加賀の雑煮は、あっさりしたなかにこくがある

加賀の雑煮は、
あっさりしたなかにこくがある。

もっとも単純な雑煮でありながら、
もっともこまやかな味をもっている。

~ 金沢の風習 井上 雪 著書より抜粋


金沢のお雑煮は基本的に極シンプル。

角餅とおだし、チラリと鰹節

家庭によって柚子や芹、三つ葉が入ったり、

元旦だけ、かしわや海老、イクラなどを
華やかにいれたりもする。

でも、基本は極シンプル。

それは、質の高い昆布を使って
丁寧に出汁をとり、

煮崩れないだけの、コシのある
質の高い餅があってこそ成立する雑煮。

今朝は伝統にのっとった、
昔ながらの金沢の雑煮からスタート。

2015年、お正月。
単純でありながら、もっともこまやかな、
身の丈に合った上質な生き方をしたいものです。