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「眠る」という最上のアクティビティ
ふとんの石田屋プロデュース、眠音ホテルに、昨夜、おひとり様で泊まりました。地元住民でありながら、地元のホテルに泊まるには訳がある。「 最高の睡眠体験をしてみたい 」という、抑えきれない好奇心。若い頃は、いつでも、どこでも、何時間でも連続して眠れましたが、今は、疲れていても寝つけなかったり、何時間寝ても、スッキリしなかったり、眠りは時間ではなく、質であることをしみじみ痛感するようになりました。石田屋さんの100万円の寝具(笑)で熟睡したら、どれほどスッキリした朝が迎えられるだろう?その快感を求め、はやる心で4時半過ぎに、ホテルにチェックイン。(チェックイン場所は旅音という別の場所)質のいい睡眠のためには、早めの夕食、温かいもの、、、とくれば、麺屋 大河。個人的には金沢一好きな味噌ラーメンのお店が、ホテルから300メートルの場所にあります。開店5分前に並びましたよ(笑)(午後5時半開店、すでに行列)大河は、血糖値の急上昇を抑えるために、特製野菜ジュースが出てきます。柚子と生姜の風味が効いた味噌ラーメン。安定の美味しさに大満足しながら、スープまで飲み干し、身体の内側からポカポカに。チラチラと粉雪が舞うなか、冷たい夜風も気持ちよく、テクテク歩いてホテルに帰ります。さあ!貪欲に最上の眠りを愉しむためのプレリュードですよ✨ホテルのお風呂は独立型。お腹の消化が落ち着いたら、のんびりバスタイム。ぐっすり眠るために配合された、お気に入りのアロマバスソルトを自宅から持参。常温のミネラルウォーターをゆっくり飲みながら、暗くしたお風呂でヒーリングジャズを聴きながら、ひたすらボッーとする。フェイシャルオイルで、顔や肩のこりをマッサージしたあとは、プレミアム炭酸パックで隅々まで血行促進。超音波歯ブラシで、丹念に歯を磨き、足の指一本一本まで、労るように湯船でマッサージ。「毎日、ありがとうね~」て、心で声をかけながら。気付いたら、90分経過。お風呂上がりは、普段より丁寧に化粧水を馴染ませ、フェイスパックしながら、優雅に読書。眼を休ませるために、今日だけはデジタルデトックス。携帯は見ない。お部屋のキッチンには、食器などが一式揃っていて滞在型の宿泊や、静かに語り合うパジャマパーティーにも良さそう。お部屋の暖房、加湿器も準備万端。いざ、ベッドルームへ。三種類の枕があり、私は一番薄いタイプをチョイス。仰向けに寝ると、背中の凹凸に沿うようにふわふわしたベットパットがしっかり包んでくれる。雲の上で寝ているみたい。まるで底付き感がないのです。薄い羽毛掛け布団が二枚重なっていて、軽いのに暖い。たっぷりアイクリームを塗って、アイマスク+蒸気の出るホットアイマスクをダブル使用。朝までぐっすり、、、、おやすみなさい⭐自然に目覚めるまで、心身を解放します。タイマーなしだと、7時15分にスッキリ目覚めました。目覚めたあとも、シーツの質感を肌で楽しみながら夢と現実の間合いを、行きつ戻りつ、、、気持ちよくグダグダ、、あっという間に、一時間経過。有限の時間を、無限かのように過ごすのは、究極の贅沢だとおもう。ベッドから出たら、温かい漢方茶。和漢ティザンヌを持参して、今朝は「日和ひより」をチョイス。ゆっくり身体を温める。朝風呂で、またまたゆっくりして(笑)、10時のチェックアウトまでのんびり身支度。金沢の朝は、ほんのり雪景色でした。気持ちよく目覚めた朝は、あたり前の風景までが特別な輝きを放って見えてくる。じわじわと湧きあがる多幸感。誰もが行う「眠る」という、毎日のアクティビティが充実していれば、起きている時間も元気で、機嫌よく過ごせる。その積み重ねが「美しい人生」を創るということを改めて体感しました。「ライフ・人生」の3分の1をしめる睡眠時間。ということは、クオリティ・オブ・ライフの3分の1は、自分でコントロールできるということ。 -
三連休明け ~ 素顔の金沢
人が溢れていた主計町の風景も、旅人たちが去ったあとには余韻だけが残る。鮨処あいじさんの2階から眺める景色小春日和の平日。のんびりと時間を気にしないでお昼ごはんをいただけること。食べたいときに、食べたいものが食べられること。親友と愉しい気分で語り合うエンドレスな会話。そんな健やかな時間に、途方もなく充たされる。今秋においしく頂いた香箱ガニたち。香箱ガニの巻き寿司香箱ガニのパスタ香箱ガニのちらし寿司香箱ガニの蟹面(かにめん)香箱ガニの炊き込みご飯香箱ガニと白子の巻き寿司、、、好きすぎますね(苦笑)明日から、仕事も頑張ります(^.^) -
晩秋の味覚 ~ 金沢人の香箱愛は海より深い
本当のおいしさは、
見目麗しさと、必ずしも比例しない。そんな風なコメントとともに、
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金沢芸妓たちも愛する栗きんとん
