人生最後の読書
実家で寛いでいて、ふと思った。
『 父は人生の最後に、
どんな本を読んでいたのかな 』
どんな本を読んでいたのかな 』
母に訊ねたら、
ピアノの上におかれた二冊の本を
手渡されました。
ピアノの上におかれた二冊の本を
手渡されました。
一冊は『歎異抄をひらく』
高森顕徹さんの書。
高森顕徹さんの書。
奇しくも今、私も五木寛之さんの
『私約 歎異抄』を読んでいて、
何だか父に導かれたような気持ちに
なりました。
同じ『歎異抄』に関わる本でも、
父の選んだ一冊のほうが、より正統派で、
私の目には、自由すぎる父に
見えていたけれど、
意外に(失礼ながら・笑)、
真面目で王道を愛する人だったのかも。
父の選んだ一冊のほうが、より正統派で、
私の目には、自由すぎる父に
見えていたけれど、
意外に(失礼ながら・笑)、
真面目で王道を愛する人だったのかも。
もう一冊は『童謡唱歌』
栞が挟まれていたページは、
『小鳥のように』というドイツ民謡でした。
『小鳥のように』というドイツ民謡でした。