• 金色の糸


    コーヒーではなく、
    熱いミルクティがのみたくなった朝。

    ノスタルジックでアンニュイなメロディ、

    炭酸バスソルトを入れた熱めのお風呂に
    ゆっくり入って一日がスタート。

    大好きなお友だち八木勢津子ちゃんから
    教えてもらった紅茶のティーパックは、
    手軽なのにちゃんとおいしくて、
    すっかり定番化しています。

    日常に佇む習慣の一つ一つにも、
    なんらかの情報からのルーツがあり、

    きっと大好きな友人が知ったきっかけも、
    その先の世界も、
    金色に輝く糸が繋いでいるのだとおもう。

    今、手元にある素敵な何かを介して、
    作り手と使い手を結ぶ “金色の糸” を
    私は作りたいのだなぁ。
    と、朝からポエマーになってみる。

    みなさま、今日も佳い日にいたしましょう。

  • 続 ・ご縁が芽生えるとき

    不意に訪れた小さなご縁。
    そんなささやかな偶然を育てることが、
    最近、愉しくなってきました。

    今年の7月、
    鶴来のお蕎麦屋さんで出逢った
    石川県を旅するアクティブな老紳士二人組。

    何気ない会話を交わすなかで、
    『 僕たちから聴いたといって行きなさい 』

    と輪島のお鮨屋さんの店名と
    二人の苗字が達筆で書き添えられた箸袋を
    もらいました。

    あれから3ヶ月。

    ようやく『伸福寿司』へ。

    カクカクシカジカ…と、
    お蕎麦屋での経緯を話すと、
    すぐに大将たちは合点がいったようで、

    老紳士二人組との10年以上に渡る交流について、
    カウンターごしに和やかに愉しく
    事情聴取することができました(笑)

    お鮨屋さんでは、
    鶴来の蕎麦屋を逆推薦されたそうで、
    大将たちは、まだ足を運んでないことが
    気になっていたそう(笑)

    台風一過の日本海は、力強くて美しかった。
    お寿司も素朴でおいしかった。

    なによりも、
    片道二時間かけて老紳士二人組を追う
    私立探偵みたいな気分が新しかった(笑)

    人生の愉しみは、
    小さな余裕と遊び心の中にある。

    過去投稿【ご縁が芽生えるとき 】↓

  • 花のある暮らし、時々ハルモニア

    瑞々しいグリーンの紫陽花が、
    シャビーなニュアンスをまとう
    ドライフラワーになりました。

    でも、茎からはまた、
    可愛い新芽が芽吹いている。
    一本の植物のなかにも生命の営みがあり、
    手をかけたぶんだけ、
    朽ちゆくプロセスの美しさに差がでるのは
    人間も同じなのかもしれない。
    ハルモニアは誰に教えられなくても、
    替えたばかりのベッドリネンに一番乗り。

    布団乾燥機で膨らむ羽毛ふとんと、
    秋の木漏れ日の両方をダブルで堪能中。

    眠すぎて、目が開いてません💦
    どんな夢をみてるのかなぁ。

  • 人のこころを、人が動かす

    有限会社E.N.N./金沢R不動産さんが発信した
    この特別寄稿がきっかけとなり、
    島原さんの著書を拝読しました。

    数値化できない定性的な街の魅力を、
    定量的に論理分析する挑戦、

    誤解を招きかねない『官能都市』
    フレーズを敢えて採用した勇気にも
    心が動き、

    なによりも、『合理的』『機能的』
    『新しい』 『多い』『早い』『安い』
    といった、従来の価値基準、
    型にはまった指標でははかれない、

    その街独自の官能~五感で感じる幸せに
    住んでいる人々がもっと敏感になったならば、
    金沢という街の魅力は更に研かれていく。

    と感じて、今年2月、豪雪の金沢を脱出して
    東京町田市で開催された、
    極めてlocalな講演会を拝聴しに伺いました。

    あれから8ヶ月、
    私自身が『官能』という指標で、
    人間の様々なコミュニケーションを考え、
    『五感で感じる幸せ』に敏感になり、

    解釈の物差しを新しく得ることの面白さと、
    発想の広がりを感じています。

    マニュアルには記し得ない『おもてなし』
    空間の質を高める『ふるまい』

    人のこころを、
    人が動かす瞬間にこそ、
    官能が働き、忘れ得ない記憶となる。

    不動産・建築・都市計画系の人のみならず、
    多くのかたにご参加いただきたく、

    11月16日(金)18:30~講演会を
    開催する運びとなりました。

    皆さまのご応募お待ちしています。

    詳細、お申し込みはこちらまで!

  • 話すことと、伝えることの違い

    『話す』というのは、行動そのものをさし、
    『伝える』というのは、言葉を通じて、
    相手の反応を引き起こすことをさします。

    どんなに上手に、よどみなく流暢に話しても、
    相手のこころを動かすことも、
    行動を引き起こすことも出来なければ、
    それは伝わったとはいえない。

    【噛まずに、ひとつの間違いもなく話したい】

    そう思うひとは、巧く話すことにとらわれすぎて
    相手に想いを届けることを忘れてしまう。

    WORDROBEのパーソナル・レッスンでは、
    コーチングしながら、想いを言語化、

    さらに客観的視点から文章構成をサポートし、
    話す意図は何なのか?

    聴者から、どんな反応を引き起こしたいのか?

    何度も、何度も問いかけて表現を研き、

    最終日は、動画撮影&フィードバックを繰り返す、
    通称100本ノック。

    同じフレーズを何度も口にする中で、
    お経のように自然に言葉が出てくるようになる。

    すると、文章を思い出すのではなく、
    想いを届ける余裕がでるようになる。

    この感覚を一度でも体で理解すると、
    デリバリー・スキルは確実に磨かれます。

    想いを届ける能力

    それは相手の心を動かす力

    経験・知識という、
    あなたのかけがえのない財産を
    他者に届けるための翼です。

    自分の想いを、自分の言葉で伝えることは、
    とても自由で楽しいということを、
    一人でも多くのかたに知ってもらいたいのです。

  • 2018年の気づき

    『他人を認めない頑固さ』と、
    『自分軸のある強さ』は違う。

    前者は小さなことにこだわり、
    反応したり、諦めたり、投げだしたりする。

    後者は大きなことにこだわり、
    認められるまで粛々とやり抜く胆力を持つ。

    『自分は正しい』
    と信じていないと志は貫けないけれど、

    他人と関わり、違いを認知するなかでしか
    『自分らしさ』など生まれない。

    感情が溢れるとそこら辺が曖昧になり、
    『手放す』という魔法の言葉に乗っかって、
    苦悩から逃げだしたくなる。

    感情的に苦悩から逃げ出すのは、
    単なる無責任。

    『無責任』と、
    『自分軸のある強さ』は共存し得ない。

    そんなことを日々実感し、反省し、感謝し、
    学んだ2018年。

    苦悩に鍛えられて人の器は大きくなるし、
    チームは強くなる。

    今年も残すところあと3ヶ月弱ですね。