• CORONA_HOLiDAYS

    きれいなチョコレート箱の透明シールが
    うまく剥がせない不器用なわたし。

    でも、まるで花びらのように見える佇まいに、
    綺麗なものは、欠片(かけら)になっても、
    やはり綺麗なんだとハッとしました。

    ここ数日は忙しくて、
    ゆっくり味わう暇がなかった、

    贈られたばかりの写真集や、
    届いたばかりの空間用ブレンドアロマ、
    贅沢な春色のブーケ、
    可愛いチョコレート、
    免疫力を高めるマヌカハニー、、、

    そんな新しい仲間たちと、
    ゆっくり対話する週末にしよう。

    思いがけず、ぽっかり空いた
    魂の洗濯日。

    #DEMEL
    #LARTIGUE
    #HONEY
    #CORONA_HOLiDAYS

  • 素っ気ないくらいが素敵 


    ⚪日常使いしている80番手のリネンハンカチ

    光沢がよく、しなやかな張りが魅力だから
    レースも、色も、ステッチもいらない。
    漂白だってしてしまえる気安さが心地いい。

    ロイヤルオックスフォードの白シャツ
    人生初の白シャツ。
    なぜなら、今までサイズの合うものに
    出会ったことがなかったから。
    スッキリとしたカラー。
    ボタンを2つ開けると、
    肌の面積がちょうどよい景観になる。


    ⚪密度の高いグレーのフランネル
    イギリスの老紳士の古いジャケットのような
    重みと風格。
    この服地でシンプルなワンピースをつくると、
    底艶の効いたハッとするニュアンスが漂う。


    ⚪部屋を浄化するホワイトセージ。

    今まではナチュラルなお香を焚いてましたが
    友人がつかっているドライリーフみて、
    最近、真似っこしてみました。

    煙がモクモク立ち上る様は、
    まるで原始の祈祷のよう。

    隅々まで気を整えているのを
    視覚で確認できるのも悪くない。

  • エアリーフローラという希望 

    石川県産の7色のフリージア。

    色にも香りにも各々個性がありながら、
    7色が集まった時には、
    オーケストラのように調和し、
    春の香りを、そよ風のように奏でる花。

    5年前の北陸新幹線開業に際しては、
    金沢駅がエアリーフローラで彩られ、
    春とともにやって来た希望に、
    歓喜した記憶が重なっています。

    #エアリーフローラ
    #石川県産フリージア
    #香りのオーケストラ
    #7色の光を集めた花
    #カーロカーラ
    #ヌックグリーン
    #加賀市
    #Chant_de_coccinelle.
    #紳士服地で仕立てるドレス
    #コードレーンのワンピース

  • 日常をドラマタイズする習慣

    春一番に出逢いたい花

    昨日、お花屋さんで選んだのは、
    バイカラーのアマリリスと、
    エアリーフローラ(石川県産フリージア)。


    .
    アマリリスは一番好きな花。
    スッとまっすぐに伸びた茎と、
    花芯の奥のグラデーションまで絵心がある。

    傷つきやすい花びらや、
    折れやすい空洞の茎も、
    繊細でいじらしい。

    エアリーフローラは、
    7色を盛大に生けた‘’春の迫力‘’も素敵だけど、
    数本だけでも、風が吹くと
    ふわりと花の香りが春風を誘い込む。

    ああ、エアリーて、そういうことか。
    と、どなたか存じ上げない命名者に、
    石川県の片隅で敬意を感じた。

    そして、ドレッサーの鏡の前には、
    お正月花の蘭が今も現役で咲いている。

    冬の花も、春の花も、
    仲よく迎える、晴れ晴れとした朝。

    皆さま、感動あふれる素晴らしき1年を!

    #今日は新しい春のお誕生日
    #立春大吉
    #花のある暮らし
    #エアリーフローラ
    #アマリリス

  • わきまえのあるフルーツサンド

    岡山県で出会ったフルーツサンドがおいしくて、
    フルーツサンドに開眼。
    おいしいだけではなく、
    食べやすさや、値ごろ感が考え尽くされていて、
    もはや私のなかでは、
    岡山の県民性を表す象徴になるほど。
    さあ、完璧なフルーツサンドを探す旅が

    個人的に始まりましたよ(笑)。

    ①フルーツ同士の相性がよい。

    ②食べやすい大きさにカットされていて食べやすい。

    ③クリームの量がたっぷりしていて不足感がない。

    ④パンの存在は控えめなのに、美味。

    ⑤『萌え断』を優先しすぎない。

    ⑥ケーキより高価にならない。

    そんな、わきまえのある、
    私ごのみのフルーツサンドは、
    日本の、世界の、どこで待っているのだろう。

    #フルーツサンド
    #萌え断よりバランス

  • ハンガリーウォーター開き

    10月の即位の礼の日に仕込んだ
    ハンガリーウォーター(ハーブチンキ ティンクチャー)を
    1月11日鏡開きの日にあけ、使い始めました。

    小庭で自生しているローズマリーやバラを
    ドライハーブにしたあと、
    ウォッカに2ヶ月漬け込んだもの。

    スプレーボトルに移して、
    キッチンのお掃除に使ったり、
    空間浄化にシュッシュッとすると、
    冬の閉めきった空気が爽やかになる。

    旧くは14世紀の中世ヨーロッパ時代、
    ハンガリーの王妃であるエリザベート1世に
    イタリア修道院から、ローズマリーを
    アルコールに漬けた蒸留水が献上され、

