デザイン書家・国分佳代先生の筆文字教室

選んだ季節の美言葉は『凜秋りんしゅう』

何度書いてもカタチにならず、
悪戦苦闘しながら集中すること二時間。

『今日最初にかいた一枚より、
最後にかいた一枚が、

うまくなっていたら上出来』

そんな先生の優しい言葉に、

ふんわり和みました。

お茶の時間の主菓子、銘は『月露 げつろ』

この日のために東山の吉はしさんに
注文してくださったそう。

この小さなお菓子の中に、
季節の色合いや、

独自の世界が広がる美しさ。

関東から金沢に移り住み、
この街に惹かれ、

東山の町家を自分で買って、
エステティックサロンを始めたという、
安嶋 有希子さんが提供する
『金沢らしさの表現』は、

日常の交流や、
暮らしのなかに息づく、

小さな贅沢を愛でる時間。

金沢の人より、金沢らしいおもてなし。

心地好い豊かさを、

ありがとうございました。

☆写真の『凜秋』は、先生のお手本です(笑)