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インプットとアウトプットのバランス
学びのインプットは、自分の未熟さや、
出来てないものにフォーカスするから、
時には落ち込む。質の高い学びであるほど身につかず、
焦り、惨めになり、自身の在り方にまで
否定的になることがある。一方、学びのアウトプットは、
自分の持っているものや、
できていることにフォーカスするから、
自己重要感がみたされる。ささやかでも自分にできることで
誰かに喜んでいただけたときには、
生きてきた人生そのものが誇らしく思える。インプットとアウトプットのバランスは
大切だとつくづく思う。そして、どちらにも共通するのは、
簡単に手にはいるものは価値が薄く、習熟に時間がかかるもの、
その人の経験と整合性があるものほど、
価値が高まる。アウトプットで、感謝と喜びに包まれたら、
インプットで、挑戦する心に火をつけよう。赤々とした紅葉の、静けさのなかに秘めたパワーを受けとる11月。 -
香りの印象美 ~ 紳士たちの空間
東京南青山にあるEDWARDECRUSショップ用の空間フレグランスを、代表の木場氏からオーダーいただき、先月、納品いたしました。まず悩んだのは、アロマミストのようなスプレーか、デフューザーを使うものか、、、いろいろ考えた結果、男性でも管理や調整がしやすく、インテリアにもなり、置いておくだけで香るという特長のある、ポプリにすることに決めました。一般的にポプリというと、ドライフラワーや木の枝、木の実などに香りをしみこませて使うイメージがありますが、男性にはあまり似合わない気がする。そこでフランスのブランド・マドエレンのように鉱石など、硬質な自然素材をイメージし、今回、セレクトしたのは、フランキンセンスの樹脂。オマーン産の上質なものを厳選しました。樹脂そのものが蜂蜜のように、イエローがかっているため、器は、アンバーカラーの英国アンティークガラスポットを探しました。これならば、蓋の開け閉めで香りの強弱が自由にコントロールできます。木場氏からリクエストいただいたフレグランスのイメージは、『 清浄でウッディーな香り 』シトラスベースで、程よくスパイシー。穏やかで優しい香りです。アクセントのフランキンセンスは、キリストの誕生を祝い、三博士たちが捧げた贈り物のひとつ。黄金と並ぶ、高貴で聖なるものであるため、今もなお、清浄な祈りの香りでもあります。好みの濃度に微調整しながら、数滴を樹脂にしみこませながら使います。このブレンドオイルの香銘は『雪の香』本来、香りのない雪の、風景を純白に包み込む無音の静けさや、触覚は冷たいのに、視覚には温もりを感じる、絹の原糸のような“白 エクリュ”をイメージした香りを調香師のかたに創香していただきました。また、雪解け時期の、湿った土の香りの懐かしさも内包しています。実はこの香り、加賀百万石の藩主・前田利家公の生誕地や生年月日からホロスコープをつくり、守護となる植物を組み合わせています。潤沢な財力を、武力ではなく芸術文化に投資した、加賀百万石の政策もまた、“装いの美学”に通じる優雅さではないかと考えた次第です。ネイルパフュームオイル『Benedictionf』水引のカフリンクス『雪のひとひら』に続く、金澤コラボレーションの機会をありがとうございます。 -
悩みがすべて解決する考え方
人生を一度きりと考えないこと。
自分にも、他人にも、
前世もあり、後生もある。そう考えれば、ずいぶんと心は、
ラクなるのではないだろうか。例えば、年齢だけは立派な大人でも、
考え方やふるまいが
児童のような人に出会えば、『 人間として生まれたのは、
今世が初めてなのかもしれない 』『 前世では、子供までしか生きられなくて、
今は懸命に大人の修行をしているんだね 』と思えば、愛しくなるし、
7才でも長老のような風格の児童には、
『学ばせていただきます』と、年齢など関係ない尊敬が生まれるから、
自然と敬語になり、丁寧な自分でいられる。英語がなかなか上達しない自分には、
『きっと、前世では、
英語を母国語としたことが
なかったから仕方ないよね』と思えば、自分の能力に
落胆しなくてもすむし、今世で、たとえ子供が授からなくても、
来世は大勢産めばいい。とか、前世では子育て頑張ったんだろうから、
今世は女性としての人生を
存分に愉しませてもらおう。
と、素直に思える。『 人生は一回きりだから! 』と思うと、なにもかも手にしたいと
執着が生まれやすくなるし、
理不尽や不平等にフォーカスしたくなる。『 まあ、来世もあるしね。』と肩の力を抜いて俯瞰すると、世間の枠組みで決められた
倫理観や道徳観念も
自分の尺度で考え、判断するきっかけになる。そして、今の人生の礎を築いてくれた
前世の自分に感謝して、
来世の自分を助けられる今を生きたいと思う。あくまでも個人の考え方を語っています。 -
WORDROBEが理想とする在り方
土地の価値は、そこに住む人間の価値によって決まる( フランスのことわざ )WORDROBEは、商品やサービスを通して、お客様に、どんな生き方、在り方を提案するのか。Be yourself (自分らしく)
Be proud (誇り高く)
Be elegant (優雅であれ)それは男女を問わず、
シンプルで潔い、理想的な在り方。自分らしく、
誇り高く、
優雅であることを、
自らが祝福する生き方を実践する。その向こう側にあるのが、
一人ひとりの、究極の印象美。そして、
関わる人々や、その人々が愛でる品々の印象美をサポートすることで、
街の印象美に貢献することこそが、
WORDROBEが実現したい未来。 -
話すことと、伝えることの違い
『話す』というのは、行動そのものをさし、
『伝える』というのは、言葉を通じて、
相手の反応を引き起こすことをさします。どんなに上手に、よどみなく流暢に話しても、
相手のこころを動かすことも、
行動を引き起こすことも出来なければ、
それは伝わったとはいえない。【噛まずに、ひとつの間違いもなく話したい】そう思うひとは、巧く話すことにとらわれすぎて相手に想いを届けることを忘れてしまう。WORDROBEのパーソナル・レッスンでは、
コーチングしながら、想いを言語化、さらに客観的視点から文章構成をサポートし、話す意図は何なのか?聴者から、どんな反応を引き起こしたいのか?
