火、土、水、気 万物の起源
炭が小さくパチパチと音をたて、
岩魚がゆっくりと遠火で炙られていく。
たった二尾の焼き魚のために、
板前さんが付きっきりで
囲炉裏という四角い世界と
言葉を使わない会話をしている風景。
「火」という「神の道具」がもたらす
香りや温もり。
原始の記憶が呼び覚まされ、
このうえなき多幸感に包まれました。
暖炉や焚き火にも共通する、
火の「安らぎ」は、
オール電化という時代の進化が手放したもの。
火の「安らぎ」は、
オール電化という時代の進化が手放したもの。
「現実的に安全」なはずのに、
「本能的な安らぎ」から遠のくのは
なぜだろう。
そして、滋味豊かな薬膳のスープの、
優しい味わいたるや、、、
人間界の上にあり、
最上の果報を受ける者が住む清浄な世界を
天上(てんじょう)と呼ぶならば、
最上の果報を受ける者が住む清浄な世界を
天上(てんじょう)と呼ぶならば、
この感覚はまさに「天上の平和」。