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  • 2018.08.25

    旅先で想起する、あなたのキーワード

    旅先で、誰かをイメージしながら、
    パーソナルなお土産を選べるひとの、
    心の余裕に憧れる。
    それは、日常生活における心遣いの鍛練や、
    研ぎ澄まされた観察力、
    何よりも、思いやりがなせる技だから。
    最近頂いたドイツのお土産。

    クローゼットで香りをうつすように
    使うものらしい。

    チャーミングでノスタルジックなデザインや、
    その国の文化や空気を、香りで感じる不思議な体験。
    遠く離れた異国の地で、
    『sweets』×『fragrance』×『wordrobe』
    のキーワードを想起して、
    私のことを考えてくださった時間が、
    何よりもうれしい。

    そして、大好きなレストランのマダムで、
    ソムリエールの女性が、
    フランス旅行のお土産に選んでくださったのは
    すてきな“ブックマーカー”

    日本でよくみる栞タイプとは違い、
    ハードカバーを前提としたタイプ。
    猫ちゃんも、蝶々も、
    本と一体化するデザインの秀逸なこと。

    デザインが日常に存在し、本も、愛用品も、
    長く大切に“人生の友”とする国ならでは。

    朝からうれしくて、大好きな本に挟んで
    愉しんでます✨

    大好きなキーワード、
    “book” × “cat” × “butterfly”
    本当にありがとうございます✨

  • 2018.08.24

    味覚の記憶

    先日、新しいイタリアンのお店に行かれたかたが、

    『オリーブオイルをジェラートにかけるデザートが
    とてもおいしくて、終わりよければすべてよし!
    じゃないけれど、
    食事の最後に素敵なインパクトがあると、
    いい記憶しか残らないよね。』
    と、いうようなことを、おっしゃっていた。
    わたしはよく『甘いものが好きなのですね』
    と言われますが、

    味が好きなだけではなく、

    甘くてきれいなスイーツには、

    その日、食事やお茶をご一緒した人との、

    スミレの砂糖づけのような会話や、
    ふわふわした夢心地の気分といった、
    得もいわれぬしあわせな記憶が
    想い出におさめられるから、

    人生レベルで甘いものが好きなのです。

    デザートの甘い記憶とともに、
    その日の感情も思い出す。
    五感と感情は、誠に繋がっている。

  • 2018.08.23

    夏を名残る、パティスリーオノの絶品グラニテ

    夏を後悔しないために、
    パティスリーオノの絶品グラニテを求めて、
    山側環状をプチ・ドライブ。

    かわいいスタッフさんがお持ちくださったのは
    完熟桃とフランボワーズのグラニテ。
    淡雪のような口溶けと甘美な香りに
    ひとり、暑すぎた夏を名残りながら、
    来年の再会を約束するのでした。
    午後は読書。

    『今日は働くには暑すぎるよね』と、
    自分に言い訳しながら。。。
    お持ち帰りのスイーツは、
    黄桃のタルトと、ネクタリンのミルフィーユ。
    グラニテで去り行く夏に名残ながらも、
    焼き菓子は、autumn color に惹かれる、
    移り気なオンナゴコロ。
    もう夕暮れは、すっかり秋の空ですね。

  • 2018.08.22

    没後50年 藤田嗣治展 ~私は世界に日本人として生きたいと願う~

    没後50年 藤田嗣治展
    ~私は世界に日本人として生きたいと願う~

    このタイトルそのままに、明治時代に生まれ、
    フランスで活躍した日本人画家、
    レオナールフジタの史上最大級の大回顧展。
    『風景画』『肖像画』『裸婦』『宗教画』等、
    テーマを設け、人生の節目ごとに、
    フジタが何を考え、何に影響を受けて、
    これらの作品が生まれたのか。
    その柔軟な思考や美意識にも、
    魅了された時間でした。

    音声ガイドは、声優の津田健次郎さん。

    シーン毎の音楽一つ一つも、
    心地好いセレクトになっていて、
    深く惹きこまれてしまいました。



    私の体は日本で成長し、
    私の絵はフランスで成長した。(中略)
    今や私は日本とフランスに故郷を持つ
    国際人になってしまった。

    私には2カ国ながら懐かしいふるさとだ。
    私はフランスにどこまでも日本人として
    完成すべく努力したい。
    私は世界に日本人として生きたいと願う。
    それはまた、世界人として
    日本に生きることにもなるだろうと思う。

    ―藤田嗣治、40代のことば―

    没後50年 藤田嗣治展
    会期:2018年7月31日(火)
    ~10月8日(月・祝)
    会場:東京都美術館 企画展示室
    時間:9:30~17:30
    特設WEBサイト:http://foujita2018.jp

  • 2018.08.22

    林修先生のニッポンドリル 『食の金沢SP』

    今夜のフジテレビ・林修先生のニッポンドリル

    『食の金沢SP』で、金沢フレンチの名店
    『Makino』が紹介され、

    Makino special menu
    『ジビエと六種野菜のカーニバル』の試食係という
    光栄を仰せつかりました。


    私の稚拙な食レポでは伝えきれませんが、
    牧野シェフの描く美食のファンタジーを愉しみに、
    全国の皆様、秋の金沢にお越しくださいませ✨


    #フレンチマキノ
    #ジビエと六種野菜のカーニバル
    #ニッポンドリル
    #林修先生
    #フジテレビ
    #リトルブラックドレス
    #Copel

  • 2018.08.14

    夏と秋の間の子(あいのこ)

