだ光が
    キラキラ射しこみ、

    スッキリした清浄な風が流れる空間で、
    家族に安らぎと幸せを提供できている、

    そう実感できたときの、
    えも言われぬ悦び。

    一方、仕事では、

    自分の好きなこと、得意なこと、
    経験や知識を誰かに提供し、
    認められ、歓ばれたときの、
    温かい充実感。

    未来にかかるモヤが、一冊の本、
    誰かの言葉で一瞬にして晴れ、
    今すぐ行動したくてたまらなくなる、
    湧き躍る高揚感。

    無理だと思った難題を、
    悩みもがきながらも前進し、
    ストレスのハードルをひとつ越えた
    無重力の安堵感。

    お客様からいただいた大切なお金を、
    次の自己成長に投資できる、
    終りなき誇らしさ。

    なによりも、
    誰かの人生の幸せな転機に、
    ささやかでも関わることができた。

    そう実感できたときの、
    えも言われぬ悦び。

    両方の悦びを知る女性は、
    どちらも手放せず、
    どちらも理想通りにできない自分を責めて、
    罪悪感を抱く。

    私もそう。
    いつも自分を責めている。

    時間がないのではなく、
    感情の切り替えが下手な自分が悪い。

    でも、そもそも一個の理想だって、
    思い通りにするのは大変なこと。

    それを二個抱えて、
    両方、思い通りにしようなんて、
    自分の器のキャパを知らなすぎるというもの。

    人は自分の器の分しか、
    思い通りにはできないし、

    器は簡単には拡張しない。

    無理なときは、誰かの器を借りる。

    無理なときは、

    これが今の自分の器だと認めて許す。

    もし、もうひとり自分がいたら、

    mini me に何をしてもらって、

    real me は何をするだろう?

    mini me にしてもらいたいことが、

    今は誰かの手を借りるか、

    できないことを認めて許す優先順位。

  • 前進を検証できた日

    今日は本棚の整理をしました。

    ロバートディルツ博士の『NLPコーチング』
    2年前に手にしたときは難しいと思った内容が、
    今日ふと読んでみると理解できること。

    そして現在、この本の監修者から、
    直接、コーチングのご指導頂いていることに、
    今日、気づきました❕(←今頃!?)

    行動は潜在意識と繋がっていて、
    求めるもののある場所を、
    きちんと探して向かうのだと実感し、

    『でかした、わたし!』と褒めたい気分。

    牛歩だけど、ちゃんと進んでいる。

    その実感に背中を押された佳き一日でした。

  • わがままで恥ずかしい存在の愛しさ

    朝陽から始まる爽やかな一日

    昨日、玄関周りの掃除をしたら、
    朝、ドアを開けた瞬間から、
    得もいわれぬ幸せな気持ちになった。

    ご近所を歩くと、花壇の雑草が
    伸び放題のお宅が気になる。

    昨日まで、我が家もそうだったのにね(苦笑)

