もっとも残念な印象とは?

こころ新たに仕事始めに臨むために、

2019年の新たな出会いのために、

いま一度考えたい、あなたの印象のこと。

年末に年賀状を書くとき、名刺リストを
紐解き、一年を振り返ったかたも多いはず。

今年、名刺交換したはずなのに、
その人のこと、何一つ覚えてない。

どこで会った?
・・・それは時系列で大体わかる。

しかし、どんな話をした?どんな顔?
表情も、服も、しぐさも思い出せない。

そう、一番残念な印象は、
記憶に残らない・・・ということです。

良い印象を与えることができれば最高。

悪い印象は、その後の挽回努力で
プラスのギャップを得る可能性があるし、

努力ではどうしようもない
観念的な相性もある。

人間同士、こちらが苦手なら、
あちらも苦手と思っている場合が多く、

お互い近づかないほうが
賢明なケースも日常にはあるだろう。

しかし、記憶に残らないというのは
その圏内ではない。


記憶に残らないというのは、
ご縁あってせっかく出会えたのに、
会っていないのと同じことなのです。

もし、ほんのちょっとだけ、
人と違うアピールができていたら、
相手の記憶に一年ぐらいはとどまるはず。

アポイントの確認メールを送るときの
コメント、挨拶するときの声、表情、
対面距離、名刺交換の所作、
名刺の素材、デザイン、持ち物、洋服、
靴、手元、首元、口元、
椅子の座り方、話を聴くときの姿勢、
話すときの姿勢、目線・・・・・・・
そして帰り際の後姿まで。。

あなたは、あなたの内面の素敵さを
意図をもって表現しているだろうか。

そして、その意図とは、“個人的な好み”
を表現することではなく、

生き方とあり方を、外見で告白すること。

全てに気を配るのは途方もなく大変だけど、
一つだけでもいい、

これまでよりも気をつけることで、
確実に去年より、良い印象の自分になれる。

去年より良い印象になるということは、
ビジネスチャンスが去年より広がるということ。

もし後日、相手の求めている情報を
タイミングよく、メールやハガキで
伝えることができたとしたならば、

プラスの印象が記憶に残っているほうが
レスポンスの可能性は圧倒的に高まるだろう。

難しいことをしようとするのは大変です。

でも今日、そこにいる誰よりも明るい声で、
「 今年もよろしくお願いいたします!」と
笑顔で発することは、それほど大変なことではない。

印象は、「いつもの自分」を
底上げしなければ上がらないもの。

印象は、「小さな丁寧」の積み重ねで
構成されるもの。


出来ることから少しずつ、
人とちょっとだけ違う自分を表現することが


月並みではない、
記憶に残る、印象を創り、


人とのご縁を確実に繋げてゆくのだと
私は信じています。

2019年、目指すべきは、去年よりも、
プラスの記憶が残る印象美な告白。