ヘッセの読書術
◼️ 本の積読は、義務の道 ◼️
へルマンヘッセの読書について書かれたエッセイを
まとめた一冊。
『 読者は本に対する愛の道を行くべきであって、
義務の道を行くべきではない。
『 傑作と呼ばれる本をまだ知らないのは
恥ずかしいという心から、
無理に読むのは大変な間違いで、
まとめた一冊。
『 読者は本に対する愛の道を行くべきであって、
義務の道を行くべきではない。
~中略
愛のない読書、畏敬の念の欠けた知識、
心の伴わない教養は、
精神に対する最大の罪悪の一つである。』
心の伴わない教養は、
精神に対する最大の罪悪の一つである。』
『 傑作と呼ばれる本をまだ知らないのは
恥ずかしいという心から、
無理に読むのは大変な間違いで、
誰もが各自の性質にふさわしい作品で、
まず読むこと、知ること、愛することを
はじめなくてはならない 』
まず読むこと、知ること、愛することを
はじめなくてはならない 』
という一文にハッとさせられた。
『読みたい』ではなく
『読んでおくべきだろう』気持ちから
本を選択することが増えてから、
買っただけで安心する積読タワーが生まれた。
子供の頃は好きな本を何度も読み返し、
想像力のなかに広がる夢想の旅が
終わるのがもったいなくて、
読み進めることを躊躇していたのに。。
自分にとっての美しい金言や、
知恵を授かるのは、
義務ではなく、愛と畏敬の道なのかもしれない。