時代そのものが『青春』だった時代~ファッションとメディア①

■ 時代そのものが『青春』だった時代
ファッションとメディア① ■

フランス文学研究者芳野 まい先生を迎えての
連続講座カマダンアカデミーに参加しました。

歴史の立役者として生きた人物たち、
またはその存在を創り上げた人物たちが、
どのように『時代』と

『ファッション、メイク』を繋ぎ、
影響力を発揮したのか。

当時の貴重な映像や、写真を振り返りながら
紐解いていく1回目の講座テーマは、
『 ジャクリーン・ケネディ 』でした。

パブリック・イメージを演出することを
最初に始めたケネディ大統領夫妻が、

どんな意図をもち、何をして、
どんな結果を得ることができたか。

そして、そこに関わった人たちとの
ドラマティックな相関図。

フランス的思考に影響を受けたジャッキーの
アメリカ人らしからぬ発想力や、

生涯を通じて自分の役割を見事に演じきった、
ストーリーテラー的な生き様、

特にケネディ暗殺後の葬儀の演出や、
オナシスとの再婚、後期の恋愛を経て、
それでも最期にはケネディのお墓に入ることを
望み、実現した下りには、

一人の女性の人生として感じ入るものがあり、
おもわず前のめりになりました。

2回目の参考図書は『エルメスの道』

落ち着きリラックスした雰囲気で、
受講者の皆様も、おとなの素敵な方々ばかり。

何よりも、まい先生がご自身の人生をかけて、
研究を積み重ねてきた膨大な知識を、
『愛』と『好奇心』全開で、
躍動感溢れる表現で語られる姿が

魅力的すぎて惹かれます。

次回を愉しみに、予習します✨