手元も、声も、狭い範囲が美しい

今日、一緒に食事をした人は、
手元の所作がきれいだった。

仕事柄、爪は短く切り揃えられている。

レモンを絞るときも、
パンをちぎるときも、

狭い範囲で手元をゆっくり動かすから、
視界のなかでの存在が静かで優雅なのです。

話し声もまた、
1音階(1オクターブ)のなかで狭くまとめれば、
空間のもつ音の響きに、
会話はうまく同調できる。

語尾が強かったり、
高低差の激しい話し方は、
空間のノイズになってしまう。

人と過ごす公共の場には、
無言のドレスコードがあるように、
ボイスコードもあるのです。

↑食事したお店と写真の店内は違います。

自分が発する音に責任を持ち、
「 空間のよき参加者となる 」

たったそれだけの一人一人の意識で、
世界は印象美に変わる。

#nobleactivist
#品格ある活動家たち
#印象美