2020.01.31手元も、声も、狭い範囲が美しい今日、一緒に食事をした人は、手元の所作がきれいだった。仕事柄、爪は短く切り揃えられている。レモンを絞るときも、パンをちぎるときも、狭い範囲で手元をゆっくり動かすから、視界のなかでの存在が静かで優雅なのです。話し声もまた、1音階(1オクターブ)のなかで狭くまとめれば、空間のもつ音の響きに、会話はうまく同調できる。語尾が強かったり、高低差の激しい話し方は、空間のノイズになってしまう。人と過ごす公共の場には、無言のドレスコードがあるように、ボイスコードもあるのです。↑食事したお店と写真の店内は違います。自分が発する音に責任を持ち、 「 空間のよき参加者となる 」たったそれだけの一人一人の意識で、世界は印象美に変わる。#nobleactivist#品格ある活動家たち#印象美