プルーストを読む~失われた時を求めて
フランス文学研究家の芳野まい先生を迎えての
gamadan セミナーに参加しました。
「何を題材にして自分らしさを表現するか」
に悩みながら、20代の頃から短編や詩を書き、
翻訳を試みたりしながら、
オリジナリティを模索し続けたひと。
翻訳を試みたりしながら、
オリジナリティを模索し続けたひと。
まい先生のお話をうかがいながら、
「時を失っていく」ことを諦められず、
必死に自己探求しつづけていたのは
プルースト本人だったのだと感じられ、
「時を失っていく」ことを諦められず、
必死に自己探求しつづけていたのは
プルースト本人だったのだと感じられ、
まさにいま、同じ気持ちでいる私も
「失われた時を求めて」を通して、
切なる自己探求をしたくなりました。
まい先生のお話のなかで、
強く心に残った言葉は2つ。 .
.
「記憶のヒエラルキーの
編集されていないもののなかに富があり、
多幸感がある。」
「プルーストの書いていることすべてが
役割を持っている。」
紡いだ言葉すべてに役割があるなんて、
なんという素敵な賛辞だろうか。
「プルーストは、
この世界をどう見ていたのか」
を感じたくなる、夢のような時間でした。
この世界をどう見ていたのか」
を感じたくなる、夢のような時間でした。
金沢にお越しくださった芳野まい先生、
企画してくださった店長の八木さん、
同席させてくださったご学友の皆様、
ありがとうございました!
企画してくださった店長の八木さん、
同席させてくださったご学友の皆様、
ありがとうございました!