    テレビ番組で日本語の正しい使い方を知れば、
    翌日から、知らずに使っている他人が
    間抜けに見える。

    行動し始めると、止まっている他人が
    愚鈍に見える。

    昨日まで、自分もそうだったのにね。

    人間の思考というのは、自分が中心軸。

    わがままで、自分勝手で、
    恥ずかしい存在であることに改めて気づく、
    いとおしい朝です。

  • シルバーウィークを振り返る

    時間に余裕があっても、
    心に余裕がなければ出来ないこと。

    私の場合はキッチンリネンのアイロンがけ。

    誰にみられるわけではないキッチンの黒子。

    でも、すっきりとアイロンがかかった
    キッチンリネンはとても気持ちがよい。

    【どう暮らしたいのか?】

    に繋がる生活の大切なディテールであり、
    心の充電が完了したという一つの指針。

    連休中に読んだ本で面白かったのは、
    LINE㈱の生みの親・森川亮さんの
    『シンプルに考える』

    会社経営に関する内容なので、
    一つ一つのテーマは今の私には遠いのですが、

    シンプルに、
    ユーザーのために全力を尽くす。
    闘わない。
    ヒットを出し続ける。
    成功は捨てる。

    どんな仕事にも通じるヒントがありました。

    そして、仕事というのは、
    真剣に向き合えば、すべてシビアでしんどい。

    だからこそ、報われたときの歓びが大きい。

    当たり前のことを、過去に照らして
    改めて心で受け止めると、
    明日からの日常の始動が楽しみになりました。

    私はキッチンリネンにアイロンをかけるような、
    小さなこだわりを大切にすることで、
    受け取ったお客さまの心が豊かになる。

    そんな価値を提供できる仕事がしたいのです。

    シンプルに自分と向き合えたよき休日に、
    ありがとう。

  • 野良ちゃん時代のハルモニア

    野良ちゃん時代のハルモニア


    フェンスの向こうから
    何かを訴えかけています。

    1年近く前に黒猫ハルモニアを
    保護してくださった方が撮影した一枚。

    この写真をみた途端、胸がつまり、
    涙が出そうになりました。

    こんな悲しい顔してたんだね、

    ハルモニア。

    この子はとても愛らしく良い仔なので、
    私が引き取らなくても、
    他の優しいだれかが、
    家族に迎えてくださったと思いますが、

    勇気を持って保護してくださる方が、
    もし、いなかったら、
    この命は繋がっていなかったかもしれない。

    そう思うと保護してくださった方に対し、
    改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

    こんな悲しい顔の仔猫が一匹でも多く救われ、
    愛されるぬくもりを知り、

    しあわせな猫の一生を送ることができるように。
    そう願うばかりです。

  • オードリーのチョコレートケーキ

    好きなテレビ番組の一つ、
    「グレーテルのかまど」

    オードリー・ヘップバーンの
    チョコレートケーキ編

    彼女が、愛する息子たちに作ったという
    小麦粉を使わないチョコレートケーキ。
    オードリーって、実生活も、
    生真面目で丁寧で、
    愛溢れる人だったんだな。
    と、感じさせるレシピとストーリー

    オードリーのご次男宅の
    インテリアもすてき。

    世の中には、美味しいケーキ屋さんが、
    たくさんあるけれど、
    子供の頃に母親が作ってくれた、
    密度が高く、硬くて重いスポンジケーキの、
    側面には生クリームが塗ってない(笑)
    お店では決して買えない、
    イチゴ(多くは桃の缶詰)のスポンジケーキが、
    時々、無性に懐かしくなります。

  • 石川県の美味コラボレーション

    石川県の美味コラボ

    今夜は鶏団子とカブの美酒鍋

    直源醤油の醤油糀
    宮本酒造店の美酒のだし


    醤油糀と生姜汁で味つけした鶏団子
    日本酒の香り高い美酒のだし

    時間がなくとも、腕がなくとも、
    ちゃんと美味しくなるから
    素晴らしい!

    鶏団子、カブ、豆腐、えのき、
    水菜、白と緑でシンプルに。

  • 加賀の雑煮は、あっさりしたなかにこくがある

    加賀の雑煮は、
    あっさりしたなかにこくがある。

    もっとも単純な雑煮でありながら、
    もっともこまやかな味をもっている。

    ~ 金沢の風習 井上 雪 著書より抜粋


    金沢のお雑煮は基本的に極シンプル。

    角餅とおだし、チラリと鰹節

    家庭によって柚子や芹、三つ葉が入ったり、

    元旦だけ、かしわや海老、イクラなどを
    華やかにいれたりもする。

    でも、基本は極シンプル。

    それは、質の高い昆布を使って
    丁寧に出汁をとり、

    煮崩れないだけの、コシのある
    質の高い餅があってこそ成立する雑煮。

    今朝は伝統にのっとった、
    昔ながらの金沢の雑煮からスタート。

    2015年、お正月。
    単純でありながら、もっともこまやかな、
    身の丈に合った上質な生き方をしたいものです。