    この夏、晩柑を何個剥いただろう。
    ボールいっぱい、たっぷり冷やして、
    ハチミツをかけたり、ジュースにしたり。
    柔らかな酸味と溢れる果汁が、乾いた身体を
    毎日優しく癒してくれましたが、
    今年はこれが最後。

    活けるお花も、惹かれるカップも、
    朝陽の色も、日に日に秋に近づき、
    クーラー嫌いのハルモニアが、
    昨夜久しぶりに人間のベッドルームに
    戻ってきましたよ。
    Welcome autumn✨
    Thanks summer✨

  • 2018.08.12

    葉月 ~ 印象美な大人の表現力教室

    日常が心を亡くすほど慌ただしかったり、
    感情に振り回されて疲弊していても、
    大好きな世界観につつまれ、
    心のセンターポジションを整える場所があれば、
    いつだって、本来の自分を取り戻すことができる。
    『 印象美な大人の表現力教室 』が、
    私にとって、そんな場所であるように、
    ご参加者の皆さんにとって、
    そうであるとしたら、うれしいものです。
    今月、皆さんが選ばれた図書たち。
    以前は、体裁のよさげな本を選び、
    各々がサラリと紹介する感じでしたが、
    今では、個人個人の本の選び方、
    文章の捉え方にオリジナリティがあり、
    そこから生まれる問題提起について
    みんなで語り合うのがとても愉しく、
    味わい深いのです。
    これは、自己開示できる安心感が
    仲間同士、醸成されたことも大きいです。
    今月、私が紹介したのは、
    ピーター・メイル 『 贅沢の探求 』
    愉快な億万長者に未だかつて出会ったことがないと
    自負するピーターメイルが、
    お金持ちの世界を垣間見る実体験を通して、
    贅沢の優雅さや滑稽さをシニカルに語り、
    読者が追体験する、大好きな一冊です。
    黒いリムジンにのるひとや、
    魅力的な愛人をもつひとには、
    庶民には理解できないご苦労が多々あり(笑)
    『そうまでして…💦』という滑稽な矛盾に、
    人間の愚かさや、愛しさを感じるのです
    今月は、『人間の適正』
    『日常習慣における固有の目的』
    『贅沢ってなにか』『美人の行方』など、
    様々なテーマで会話が弾みました。
    また、70年前の少女雑誌『ひまわり』に
    紹介されていた楽曲の楽譜をみて、
    ピアノの先生である参加者のお一人が
    ハミングでメロディを唱ってくださり、
    その場の空気が、臨場感をもって、
    70年前の雑誌の世界に輝やいた瞬間も、
    たまらなくロマンティックでした。
    お楽しみの一つ、
    エンヌさんのオリジナルスイーツは、
    山ピンクやシャインマスカットなど、
    3種のブドウを使った、爽やかで贅沢なジュレ。
    選んだお花は、新種の八重咲き百合『エレナ』
    華やかな香り。

    来月まで、ごきげんよう。

  • 2018.08.06

    本物の愉しみはピークを過ぎて味わうもの

    あるアマチュアゴルファーのお話を聴きました。
    最盛期はハンディキャップ1までのぼりつめ、
    60代の今も、ゴルフ合宿でタイに行き、
    14日間で、17回ラウンドしているという。
    その体力と気力に驚愕し、敬意を抱きつつも、
    ピークを知るひとの目には、
    昔のキレがなくなり、
    出来ていたことが出来なくなっていくのは、
    さぞ、つらかろう。
    と、映っているらしい。
    だが、果たして、そうだろうか。
    もちろん、老いていく自覚そのものは、
    寂しく、つらいけれど、
    “突き抜ける爽快な歓び”という単純なものではなく、
    もっと深いところで、木の根がじわりじわりと
    水や養分を吸収するような複雑なしあわせが、
    そこには宿っているのではないか。
    過ぎさった追憶の日々が眩しく輝いてみえたり、
    昔は気づかなかった、ひとの痛みに共感できたり、
    今もなお、小さく進化するテクニックに喜んだり、
    ゴルフを通じて深く感情を味わえるのは、
    ピークを過ぎてからのほうが、
    圧倒的に豊かであるに違いない。
    それは、スポーツに限らず、
    勉強も、恋愛も、読書も、芸事も、ファッションも、
    身体が衰えて、
    パフォーマンスが下がったぶん以上に、
    若い頃には想像もしなかった新しい悦びが、
    そこには用意されている。
    但し、その本物の味わいは、
    継続性をもって年輪を重ねたひとだけに贈られる
    熟成ウイスキーの上澄みのようなものであり、
    若い時間を無為に浪費している人は、
    最も芳醇で、官能的な、
    人生後半の愉しみがあることにさえ気づかない。

  • 2018.08.06

    ことばによる薫陶(くんとう) ~ ゲーテ

    10歳にして菓子に動かされ、
    20歳にしては恋人に、
    30歳にして快楽に、
    40歳にしては野心に、
    50歳にしては貪欲に動かされる

    いつになったら人間は
    ただ知性のみを追って
    進むようになるのであろうか。

    人生が、ゲーテの言葉通りならば、
    “貪欲” というステージに登壇した私は、
    奥深く、貪欲を嗜む50代。

    社会の価値観に振り回されるのではなく、
    ただ、自分が人生をかけて大切にしたいことに、
    時間とエネルギーを投じていく。
    ひそかに抱く大きな望みを、好んで親しむ。

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