季節の歳時記、必要な儀式
タオルも年末準備。
年に2回、タオルを総入替えする。
今治タオルのメゾンドサンホーキン。
届いたときは薄くみえるけれど、
予洗いすると、ふんわり膨らみます。
柔らかく、吸水性があり、
ワッフル織の縁仕上げが可愛らしく、
まとめ買いしやすい価格帯。
もう、何年も前からこればかりになった。
時々、浮気しながら落ち着いた港(笑)
まだまだ使えるタオルを総入れ替えするのは、
お風呂上がりのしあわせな肌触りも
さることながら、
お洗濯のストレスをなくすため。
くたびれたタオルを洗い、
くたびれたタオルを干していると、
自分の心もくだびれ、
生活もくたびれる。
煩雑にしまいこまれた引き出しからは、
タオルたちの哀れな自己主張を感じて、
こちらまで悲しくなる。
一方、きれいな新しいタオルは
風になびく姿が生き生きと凛々しく、
乾燥機で回転する姿が躍るように軽やかで、
引き出しに並ぶ姿には、
穏やかな調和と融合を感じる。
なんという美しく平和な光景だろう。
いつのころからか色の選択も、
カラーレスに落ち着きました。
漂白した白ではなく、
色づけしたものでもなく、
最も自然に近いコットンを
最も自然に近い肌で感じることに
心地好さをいだきます。
しあわせの価値基準は人それぞれ。
今この瞬間の楽しみもよし、
ゆっくり味わう楽しみに価値をおくもよし。
年末準備はその人の価値基準がでやすい。
『ありのまま』の自分ってなんなのか?
向き合ってみる時間でもある。