• 好ききらいは神様の感覚

    エレガンスとは、見た目ではなく、
    思考である。

    例えば、甘いスイーツ。
    甘いものの『好き嫌い』は其々あるだろう。

    でもそこに『糖質は悪!』という
    『善悪論』を持ち込むと、
    話は一気にややこしくなる。

    『善悪』は、人間が生きやすい世の中を
    作るために勝手に作ったルールであり、
    時代とともに変化するし、国によって、
    家庭によって、人によっても、
    大きく変わるもの。

    一方、『好き嫌い』は、神様の感覚。
    天から降りてきた感情を、
    人はコントロールすることができない。

    もっといえば『好き嫌い』があるからこそ、
    個性が薫る。

    私の考えるエレガンスとは、
    『嫌い』のなかにも
    『善』を見つける目をもっていたり、

    『好き』のなかにも
    『悪』があることを
    謙虚に受容できる思考をもつこと。

    世の中のスキャンダルに対して、
    『個人的な嫌い』を『社会的な悪』に
    すり替えて糾弾している人は、幼く見える。

    そして『個人的な嫌い』を感情の赴くまま、
    振りかざすことが許されるのは、
    赤ちゃんだけである。

    『私は好きにはなれない、なぜなら~』
    と、相手の立場をおもいはかって
    観念を語ることは、人生への自信であり、
    『社会的な善』という権威付けを
    必要としない勇気である。

    エレガントな言葉を使うひとが
    優雅なのではなく、

    その言葉を選んだ思考にこそ、
    優雅の本質がある。
    そしてその本質が振る舞いや外見に宿る。

    【現在、募集中のセミナーはこちらから 】
    《印象美な大人の表現力教室 9回コース》

    《新コミュニケーション能力2級認定講座》

  • 【告知/50才の聖誕祭】あなたの功績を祝う夜会

    ■50才の参加者募集しています■

    ようこそ半世紀、全員主役の聖誕祭✨ 

    20歳の顔は自然からの贈り物、
    30歳の顔はあなたの人生、
    50歳の顔はあなたの功績

    有名なココ・シャネルのことばのどおり、
    “50歳の顔”は女性にとっての
    “人生の告白”です。

    誇りある半世紀の節目に、
    自分自身を祝福し、
    天からの与わりに心から感謝する。

    そんな価値観を共有する、
    同年の仲間たちとともに
    人生を語り、私たちの聖誕を祝う、
    チャリティ夜会を開催します。

    1997年、
    資生堂の化粧品CMコピーを覚えていますか。

    ≪美しい50才が増えると、日本は変わると思う≫

    コピーライターは、故・岩崎俊一さん、

    版画家の山本容子さんが
    イメージキャラクターでした。

    当時29歳だった私たちは、
    『若さこそが最強』という10代を過ごし、

    『若さとは儚いものかもしれない』
    と20代で気づき、

    『年齢を積み重ねる美しさ』
    というものに憧れを抱き始めた年頃でした。

    あれから21年を経て、
    私たちは日本を変えるほどの魅力を
    称えているだろうか?

    そんな“問い”の頭上に立ったとき、
    美しさの価値観は人それぞれですが、

    自分の半世紀に関わってくださった人達や、
    天恵に心から感謝し、

    築いてきた能力や人生の時間を、
    ささやかでも社会に奉仕し、

    自分の人生に祝福を贈る50才たちは、
    きっと日本を変えていけるはず。

    そんな想いを醸成し、
    50代をさらに充実させるための祝賀会を、
    印象美な街・金沢で開催します。

  • 【告知/セミナー】 仏教で読みとく『君たちはどう生きるか』

    ■あなたの学び成長する時間が、
    チャリティーに繋がる ■

    3月21日春分の日、仏教講師 菊谷隆太氏を
    お迎えして、金澤倖学チャリティー講座を、
    開催いたします。

    未婚既婚男女を問わず、ご参加頂けます。

    私は菊谷さんのメールマガジンの
    大ファンで、ずっとひそかに拝読し、
    深い影響を与えられております。

    たとえ宗教に関して門外漢であっても、
    現代の風俗、文化、ニュースに照らし、
    わかりやすく教えてくださるので、
    仏教に興味関心を抱きました。

