椿にみる、孤独な美しさ

足元に、椿の花1輪。

石畳の階段に身を隠すように、
ひっそり佇む、いじらしさに、
ふと気づく。

花は、集まっても美しく、孤独でも美しい。

固いつぼみも、朽ち果てゆく姿も、
それぞれの凛々しさがある。