記憶に残る印象美な手紙を書こう

世にビジネスレターの指南書は数あれど、
受け取り手のこころを真に動かすのは、
ほどよい量の正直な感情がこもった、
極めて相手本位の手紙ではないでしょうか。

紋切り型のマナーに、
とらわれた手紙しか書かない人は、
定型文に終始した手紙しか
受け取ることは出来ない。

一方で、渾身の一通を送れる人は、
お相手の“こころの辞書”から選りすぐられた、
あなたのための、煌めくような文言を
受け取ることが出来るはず。

それこそが人生において大切な言葉の財産。

平安時代、文香は送る人の、
知識、教養、センス、コミュニケーション力、
財力など、人間力のすべてを表現するツールでした。

相手の五感に心地好い印象を届け、
自己の内面を表現をする、
日本最古のセルフ・ブランディングであり、
日本人固有の美意識です。

SNS全盛の時代だからこそ、
手紙というアナログで手間のかかるツールで
お相手の記憶に残る手紙を書こう。 平成28年度 石川ブランド認定新商品
金澤文香(kanazawaFumikou)