人生の最終章をともに紡ぐ
すべての人間が例外なく、
「人生の最終章」に向かって今を生きている。
「人生の最終章」に向かって今を生きている。
ニューヨークで30年以上もの間、
終末期の患者さんと向き合い、
人生の最終章をともに紡ぐ仕事をしている
スピリチュアルケアカウンセラー
岡田 圭さんと、
終末期の患者さんと向き合い、
人生の最終章をともに紡ぐ仕事をしている
スピリチュアルケアカウンセラー
岡田 圭さんと、
西田幾多郎記念哲学館 館長の
浅見 洋さんの対談を聴講しました。
![](https://wordrobe.co.jp/wp-content/uploads/blog_import_5f2825d231d8e.jpg)
スピリチュアルケアカウンセラーは、
問題を見つけて解決するのではなく、
患者さんが「自分の命に対する所有権」を
取り戻せるよう励ましたり、
その人が「患者」と呼ばれる前に体験した
「その人の物語」を理解しながら、
「その人の定義」でケアやサービスを作っていく仕事。
それには「即興のダンス」という
すてきな名前がついているそう。
日本の美意識には二種類あり、
一つ目は、
日本料理のように一品一品独立して、
綺麗に盛り付けられ、
境界線があることで成立する美しさ。
二つ目は、
日本庭園のように、
苔も岩も境界線なく溶け込み、
全体が一つになることで生まれる美しさ。 .
日本庭園のように、
苔も岩も境界線なく溶け込み、
全体が一つになることで生まれる美しさ。 .
「生きる過程の物語」には
境界線はないのだから、
「患者と呼ばれる前」から紡いでいた、
その人にしか見えない光景から見ることが
いかに大切かということ。
境界線はないのだから、
「患者と呼ばれる前」から紡いでいた、
その人にしか見えない光景から見ることが
いかに大切かということ。
そしてそれを招きだす作業や所作、
話しやすいような時間と空間を
提供することが「対話~dialogue」
なのだということ。
話しやすいような時間と空間を
提供することが「対話~dialogue」
なのだということ。
「自分の物語」と「相手の物語」
両方に目を向け、理解を深め、
互いに影響を与え合う感性をもつことが
心の目をひらくことに繋がるのだと感じました。