2017.04.03ことばによる薫陶(くんとう) 禅語より■ 掬水月在弄花香満水 ■みずをきくすればつきてにありはなをろうすればかえにみつ両手で水を掬うと月が映り、花を手にすれば、その香りが服に満ちる。月も香りも手にすることはできないが、ちょっとした働きかけで、月や、花の香りを実感できる。何もしなければ、月も香りも感じることはできない。何かを手にいれたいのであれば、ただ眺めているだけではなく、自分から手を差しのべることが大切。