日本人の美意識~香りを持たない価値

Benedictionfの主原料「珠洲椿油」は、
石川県の奥能登・珠洲市に自生している
ヤブツバキの種子から採取した天の恵み。

さいはての地とも比喩される、
豊かな自然に育まれた鮮やかな珠洲椿は、
春を待つ季節にひと際色濃く、
里山里海を彩ります。

そんな椿の花言葉は 

『 控えめな優しさ 』

この花言葉は、
椿に香りがないことに由来しているそうです。

ヨーロッパでは椿は「情愛の花」と呼ばれ、
デザイナー「ココ・シャネル」が
最も愛した花としても有名ですが、

日本人の美意識がフォーカスしたのは、
視覚的な姿かたち、
色の存在感ではなく、嗅覚。

香りを持たない椿の、
控えめで慎ましやかな優しさでした。

香りがない花の種子から生まれた椿オイルは、
香り高い春の花々の香りを
無垢な優しさで受けいれます。

そんな椿の、

控えめな美しさがあるからこそ、
Benedictionfの香りは、
女性の指先で花ひらき、純粋な香りを届け、
咲き誇ることができるのです。