    まさに仏教界の不易流行(ふえきりゅうこう)。

    今回は、宮崎駿監督がジブリでの製作を
    発表し、原作が大ベストセラーになった、
    吉野源三郎著『君たちはどう生きるか』を
    仏教を通して読みとき、男と女の生き方にも
    照らし合わせてご紹介いただきます。

    『人間は必ず死ぬのに、

    どうしてこうまでして
    生きなければならないのか』

    この突きつけられるような問いに、
    仏教の視点からお答え頂く講座です。

    受講料は、お帰りになられるときに、
    皆様のお気持ち(お布施)を菊谷さんへ。

    そして東日本大震災復興支援義援金
    1000円を義援金boxにお願いいたします。

    WORDROBEは、講座会場費と運営費を
    チャリティー寄付いたします。

    ※ どなたでもご参加いただけます✨
    ※ 定員40人 満席の際はご了解ください。

    《 お申し込みはこちらから 》

  • あなたは わたしが生きる理由

    You maybe the reason I survive
    ~ あなたは わたしが生きる理由


    私たちはこの世に生を受けたとき、
    『生まれてきてくれてありがとう』と、
    存在そのものに感謝されたはずなのに、

    成長するのに従って、

    『かけっこ速くてすごいね!』
    『テストで満点、頑張ったね』
    『お手伝いしてくれてありがとう』
    『お茶の用意してくれて優しいなぁ』

    と、能力や行動で褒められるようになる。

    もちろん、それも大切なことだけど、

    そればかりが続くようになると、

    誰かの役に立たねば、
    または、人より秀でていなければ、
    自分には存在価値がない。

    そんな価値観が刷り込まれて、
    いつしか自己肯定感にも
    影響をあたえてしまうのではないだろうか。

    『愛してる』は、存在承認。


    人様の役に立たたなくても、
    他人より秀でていなくても、

    存在そのものに感謝して、慈しむ言葉。


    そして何よりも、
    『愛してる』と声にだして発するとき、
    その言葉を聴いているのは、
    自分だということ。

    『わたしは、この人を愛している』

    『わたしは、人を愛せる豊かな人間』


    そんな暗示を日々自分にかけるからこそ、
    愛情のモチベーションが長く保てて、
    愛情深い時間の質が、思考や人生の質を高める。

    とくに大人は『愛してる』という言葉を、
    誰にでも贈ることはできない。

    だからこそ、贈る側にも、受けとる側にも、
    大切なことばであり、
    双方にとって、人生レベルの価値がある。

  • 50歳のbirthday 当日に想うこと

    朝の欠片 かけら
    一つ一つ、ピースを集めると、
    いつもどおりの空間には
    好きなものが散りばめられている。


    20年前から使っているマグや、
    春先になると毎年登場するクッションカバー、
    そのなかに、新参者の花瓶や洋書が加わって、
    自分ワールドのクラシックモダンが
    成立している。

    どんなシーンにもスルリと現れ、
    主役におさまるハルモニアは、
    天性の女優だなぁ。。
    と感心してシャッターをきる、
    スマホカメラマンのわたし。
    50才の誕生日、どんなふうに過ごそうかと、
    ずっと考えていましたが、
    何も特別なことはせずに、
    いつもどおりの日常を味わうことを選びました。
    積み重ねた自分らしさに囲まれ、
    太陽や、風や、水や、鳥の声という平和な天恵が
    50年も絶え間なく、当たり前のように
    与えられている奇跡。
    今日は、感謝を届ける日。
    大切な人たちに花束を贈り、先祖のお墓参りをする。
    貰うのではなく、
    贈る年代になった、悦びと誇りをこめて。

