一声二顔三姿、それは知識の説得性

昨夜は、英国スーツオーダーメイド専門店

EDWARDECRUS 代表で、
dresssir®の木場紳匠郎さんの
『 自分に似合うダンディズム 』をテーマにした、
ラウンジスタイルのトークイベントに伺いました。

木場さんにお目にかかるたびに感じるのは、
『一声・二顔・三姿』の大切さ。

よい歌舞伎役者の条件を表現したことばで、

第一に声、声の音色や台詞まわし
第二に顔、造形に留まらない表情の魅力
第三に姿、姿のよさ、存在感、表現力

を意味します。

そしてそれは歌舞伎役者に関わらず、
人と接するすべての職業に通じることを
木場さん、國枝さんを通して、

深く感じました。

ルーツが西洋哲学という木場さんの言葉は、
知識、経験、独自の思考に溢れていますが、

落ち着きのある語り口と、
親しみの表情に深く息づく洞察の視線、
スーツ姿の画になる様(サマ)と、
振る舞いの魅力

それらが揃っているから、
説得力が何倍にも増し、
目が離せない際立つ魅力を放ちます。

木場さん、國枝さん、ガマダンの皆様、
ご一緒下さった参加者の皆様、
素敵な夜をありがとうございました。