祝福と感謝のなかに生きること
雪景色なのに、ほのかに春を感じる。
人前式のバージンロードで
新婦の父が、娘の手を新郎に委ねた。
金沢城下に舞う名残雪は、
父の想いを絵にしたようだった。
清らかで、せつなく、
それでいて、
春を迎える希望がそこにはある。
今年初めてのブライダル。
この空気の中に、久しぶりに
身を置いてみると、
やっぱり私はこの仕事が大好きなのだと、
改めて感じずにはいられない。
祝福と感謝。
それは人間だけに与えられた高尚な感情。