ラウル・デュフィ展
昨日のコートールド美術館展に続いて、
印象派のセザンヌやマティスにも
影響を受けたラウル・デュフィの作品展へ。
9人兄弟の長男として、
決して裕福ではない環境下で
10代から労働を常としていたデュフィ。
若くして苦労のなかに生きていたからこそ、
音楽や色彩美への憧れや羨望が
高い純度で育まれたのかもしれない。
花や昆虫をモチーフとした、
大胆なテキスタイルデザインや、
鮮やかな色彩が溢れる『ニースの窓辺』
デュフィは作品に、
社会的暗雲や病気の憂鬱を
持ち込まないことを信条としていたと知り、
以前、少し気が滅入ることが起きたとき、
デュフィの明るい光に充ちた画風に出会い、
こころ惹かれ救われたことを思いだしました。
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