普通のひとが創る、まちの景観
人は、自分という存在を、
正面のみならず、
全方位で語っている。
普通の人が、
普通に歩き、
普通に立ち、
普通に笑い、
普通に会話し、
普通に過ごす姿が、
優雅に見えたり、
きれいに見えたりすることほど、
空間の質を高めることはない。
街の雰囲気を創っているのは、
そこに暮らす普通の人たち。
フォーカスするのは自分ではなく、
自分を含む、景観。
わたしたちは、
存在そのもので、
社会に貢献することができる。
普通の人の、
日常の在り方こそが、
印象美な街の景観を創る。