50歳のbirthday 当日に想うこと

朝の欠片 かけら
一つ一つ、ピースを集めると、
いつもどおりの空間には
好きなものが散りばめられている。


20年前から使っているマグや、
春先になると毎年登場するクッションカバー、
そのなかに、新参者の花瓶や洋書が加わって、
自分ワールドのクラシックモダンが
成立している。

どんなシーンにもスルリと現れ、
主役におさまるハルモニアは、
天性の女優だなぁ。。
と感心してシャッターをきる、
スマホカメラマンのわたし。
50才の誕生日、どんなふうに過ごそうかと、
ずっと考えていましたが、
何も特別なことはせずに、
いつもどおりの日常を味わうことを選びました。
積み重ねた自分らしさに囲まれ、
太陽や、風や、水や、鳥の声という平和な天恵が
50年も絶え間なく、当たり前のように
与えられている奇跡。
今日は、感謝を届ける日。
大切な人たちに花束を贈り、先祖のお墓参りをする。
貰うのではなく、
贈る年代になった、悦びと誇りをこめて。