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ART de VIVRE
フランスと言えばチーズ、
チーズといえばフランス。生産量が世界一多いのはチェダーチーズで
イギリスが発祥であり、
歴史的起源はメソポタミア文明の
シュメール人。にもかかわらず、仏フロマージュの印象美が
世界から愛されているのは、チーズの食べかたや、
愉しみかたのデザインが洗練されているから。それは、暮らしのスタイルに
フロマージュを組みこむ
アペリティフの文化であったり、フロマージュプラトーの美しさであったり。。
世界中にお茶はあれど、
お茶といえば日本という印象があるのもまた、
『茶道』という形式が存在するからである。そんな優雅なレクチャーを拝聴しながら、
まじめに愉しくフロマージュをいただく会に
参加させて頂きました。#フランスチーズ鑑評騎士の会
#芳野まい理事
#幸せで豊かな暮らし
#デザインはかたちだけではない
#フロマージュの印象美
#すてきなあなたに -
宗玄酒造 金沢営業所がオープン
珠洲市を拠点とする、老舗酒造メーカー
宗玄酒造の金沢営業所がオープンしました。ふわふわと雪が舞う、この冬一番美しい祝日。お祝いに持参したのは、
國枝バラ園の『All for roman』
超大輪の稲穂色の和ばら。 -
自然の一部になるということ
3年前の今日、富山に向かう高速道路で、
驚くほどきれいな立山に出会いました。きっと富山の人々は、太陽の光に照らされた、神々しい立山の冠雪を見上げるたびに麓に生きることへの誇らしさを感じるのだろうな。 -
思索と対話~大人の家庭訪問
『質問したいことがたまったら、
いつでも連絡しておいで』との言葉に甘えてみたら、
今日は急遽、金沢訪問してくださいました。金沢の空は期待どおり、
青空かと思えば完璧な鉛色になり、
続いて雨空へと次々移ろう七変化。くら竹さんで、お鮨トークから始まり、鈴木大拙館では奇跡的にも貸切状態で、
恩師との『思索と対話』という、
この上もなく豊かな時間を過ごしました。 -
wonderful を見つける視点
『妙』という言葉の概念を、
鈴木大拙先生が訳したことば。O wonderful,
wonderful,
and most wonderful wonderful !
and yet again wonderful…旧正月の今日、力まず “委ねること” を
そろそろ体得したいと思った。人生は夢物語であり、
起きること全てが “絶妙”なストーリーの
一部なのだとしたら、出逢いは伏線で、
絶望も、成功も、喜びも、憂鬱も、やる気も、
物語を退屈に終わらせない演出の一つにしか
過ぎない。ならば、身を委ね、
wonderful を見つける視点を磨く他はない。 -
お豆も恵方巻もない節分の日
2月とは思えないほど、
暖かい雨がシトシト、、、。
朝寝坊した脱力感の心地好い日曜日。安定のおいしさをゆっくり堪能し、
食べ終わると眠くなる炭水化物のお約束。この後たっぷりの熱いコーヒーを飲み、
本を読んでいたら、間違いなくお昼寝してしまう。@ CURRY LOVERS シエスタ
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旧正月の年賀状
“ 立春大吉 ”年賀状のお返事を、
後れ馳せながら旧正月に向けて投函しました。予約してあった、
2月1日発売のスイーツ切手も大活躍。メッセージの内容や、お相手の職業によって、カードや切手を考える余裕は、なかなか年末には持てないけれど、一月いっぱい、ゆっくり選ぶ時間があれば愉しみながらできること。 -
美らの國からの贈り物
マンゴーもドラゴンフルーツも
瑞々しいまま瓶詰めしたような
自然の甘味、生粋の味わい。 -
EQ (EI) 理論と坂の上の雲
『 この痛々しいばかりの昂揚がわからなければ、
この段階の歴史はわからない 』NHKで放送された “ 坂の上の雲 ”の
ナレーションが好きです。日本が“国家”となり、日本史史上初めて“国民”となる初々しい体験をした日本人たちの、当時の感情(feel)がわからなければ、
その思考(think)も、行動(act)も
理解することはできない。私たちは、学生時代に歴史を学ぶとき、
当時生きた人々の“感情”まで学んだだろうか。もし、教育課程で “感情” の扱いを
もっと身近に学ぶ機会があれば、社会人になったとき、
他者の思考や行動から
相手の感情を推し量る繊細な感性を
豊かに育めるようになるのかもしれない。今日、オンラインセミナーを受講しながら、
ふと思ったこと。「ビジネスで成功した人は、
ほぼ例外なく対人関係能力に優れている」「感情をうまく管理し、利用できることは、
ひとつの能力である」これらの研究から、
サロベイ、メイヤー両博士が提唱したのが
EQ理論(EI)英: Emotional Intelligence Quotient EQ
英: Emotional Intelligence、EI -
鈴木大拙館 企画展 ~ 寮長報告
うっすらと雪化粧した立春間近のお朔日(ついたち)。2月1日(金)、今日から始まった鈴木大拙館の企画展『 寮長報告 』に行きました。私自身が目指すリーダー像のイメージに『寮長』というポジションが何故かあてはまり、そのひらめきの理由を探しにやってきました。学芸員の方に伺ったところ、鈴木大拙先生が、学習院の寮長になったのは46才。当時の学習院は華族など、特権階級の子息たちの集まりで、その男子学生たち(ジェントルマン)に『個人主義』『自主自律』を説いた言葉や、自らの心構えなどが書かれた資料が展示されています。資料室で文章を読み耽るなか、心に響いた文章は、寮長という役割を担うにあたり、鈴木大拙先生自らの考えを語った文中の一節。これが御役所の仕組み、又は軍隊式なら知らず、
即ち単に官位が高いからとか、佐官であり将官であるからと云ふので、其下のものを統率して行くのなら知らず、『 家族的趣味を以て諸君を訓育す 』と標榜している寮の生活では、何と云うても先立つものは 徳 である。此徳と云うは、其人の性格から流れ出る一種の真気、『セラソフィ』などで云う一種の『オーラ』であって、決して外からくっつけられたものではなく、また一時に造りつけられたものでもない。修養の効能で、其人の内心より自然に放射し出る光明である。『寮にはいるときの覚悟』より 1916 講演『 家族的趣味を以て諸君を訓育す 』という暖かい言葉のニュアンスは、理想とするイメージそのものでありながら、『徳』というエベレスト級の敷居の高さ、万里の長城並の長距離に涙がにじむ、、、、一方で、はるか遠いものを追い求めながら、手が届かないと嘆いていたのだな、、と知り、すこし気が楽になりました。迷走したときに足を運び、思索できる場所が身近にあるしあわせ。見ず知らずの紳士たちにもそれぞれの悩みや思索があるだろうと思うと、すべての人々が愛しい仲間に思えてくる。帰りはオフクさんで、最高に美味しいスイーツと、熱いコーヒーで読書。メンターとは、『一生、探究せずにはいられない答え』を与えられるひととビジネスコーチングの恩師が仰っていました。鈴木大拙先生は、まさに時を越え、万人のメンターとなる偉人だと改めて感じました。とく〖徳〗 (德) トク- 1.身についた品性。社会的に価値のある性質。善や正義にしたがう人格的能力。
- 2.広く他に影響を及ぼす望ましい態度。のり。おしえる。めぐむ。