現代アートの美術館と、
茶屋街の町並みが共存共栄する金沢。毎年、期間限定の販売を、
愉しみにしている “栗きんとん”
最終日になんとか間に合いました。地元に愛され100年以上続く和菓子屋さんは、外観が昔ながらで映えがないゆえ、
観光客は見事に素通りしますが(笑)、だからこそ地域住民は、
この一際おいしい手作りの栗きんとんに
毎年ありつけるという理屈。どうか、ずっとこのままで。。。チビサイズの“ふくさ”もお気に入りです。 -
夏を名残る、パティスリーオノの絶品グラニテ
夏を後悔しないために、
パティスリーオノの絶品グラニテを求めて、
山側環状をプチ・ドライブ。かわいいスタッフさんがお持ちくださったのは
完熟桃とフランボワーズのグラニテ。淡雪のような口溶けと甘美な香りに
ひとり、暑すぎた夏を名残りながら、
来年の再会を約束するのでした。午後は読書。『今日は働くには暑すぎるよね』と、
自分に言い訳しながら。。。お持ち帰りのスイーツは、黄桃のタルトと、ネクタリンのミルフィーユ。グラニテで去り行く夏に名残ながらも、
焼き菓子は、autumn color に惹かれる、移り気なオンナゴコロ。もう夕暮れは、すっかり秋の空ですね。 -
林修先生のニッポンドリル 『食の金沢SP』
今夜のフジテレビ・林修先生のニッポンドリル
『食の金沢SP』で、金沢フレンチの名店『Makino』が紹介され、『ジビエと六種野菜のカーニバル』の試食係という光栄を仰せつかりました。牧野シェフの描く美食のファンタジーを愉しみに、全国の皆様、秋の金沢にお越しくださいませ✨ -
La Maison de Mizuki ~ 北陸の小さな旅
大型連休のウォーミングアップは、
大好きなケーキ屋さんでの、
ゆるやかな時間からスタート。イチゴとメロンのショートケーキにしましたが、どうしても選びきれなくて、二個オーダーすることも多々あります。チーズケーキとサバラン、どちらもオススメ。こちらでは、ミルクティを頂くことが多いです。ティーカップやプレートもアンティークで、世界観が統一されていて、雰囲気に浸れます。壁に飾られていた、日本画家 舟山一男さんの作品にくぎづけ。美しい線や面に対する、愛情や敬意が感じられる作品。イギリス製の古いアンティークチェストの上に、飾られているお花や、本や、ティーカップも愉しみのひとつ。いつもはお一人様か、母親同行ですが、
今日はめずらしく、東京からのすてきな友人と合流しました。そのかたは、オーナーパティシエールのミズキさんの凛々しいユニフォーム姿に興味津々。制服談義に花が咲き、お菓子も、ファッションも、アートも、すべては、根底で繋がっているね。というお話に展開。県外の人との金沢めぐりは、
見える風景も、お店の人との会話も、
いつもとは全然ちがって、
一緒に観光客気分になれるのが、
新鮮で愉しいものですね。そして、このお店で受けた電話が、人生を変えていくかもしれない吉報で、個人的なパワースポットとして記憶されました。贅沢や、豊かさというのは、
ゴージャスなことでは決してなく、〝場の主人〟が厳選した最小限のものによって、
隅々まで世界観が統一された空間に、
お邪魔させていただくこともまた、
贅沢、極まりない体験。そこにはもはや感謝しかありません。
全てに、ご馳走様でした。【 La Maison de Mizuki 】 -
千里浜なぎさドライブウェイ~北陸の小さな旅
ゴールデンウィーク直前の、
まだ静かな千里浜なぎさドライブウェイへ。↑この写真の足元に注目。ヒールが沈まずに歩ける、
締まった砂浜だからこそ、
波打ち際ギリギリまで、
愛車でドライブすることができます。これは日本で唯一、
石川県羽咋市千里浜海岸だけの特徴です。夕日が沈むまでの時間は、
浜茶屋で、はまぐり、サザエ、焼きいか、
バイ貝の串焼き、とうもろこし、
焼きたてを次々いただき、
同行者はビールでほろ酔い。ふわふわと気持ちよくなりながら、
空の表情、色彩のグラデーションが
刻々と移り変わる、
日本海の自然美劇場を観賞。茶屋のまわりには、
おやつを求めて海鳥が集まります。懐つきながらも、
茶屋の中には入らせない距離感を、
海鳥と保つコミュニケーション能力に感激。子供の頃と比べて、
砂浜の侵食がずいぶん進んでいます。いつかは、この恵まれた環境が
過去の夢物語となる日がくるのかもしれません。本日のBGM ~@ 千里浜なぎさドライブウェイ -
贅沢の極~金沢の観桜
金沢市 犀星のみち今日はまさに満開のさくら咲く新年度。
市街地の中心を流れる犀川の周辺も
平日の日中は人影もまばら。兼六園は観光客で賑わっていますが、
私はこの場所の観桜が一番好き。これを贅沢と呼ばずして、
なんと表現しよう。一人ぼんやりと、
持参したお菓子とお茶でお花見の午後。 -
さくらの流し舟 ~ 旧大聖寺川
旧大聖寺川の流し舟。
素朴な風景をのどかに愉しむ昼下がり。
船頭さんが地域に伝わる民謡を一節。