• ART de VIVRE

    フランスと言えばチーズ、
    チーズといえばフランス。

    生産量が世界一多いのはチェダーチーズで
    イギリスが発祥であり、
    歴史的起源はメソポタミア文明の
    シュメール人。

    にもかかわらず、仏フロマージュの印象美が
    世界から愛されているのは、

    チーズの食べかたや、
    愉しみかたのデザインが洗練されているから。

    それは、暮らしのスタイルに
    フロマージュを組みこむ
    アペリティフの文化であったり、

    フロマージュプラトーの美しさであったり。。

    世界中にお茶はあれど、
    お茶といえば日本という印象があるのもまた、
    『茶道』という形式が存在するからである。

    そんな優雅なレクチャーを拝聴しながら、
    まじめに愉しくフロマージュをいただく会に
    参加させて頂きました。

    穏やかでゆったりした、
    それでいて華美には決して振れない、
    上品な雰囲気に、

    少女時代に憧れた、暮らしの手帳の
    『すてきなあなたに』の世界観に
    迷いこんだような夜でした。

    #フランスチーズ鑑評騎士の会
    #芳野まい理事
    #幸せで豊かな暮らし
    #デザインはかたちだけではない
    #フロマージュの印象美
    #すてきなあなたに

  • 宗玄酒造 金沢営業所がオープン

    珠洲市を拠点とする、老舗酒造メーカー

    宗玄酒造の金沢営業所がオープンしました。
    ふわふわと雪が舞う、この冬一番美しい祝日。

    お祝いに持参したのは、

    國枝バラ園の『All for roman』
    超大輪の稲穂色の和ばら。

    宗玄酒造の挑戦が、
    憧れをのせて更なる大輪の花を
    咲かせますように。

    場所は、金沢市大桑1丁目1番
    (山側環状線 左岸)
    電話:076-280-1314
    FAX: 076-280-1315

  • 自然の一部になるということ

    3年前の今日、富山に向かう高速道路で、
    驚くほどきれいな立山に出会いました。

    きっと富山の人々は、
    太陽の光に照らされた、
    神々しい立山の冠雪を見上げるたびに
    麓に生きることへの誇らしさを感じるのだろうな。
    あの日、立春が過ぎたばかりだったので
    ピンクのお洋服を選んだことをふと思い出す。

    季節の一部になることは、
    小さく華やいだ気分になるもの。


    ここしばらく『影』という
    自然の一部になることを選んでいたけど、

    久しぶりに『花』や『空』や『光』にも
    なりたい気分。

    小雪がちらつき冬が舞い戻るお天気だから、
    今日は余計にそうおもう。

  • 思索と対話~大人の家庭訪問


    コミュニケーションの恩師との
    4年ぶりの再会。

    『質問したいことがたまったら、
    いつでも連絡しておいで』

    との言葉に甘えてみたら、
    今日は急遽、金沢訪問してくださいました。

    金沢の空は期待どおり、
    青空かと思えば完璧な鉛色になり、
    続いて雨空へと次々移ろう七変化。
    くら竹さんで、お鮨トークから始まり、

    鈴木大拙館では奇跡的にも貸切状態で、
    恩師との『思索と対話』という、
    この上もなく豊かな時間を過ごしました。

    次は、広島の教え子に
    会いに行かれるとか、、、。

    多忙なスケジュールのなか、
    全国を旅しながら、
    教え子を家庭訪問される行動力に
    改めて尊敬と感謝をいだきました。

    たくさんのことばのギフトを
    ありがとうございました。

  • wonderful を見つける視点

    『妙』という言葉の概念を、
    鈴木大拙先生が訳したことば。

    O wonderful,
    wonderful,
    and most wonderful wonderful !
    and yet again wonderful…

    旧正月の今日、力まず “委ねること” を
    そろそろ体得したいと思った。

    人生は夢物語であり、
    起きること全てが “絶妙”なストーリーの
    一部なのだとしたら、

    出逢いは伏線で、
    絶望も、成功も、喜びも、憂鬱も、やる気も、
    物語を退屈に終わらせない演出の一つにしか
    過ぎない。

    ならば、身を委ね、
    wonderful を見つける視点を磨く他はない。

  • お豆も恵方巻もない節分の日

    2月とは思えないほど、
    暖かい雨がシトシト、、、。
    朝寝坊した脱力感の心地好い日曜日。

    お昼ごはんはご近所のカレー屋さんで
    シーフードカレー。

    安定のおいしさをゆっくり堪能し、
    食べ終わると眠くなる炭水化物のお約束。

    この後たっぷりの熱いコーヒーを飲み、
    本を読んでいたら、

    間違いなくお昼寝してしまう。

    『シエスタ』という店名は、
    そんなしあわせなストーリーの象徴なのか。

    @ CURRY LOVERS シエスタ

  • 旧正月の年賀状

    “ 立春大吉 ”

    年賀状のお返事を、
    後れ馳せながら旧正月に向けて投函しました。

    予約してあった、
    2月1日発売のスイーツ切手も大活躍。

    メッセージの内容や、お相手の職業によって、
    カードや切手を考える余裕は、
    なかなか年末には持てないけれど、
    一月いっぱい、ゆっくり選ぶ時間があれば
    愉しみながらできること。

