• 日本情緒になじむ、美しい装い

    京都と金沢、
    和服が似合う街であることは間違いない。

    一方で、景観になじみ、場を整える、
    和服以外で印象美を表現する装いとは?
    一般の生活者である以上、
    和服で仕事をしたり、日常を送ることは難しい。

    であるなら、
    和服以外の選択肢も、私は持ちたい。


    和服もいい。
    洋服もいい。

    そして、両方が魅力を持つことで、
    日本の繊維業界も、
    日本の風景も、
    両方が活性化する方法。

    この情緒ある日本の街に美しく馴染む装い。
    そんな議論があってもいい。
    そして、東京にもまた、
    下町の情緒溢れる、和服の似合う一角があります。
    この味わい深い景観に馴染んで、
    人の存在が街に美しく際立つ洋装とは?
    #印象美®
    #京都
    #金沢
    #東京
    #日本のオートクチュール
    #WORDROBE
    #和服以外で景観になじむ装い
    #そんな議論があってもいい

  • 和洋の融合、あくまで王道style

    ネイルパフュームオイル『Benedictionf』
    ベネディクスィオンはフランス語で『祝福』の意。
    新しいラッピングは、
    梳き和紙に、紅白の水引、筆文字の『寿』
    『夢』にも見える、味わいのある文字は、
    加賀友禅大使で、水引作家の、
    塚谷彩子さんの直筆の書。
    水引も、書も、着物の着こなしも、
    正統に、品よく、いつも美しい日本美人です。
    そして、Benedictionfのロゴは、
    金沢出身の書家、国分佳代さんに書いて頂いた、
    筆文字アルファベットです。
    国分さんの英字は、金沢が誇る世界的哲学者で
    禅の研究者 鈴木大拙の英文字に似ていると、
    末裔の方から言われたことがあるとか。。
    ネイルケアや、パフュームといった西洋文化を、
    珠洲椿油という、
    希少な日本の資源と融合させたプロダクツ。
    春の月明かりをイメージした、
    天然100%ブレンド精油の香りと共に、
    大切な人に贈る、祝福のプレゼントです。
    和紙の手書き有料ラッピング
    (1箱500円 5個~承ります)

  • 明日、寿命がやってくるとしたら


    大切な友人のご母堂様のお見送りが、
    丹後ちりめんの喪服ドレスに袖を通す、
    最初の機会になりました。

    学生時代、ご自宅に遊びに行ったときに、
    迎えてくださった笑顔、

    その友人が母から受け継いでいる、
    女性としての、思いやりある言葉の機知、

    去年の夏、私の父を送ってくれたときは、
    『父母は高齢ながら元気だよ』と、
    話してくれた友人の表情や、情景。

    いろんなことを一つ一つ、思い起こしながら
    お参りさせていただきました。

    ひとつ気づいたのは、
    喪服の役割とは、
    他人から見て美しいか否かではなく、

    着るひとが安心して背筋を正し、
    故人との想い出や、
    自分のこれからの生きざまに
    心穏やかに集中するものであるということ。

    これまで如何に、
    自分の年齢や体型に合っていない喪服の
    居心地の悪さや、独り言の言い訳に、
    心が向いていたかに気づきました。

    会葬後、母に会いたくなり実家へ。

    母の手料理を食べながら、

    『もし明日、寿命がやって来たら、
    自分の80年は、なぜ生きたのだと答える?』

    と訊いたら、少し考えて、

    『家族の幸せを喜ぶために生きてきた』

    と、母は朗らかに答えました。

    『あなたは?』と、母に問われ、

    『私は、周りから大切にされる選択を重ねて、
    自分を幸せにしてきた自信はある』

    と答えたら、

    『それで充分! 親としては一番うれしい』

    と母は承認してくれました。

    過去を心から認めてもらい、

    これからは、今世に与えられた能力を
    ちゃんと探して、人様に役立てていく、
    そんな余暇の人生を喜ぼう。。と、
    未来にも肯定的になれた1日。

    帰りがけ、車のサイドミラーを、
    自宅前の電信柱にぶつけてしまい、

    仏壇に手を合わせることを、
    すっかりスキップしたことを
    ハッ!と、思い出しました(苦笑)

    壊れたミラーが、寂しがりやの父からの、

    『こら!オレを忘れてるぞ!』

    に感じる朝でもあります。

    みなさま、ご先祖様を大切に(笑)

  • 【開催レポート】 仏教で読みとく『君たちはどう生きるか』


    『 捨てられたくない 』
    親から、子から、愛する人から、
    お金から、仕事から、お客様から、
    才能から、若さから、美から、健康から、

    私たちは、日々の暮らしで
    幸せを実感するたびに、

    その幸せが永久に続かない事実に、
    不安を感じ、捨てられる恐怖を
    抱いて生きている。

    幸せが続かない不安。
    または、充たされない不満。

    だからこそ、『どう生きるか』
    というhow-toに、すがりたくなる。

    医学、経済、政治、科学、心理学、
    それらは、人が生きやすくなるために
    進化している。

    でも『なぜ生きるのか』のこたえを
    与えてくれるものではない。

    『これを達成したら、人生に悔いなし』

    そう思える人生の目的はなんなのか。

    今日は、仏教講師 菊谷隆太さんをお迎えし、
    東日本大震災復興支援チャリティーセミナー
    『 第1回 金澤倖学一般講座 ~
    仏教で読みとく、君たちはどう生きるか』
    を開催し、およそ30名の学友のご参加を頂きました。

