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  • 2013.07.22

    小さな敬意・些細な丁寧

    今日は丑の日。

    鰻のかば焼きを買い求めました。

    その足で、自然食のお店に行き、
    いつもの五分づきの玄米ではなく、
    鰻に合うように白米に精米してもらう。

    丁寧に焼いてもらった鰻だと思うと、
    精米したての品質の高いお米を用意したくなる。

    朝採れの枝豆だと思うと、
    贅沢に、茹で塩から珠洲の天然塩を使おうと思う。

    木なり完熟のトマトなら
    へたをとって、塩を浸透させてラップして
    最高においしい冷やしトマトにしてあげたい。

    人間同士もきっと同じだろう。

    お店の雰囲気に合わせて
    装いを選ぶお客様には (敬意)
    きっと心地よい接客がもたらされる (丁寧)

    新築住宅に家具を運ぶ家具やさんの
    靴下が冴え冴えと真っ白だったら (丁寧)
    その人は名前で覚えられて、
    施主に感謝されるだろう (敬意)

    丁寧には、敬意が返ってくる。
    敬意には、丁寧が返ってくる。

    そして不遜には、軽蔑が返ってくるだろう。

    大人であるからには、
    【小さな敬意】を払われるひとになりたいし、
    【些細な丁寧】に気づけるひとになりたい。

    私が考える日常の一座建立って、
    そんなこと。

    ピカピカに精米されたお米のために
    土鍋を用意しながら、ふと、そう思った2013年丑の日。

  • 2013.07.10

    理想の女性像はありますか?

    あなたには、
    理想とする女性のイメージはありますか?

    私には、追い求める理想の女性像があります。

    終戦前後の日本で活躍した、
    人形作家で、アーティストで、編集長で、

    イラストレーターの中原淳一さん言葉の数々は、
    まだ10代だった私に、理想の女性を
    明確にイメージさせてくれました。

    終戦1年後の8月15日、
    「 それいゆ 」という少女向雑誌を創刊した
    中原淳一さんのことは、
    ご存知の方も多いと思います。

    日本の女性がまだ、
    破れた服を破れたまま着ていることに、
    恥ずかしさを感じる余裕さえなかった時代。

    「 美しく自分らしく生きる 」
    「 美しく暮らす 」

    ということを提唱し続け、
    生涯をかけて活動したモラリスト。

    中原さんの言葉を読み返すたびに、
    60年前の言葉とは思えない新鮮さに驚く。

    つい漫然と日々を送ることに反省し、
    背筋がシャンと伸びる。

    中原淳一は
    「美しくない」ことが許せない人だった。

    「美しい」とは、外見の美はもちろん、
    やさしい心遣い、思いやり、

    弱い者や悩む人への愛、謙譲の美徳、
    清潔な清々しさといった、
    人間の在り方すべてであり、
    日常の暮らしを「美しく生きる」ことによって、
    初めて、人生を楽しみ、
    生きることを喜ぶことが出来る。という。
    「美しい暮らし」とは、家庭の生活を
    きりまわしてゆくのに必要な、
    理知的な技術によってつくられるもので、
    それを知っているか否かで、
    その人の一生が暗くもなり、
    明るく豊かにもなる。
    中原淳一はそれを
    「 女性の真心が形になって表せる技術 」
    と、呼びました。

    人間のテーマは
    時を超えても変わらないものだし、
    娘時代に憧れた理想像は、
    おとなになっても変わらないもの。

    中原淳一氏の 「美しく生きる言葉」は、
    私にとって、女性として生きる思考の原点。

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