何度も、何度も問いかけて表現を研き、
最終日は、動画撮影&フィードバックを繰り返す、
通称100本ノック。同じフレーズを何度も口にする中で、
お経のように自然に言葉が出てくるようになる。すると、文章を思い出すのではなく、
想いを届ける余裕がでるようになる。この感覚を一度でも体で理解すると、
デリバリー・スキルは確実に磨かれます。想いを届ける能力
それは相手の心を動かす力
経験・知識という、
あなたのかけがえのない財産を
他者に届けるための翼です。自分の想いを、自分の言葉で伝えることは、
とても自由で楽しいということを、
一人でも多くのかたに知ってもらいたいのです。 -
2018年の気づき
『他人を認めない頑固さ』と、
『自分軸のある強さ』は違う。前者は小さなことにこだわり、
反応したり、諦めたり、投げだしたりする。後者は大きなことにこだわり、
認められるまで粛々とやり抜く胆力を持つ。『自分は正しい』
と信じていないと志は貫けないけれど、他人と関わり、違いを認知するなかでしか
『自分らしさ』など生まれない。感情が溢れるとそこら辺が曖昧になり、
『手放す』という魔法の言葉に乗っかって、
苦悩から逃げだしたくなる。感情的に苦悩から逃げ出すのは、
単なる無責任。『無責任』と、
『自分軸のある強さ』は共存し得ない。そんなことを日々実感し、反省し、感謝し、
学んだ2018年。苦悩に鍛えられて人の器は大きくなるし、
チームは強くなる。今年も残すところあと3ヶ月弱ですね。
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tranquility ~ 丹後の海に想う“和敬清寂”
和敬清寂の “寂” を英語に訳すると、
『 tranquility 』という奥深い言葉になることを
先日、すてきな女性から教えて頂きました。- 『 tranquility 』は、
- 1静穏.
- 2落ち着き,平静.
- 『寂しさ』を、
- 文字通りの『寂しさ』ではなく、
- 『静かで平和な落ちつき』
- のニュアンスで表現するのは、
- なんて素敵な感性だろう。
- 最近、丹後を旅した別の友人とは、
- 京都 丹後の海には『和敬清寂』があるね。
- という話になりました。
伊根の舟屋は『 和 harmony 』- 神々しい天橋立の朝焼けは『 敬 respect 』
- 丹後の海全体を見渡す『 清 purity 』
- そして『 寂 tranquility 』の表情。
- 天橋立は、天上の風景。
- 天上とは、
- 最高の果報を受けるものが住む
- このうえなき清浄な世界。
- 黄泉の國のような、
- 耽美で幻想的な奥深さに惹かれてしまうのは、
- そこに日本人が連綿と紡いできた美学が
- 顕在しているからかもしれない。
- その惹かれかたこそが『 tranquility 』
- 無常感を静かに味わう感覚に
- 得も言われぬ、懐かしい切なさがあるのです。
和敬清寂
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本物を愛する、印象美なまちづくり
新幹線が開業し、
金沢の街に着物姿の観光客が増えました。和服を着て、城下町の非日常を
愉しんでくださることはとてもうれしいし、
金沢は間違いなく和服の似合う街です。一方で、季節感のちぐはぐな、
丈も、その人に全然合っていない着物や、
目がチカチカする彩度の柄をみると、街の景観とのミスマッチや、
若く愛らしい このお嬢さんが
大人になっていろんな分別がつくようになり、
この着物をまとった写真をみたときに、金沢の想い出が汚されたとしたら、
とても残念だとも感じています。観光客の方々は、金沢の街をもてなそうと
和服を着ることを選んでくださっている。その “善意のもてなし” に、
『もてなしかたが、なっとらん!』
と、いうのは絶対に間違っていて、金沢に住む人が、本物を大切にする心を
自らが持ち、主体的に行動することが、
一番大切。心結ここゆいの、越田晴香さんが
クラウドファウンディングを実施中。私もささやかながら、
ご協力させていただきました✨↓ ↓ ↓ -
ハーブと漆の邂逅(かいこう)
いつか、茶箱にいれるお棗(なつめ)にしよう
と大切に飾っていたパピエマシェの木箱。 -
退路を断つ
5年前、
コミュニケーショントレーナーの看板を
背負って生きていくために、
20年続けてきた、
しかも収入の9割を占めるアナウンス業を
キッパリ辞めました。そして今日、
印象美®プロデューサーとしての看板を
背負って生きていくために、
思いきって、ひとつの退路を断ちました。もう戻る場所がないので進むしかない。