理想の女性像はありますか?

あなたには、
理想とする女性のイメージはありますか?

私には、追い求める理想の女性像があります。

終戦前後の日本で活躍した、
人形作家で、アーティストで、編集長で、

イラストレーターの中原淳一さん言葉の数々は、
まだ10代だった私に、理想の女性を
明確にイメージさせてくれました。

終戦1年後の8月15日、
「 それいゆ 」という少女向雑誌を創刊した
中原淳一さんのことは、
ご存知の方も多いと思います。

日本の女性がまだ、
破れた服を破れたまま着ていることに、
恥ずかしさを感じる余裕さえなかった時代。

「 美しく自分らしく生きる 」
「 美しく暮らす 」

ということを提唱し続け、
生涯をかけて活動したモラリスト。

中原さんの言葉を読み返すたびに、
60年前の言葉とは思えない新鮮さに驚く。

つい漫然と日々を送ることに反省し、
背筋がシャンと伸びる。

中原淳一は
「美しくない」ことが許せない人だった。

「美しい」とは、外見の美はもちろん、
やさしい心遣い、思いやり、

弱い者や悩む人への愛、謙譲の美徳、
清潔な清々しさといった、
人間の在り方すべてであり、
日常の暮らしを「美しく生きる」ことによって、
初めて、人生を楽しみ、
生きることを喜ぶことが出来る。という。
「美しい暮らし」とは、家庭の生活を
きりまわしてゆくのに必要な、
理知的な技術によってつくられるもので、
それを知っているか否かで、
その人の一生が暗くもなり、
明るく豊かにもなる。
中原淳一はそれを
「 女性の真心が形になって表せる技術 」
と、呼びました。

人間のテーマは
時を超えても変わらないものだし、
娘時代に憧れた理想像は、
おとなになっても変わらないもの。

中原淳一氏の 「美しく生きる言葉」は、
私にとって、女性として生きる思考の原点。