    『摂取不捨の利益のため』

    『無常を観ずるは、菩提心の一なり』

    初めて聞く言葉の数々から、

    『なぜ、生きるのか』

    という、壮大な問いに対して、
    仏教がだした答えの一端を学び、
    自分の人生の使命を考える時間を
    過ごしました。

    金澤倖学の初めての一般講座に、
    ご夫婦でご参加いただいたかたもあり、
    趣旨が伝わり、広がっていくことにもまた、
    喜びを感じました。

    菊谷先生、学友の皆様、
    今日はありがとうございました。

    さっそく『歎異抄』をAmazonで、
    ポチってみました(´ω`)

    東日本大震災復興支援チャリティーセミナー

    『 第1回 金澤倖学一般講座 ~
    仏教で読みとく、君たちはどう生きるか』


    講 師:仏教講師 菊谷隆太氏
    主 催:(株)WORDROBE 

  • シンプルなネイルしか、いらない

    ネイルの目的は、手全体を美しく見せること。
    白く、細く、すんなり。
    そう見えること以外の効果はいらない。
    『手元の美しいひと』という印象は、
    シンプルなネイルからしか生まれない。
    『佇まいが美しいひと』という印象は、
    シンプルに全体が調和している装いからしか
    醸せない。

  • 真なる、おもてなしの街

    今週末のコミュニケーション講座にて、
    20代の、若い受講者の男性が、
    三つ揃えの美しいスーツ姿でお越しになり、

    “ふくさ”に丁寧に包まれた受講料を、
    茶道の先生にお月謝をお渡しになるのと
    同じ所作で私にお渡しくださいました。

    過去に、お渡しした経験はあれど、
    受け取った経験ははじめてで、
    オタオタと戸惑う自分に苦笑い(笑)

    学びの空間を丁寧に整えてくださった、
    その男性のご職業は大工さん。


    芸術・文化を、庶民や職人層にも広め、
    加賀藩を治めた前田家の立国精神を
    そのかたの振る舞いから感じました。

    文化や風土を継承していくというのは、
    住民一人一人の意識であり、

    決して他人任せにすることではない。

    当日、私はさくらの季節に先駆けて、
    衣装を選び、登壇しました。

    視覚もまた、おもてなし。

    それは、職業云々ではなく、
    人として、自分にできる、ささやかなことで、
    自分も、周囲も、もてなす気持ちが
    住民のこころに宿っている場所が、
    真なる『おもてなしのまち』ではないだろうか。

    ましてや、金沢。
    武家文化、町人文化の街なのだから。

  • 美しさの源泉

    横顔もきれいな薔薇一輪。

    チェコのアンティークガラスの
    フラワーベースがよく似合う。

    目が合うたびに、
    “きれいだなぁ”と思えるものに
    囲まれていたり、

    光の表情に季節を感じる瞬間が、
    日々幾度も訪れる。

    そんな暮らしのなかにこそ、
    人それぞれの美しさの源泉が
    あるように思います。

  • 記憶の欠片~ 京都 備忘録

    川沿いのカフェに吹く風。

    とびきりの和牛のビーフシチュー。
    イノダコーヒーのウインナコーヒー。
    カーテンから差し込む朝陽の陰影。

    一つ一つが記憶の欠片。
    心地好い、春のまどろみ。

  • ターナー展 ~ 京都文化博物館

    間に合ってよかった。
    出張の合間にターナー展へ。

    情景の緻密さ、
    自然への畏怖を
    『崇高』という概念で表現した迫力。

    何よりも、
    自然風景のなかに存在する、
    労働の文化や、人の存在を
    大切に考えていたターナーの想いに
    触れることができました。

    感動の気持ちを共有したいかたへ、
    ミュージアムショップで求めた
    postcardに想いをしたため、
    お隣にある、クラシックな郵便局から投函。

    感情は生もの。
    料理と同じで、
    新鮮なうちにことばにするに限る。

    #ターナー展
    #人は街の景観の一部
    #印象美
    #WORDROBE

    @ 京都文化博物館 The Museum of KYOTO

  • postcardで旅する世界

    京都文化博物館のギャラリースペースで、
    偶然に開催していた、
    『中谷守一 写真・ポストカード展』では、
    中谷さんが一年がかりで世界を旅して撮った、
    写真の数々をポストカードにして、
    展示販売していました。

    膨大な作品のなかから、8枚選んで購入。

    惹かれた風景は、イタリア、チェコ、
    イギリス、ポルトガル。


    独りうっとりしながら、
    フランス発祥のカフェで
    チーズケーキを食べる、
    西洋かぶれな京都の午後。


    @ Paul 京都三条店