  • ことばによる薫陶(くんとう) アンソニー・バーグランド

    『人生の達人になる秘訣』

    アンソニー・バーグランド著書
    心に響く言葉より

    あなたは人生という名の学校に入っています。

    この学校には休みがなく、
    生涯にわたって毎日なんらかの授業を
    受けつづけなければなりません。

    嫌いな授業もあるかもしれませんが、
    どんな授業でも受けなければならないのです。

    カリキュラムは多種多様です。

    仕事、家庭、恋愛、友情、金銭、道徳、
    健康、趣味などなど。

    人はみな、ありとあらゆる授業を受けて
    成長していかなければなりません。

    どの授業にも教訓があり、あなたはそれを
    謙虚な姿勢で学ぶ必要があります。

    それを拒みつづけるかぎり、
    その授業は形式を変えて、
    何度もおこなわれます。

    いわば人生の「補習授業」です。

    教訓を学ばない代償はたいへん大きく、
    場合によってはかなり手痛い損失を
    こうむります。

    しかし、いったん教訓を学んで、
    肝に銘じるなら、なんらかの形で
    大きな報酬が得られ、
    豊かな人生を送ることができます。

    人生という名の学校では、
    そこに登場する人たちはみな、教師です。

    仕事では上司や同僚、部下、
    お客などがそうですし、私生活では
    親や配偶者、子ども、兄弟、親戚、友人、
    知人、恋人などがそうです。

    また、乗り物で隣に座る人や
    街中で道を教えてくれる人などもそうです。

    つまり、どの人も、あなたになんらかの
    教訓を与えてくれる大切な存在なのです。

    見本を示してくれる模範的な教師もいれば、
    反面教師もいることでしょう。

    しかし、あなたはどの人からも
    教訓を学ぶという謙虚な姿勢を
    持つ必要があります。

    それが人生の達人になる秘訣です。

    #アンソニーバーグランド
    #人生の達人になる秘訣
    #出会う人すべてが師である
    #ことばによる薫陶
    #印象美コミュニケーション

  • たゆまぬ反復は未来への追憶

    ■たゆまぬ反復は未来への追憶である■

    今日、読んでいた本にあった言葉。

    何度も、何度も、読んだ本なのに、
    なぜかはじめて飛び込んできた言葉。

    自然はひとつの間違いもなく、
    季節をくりかえす。

    夏にうっかりと雪を降らすことも、
    春に紅葉してしまうこともない。

    何度も何度も反復しながらも、
    決して鈍感にならず、
    人間の心に初々しい悦びを与えてくれる。

    一方で、私たち人間は、
    反復に飽きたり、感動を消耗したり、
    自ら退屈な日々を作り出す。

    『たゆまぬ反復は未来への追憶である』

    今という時間が創りあげたものが、
    自分にも、誰かにも、
    いつの日か、美しく呼び起こされる
    追憶となるために、

    めぐりくる季節のように、
    自分にも、誰かにも、
    感動を与えられる存在となるために、
    日々の反復を大切にしようと誓う新月の一日。

  • 目指すのはダウンサイジング


    大雪後、久しぶりに洗車をして、
    ようやく新しい季節がやってきた気分。

    長年、頑張ってくれている白い車。
    春色のブーケ。
    軽やかな素材のシンプルなコート。
    ナチュラルブルーのバロックパールピアス。
    澄んだ香りのパフューム。

    一つ一つが、この上なく愛しい。

    そう思えるのは、
    選んだ日の情景や、
    贈られた日のうれしさや、
    笑顔のシーンが、
    記憶と重なっているからだろう。

    身軽で、不要なものがなく、余白が心地好い。

    だからこそ、自分らしい小さな無駄なこだわりが
    愉しくなる。

    そんな風通しのよい毎日にしたいものです。

    #ダウンサイジング
    #余白の美
    #金沢の早春
    #印象美な暮らし
    #人生を最期から見わたす
    #大事に生きよう

  • 猫ちゃんのチョコレート

    仔猫のラブリーなBOXをいただきました。
    中身はオレンジピールの小枝チョコ。

    あまりにもかわいくて、
    猫ちゃんの名前は、Patty Cake(パティケーキ)
    と命名。

    ふんわりしたキツネ色のスポンジケーキに
    真っ白な生クリームをのせたような、
    スイートな女の子。

    四人きょうだい、だったんだね。

    大雪で忘れてしまいがちですが、
    明後日はバレンタインデーです。

  • 自分らしさを知る方法


    人は、他人を介して自分を知るもの。

    そもそも“自分らしさ”など

    単体では存在せず、
    すべては他人との相対からでしか
    深めることはできない。

    『自分とは何者で、何のために生まれたのか』

    を探す旅が人生ならば、
    その旅の大切なツールがコミュニケーション。

    今日は終日、

    コミュニケーショントレーナー育成コースの
    サポートに関わらせていただき、
    受講者の皆さんの純度の高い情熱にふれ、
    いまの自分に足りないものを知ることができました。

    人生で関わるすべての人は、
    自分を深めさせてくれる師なのだと
    改めて感じながら、
    北陸新幹線で雪の金沢に向かっています。

    今回の東京stayもいい旅でした。