  • 美らの國からの贈り物


    加賀友禅のお着物が似合う
    美しいお嬢さんから頂いた沖縄土産。

    マンゴーもドラゴンフルーツも
    瑞々しいまま瓶詰めしたような
    自然の甘味、生粋の味わい。

    琉球ガラスの小鉢に入れて、
    朝ごはんのヨーグルトに添えました。

    北陸の地で、
    郷土の友と再会した果物とガラスたち。

    色彩が仲良く調和しています。

    奇しくも最近、
    有元葉子さんの著書を拝読し、
    『作りおく知恵』や
    『愉しく暮らすこと』への興味が
    改めて喚起されていたところでした。

    人生というのは『意味づけ』で創られる、
    もっともオリジナリティー溢れるクリエイション。

    #沖縄のジャム
    #沖縄県産フルーツ砂糖レモン
    #原材料がシンプル
    #natural
    #ためない暮らし
    #ゆいちゃんありがとう

  • EQ (EI) 理論と坂の上の雲


    『 この痛々しいばかりの昂揚がわからなければ、

    この段階の歴史はわからない 』
    NHKで放送された “ 坂の上の雲 ”の
    ナレーションが好きです。

    日本が“国家”となり、
    日本史史上初めて“国民”となる
    初々しい体験をした日本人たちの、

    当時の感情(feel)がわからなければ、
    その思考(think)も、行動(act)も
    理解することはできない。

    私たちは、学生時代に歴史を学ぶとき、
    当時生きた人々の“感情”まで学んだだろうか。

    もし、教育課程で “感情” の扱いを
    もっと身近に学ぶ機会があれば、

    社会人になったとき、
    他者の思考や行動から
    相手の感情を推し量る繊細な感性を
    豊かに育めるようになるのかもしれない。

    今日、オンラインセミナーを受講しながら、
    ふと思ったこと。

    「ビジネスで成功した人は、
    ほぼ例外なく対人関係能力に優れている」

    「感情をうまく管理し、利用できることは、
    ひとつの能力である」

    これらの研究から、
    サロベイ、メイヤー両博士が提唱したのが
    EQ理論(EI)

    英: Emotional Intelligence Quotient EQ
    英: Emotional Intelligence、EI





  • 鈴木大拙館 企画展 ~ 寮長報告

    うっすらと雪化粧した立春間近のお朔日(ついたち)。
    2月1日(金)、今日から始まった鈴木大拙館の
    企画展『 寮長報告 』に行きました。
    私自身が目指すリーダー像のイメージに
    『寮長』というポジションが何故かあてはまり、
    そのひらめきの理由を探しにやってきました。
    学芸員の方に伺ったところ、
    鈴木大拙先生が、学習院の寮長になったのは46才。
    当時の学習院は華族など、
    特権階級の子息たちの集まりで、
    その男子学生たち(ジェントルマン)に
    『個人主義』『自主自律』を説いた言葉や、
    自らの心構えなどが書かれた資料が展示されています。
    資料室で文章を読み耽るなか、
    心に響いた文章は、
    寮長という役割を担うにあたり、
    鈴木大拙先生自らの考えを語った文中の一節。

    これが御役所の仕組み、又は軍隊式なら知らず、

    即ち単に官位が高いからとか、
    佐官であり将官であるからと云ふので、
    其下のものを統率して行くのなら知らず、

    『 家族的趣味を以て諸君を訓育す 』
    と標榜している寮の生活では、
    何と云うても先立つものは 徳 である。

    此徳と云うは、
    其人の性格から流れ出る一種の真気、
    『セラソフィ』などで云う
    一種の『オーラ』であって、
    決して外からくっつけられたものではなく、
    また一時に造りつけられたものでもない。

    修養の効能で、
    其人の内心より
    自然に放射し出る光明である。


    『寮にはいるときの覚悟』より 1916 講演


    『 家族的趣味を以て諸君を訓育す 』
    という暖かい言葉のニュアンスは、
    理想とするイメージそのものでありながら、
    『徳』というエベレスト級の敷居の高さ、
    万里の長城並の長距離に涙がにじむ、、、、
    一方で、はるか遠いものを追い求めながら、
    手が届かないと嘆いていたのだな、、と知り、
    すこし気が楽になりました。
    迷走したときに足を運び、
    思索できる場所が身近にあるしあわせ。
    見ず知らずの紳士たちにも
    それぞれの悩みや思索があるだろうと思うと、
    すべての人々が愛しい仲間に思えてくる。
    帰りはオフクさんで、
    最高に美味しいスイーツと、熱いコーヒーで読書。
    メンターとは、
    『一生、探究せずにはいられない答え』を
    与えられるひととビジネスコーチングの恩師が
    仰っていました。
    鈴木大拙先生は、まさに時を越え、
    万人のメンターとなる偉人だと改めて感じました。
    とく
    〗 (トク
    1. 1.

      身についた品性。社会的に価値のある性質。善や正義にしたがう人格的能力。

    2. 2.

      広く他に影響を及ぼす望ましい態度。のり。おしえる。めぐむ。