手紙は1200年続く情緒的価値
なにげない日常のなかで、
急ぐわけではないけれど、
ゆっくり伝えたい想いがしたためられた
すてきなお手紙が届くたびに、
お相手と私のあいだに、
ふわりと美しい虹がかかるような、
温かく親密なよろこびを感じます。
切手にも、
カードの絵柄にも、
ちゃんと意味が存在し、
黙っていても二人にはわかりあえることが
とても嬉しいのです。
手紙も、文香も、
飢饉、疫病、戦争があろうとも
日本で1200年続いているコミュニケーション
人間のもとめる本質的なしあわせが
ちいさな世界に詰まっているのです。
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