    王妃はボディローションとして体に塗ったり、
    また飲用水にして健康を取り戻したと
    言い伝えられているそうです。

    なるべく自然に、そして優雅に、
    自助努力で健やかに暮らしたい。

    人間が自然のリズムをおもいだすためにも。

    #ティンクチャー
    #ハンガリーウォーター
    #早く多く安く
    #そんな価値観の時代ではない
    #ゆっくり
    #必要なぶんだけ
    #適正価格で
    #そんな価値観で生きていく
    #自然との共創

  • 旅の余韻と、日常と ~ 岡山倉敷

    「想い出の欠片かけら」を、
    日常と調和させながら、
    ゆっくりと記憶に納めていく余韻。
    旅程の翌日は一日だけ余白をもうける。

    理由は三つ。

    ①何かが起きて帰れなくなったときのため

    ②延泊したくなる出逢いがあったときのため

    ③旅の余韻を日常に持ち帰り、浸る悦びのため

    今日は③を愉しむ、余白の一日。

    ⚪小谷栄次さんの倉敷ガラス⚪
    大切な岡山の学友からの贈り物。
    光のもとでは瑞々しく、
    影の深みのなかでは美しいブルーグリーンが
    心を鎮める。
    静かに、でも晴れ晴れと蒼く澄んだ色。

    金沢の漆芸とも、英アンティークのテーブルとも、
    一瞬のうちに調和する有り様に、
    県境も国境も越えて、
    地球の仲間同士なんだと気づきました。

    ⚪言葉の海へ⚪

    昨夜帰宅したら、日本初の国語辞典を
    一人で編纂した大槻文彦の物語「言葉の海へ」
    が届いていました。
    「舟を編む」からの好奇心の喚起。

    栞にしようと選んだのは、
    大原美術館で心惹かれたフランス画家
    アンリ・ル・シネダル。
    奇しくも大槻文彦とは、20世紀初頭という、
    同じ時代を生きた共通点がありました。

    ⚪クレーの日記⚪
    大原美術館でみつけたパウル・クレーの
    ポストカードを栞替わりに。

    「クレーの日記」は徒然なる日常が
    淡々と綴られた一冊ですが、
    クレーの身近な日々のなかから、
    遠く輝く言葉を見つけるのが愉しい。

    ⚪ロシアンティとパーロット⚪

    ロシアの紅茶がおいしく、しかも缶が素敵。
    紅茶専門店ブリリアントティさんで
    自分へのお土産に。
    オランダ土産のパーロットチューリップの
    ポストカードを合わせたら、ふわりと調和。

    .
    「好きで選んだもの」と、
    「好きだろうと選んで下さったもの」が、
    思考を越えて調和するというのは、
    .
    「価値観」が伝わっている証だと
    オランダを旅した人にも感謝するひととき。

  • 旅の追憶 岡山倉敷

    昨日から桃太郎の國にお邪魔しています。
    岡山は朝、強烈な暴風でしたが、
    カフェのなかは別世界の静けさ。

    @the coffee bar

    素敵なお店。

    午後は『美ことばを愛する学友』が
    岡山市で主催している表現力の教室に
    飛び入り参加予定。

    その前にミーティングしながら、バナナのパウンドケーキ。
    しっとりと手作り感が伝わる、やさしい味。

    昨日から、地元の美容室でヘッドスパしたり、
    参鶏湯(サムゲタン)食べたり、
    使命感を持って頑張っていらっしゃるお店で
    お茶したり。

    地方都市の魅力的な在りかたや、
    観光客の感じかたを体感中。

    講師が受講者であり続けることが大切なように、

    観光地に住むものは、旅人であり続けることで、
    謙虚さを学ぶ。

  • 生き方を表し、こころを伝える

    歴史的偉人や著名ではなくとも、

    私たちの周囲には、見習うべき人々が大勢存在する。

    この年末年始は、いろんな方々から、
    「素敵な気づき」を手渡されました。

    《想いまで香る手紙の所作》
    隅々まで美しく、
    語りかけるように暖かい文章、
    なにも語らずとも二人にはわかり合える
    暗号のようなものが存在する手紙。
    人はそんな手紙を一生のうちに、
    何度受け取り、送ることができるだろう。



    《純度の高い贈り物》
    おいしいものを、いつもご提供くださるご店主が、
    「僕の好きなもの」とおっしゃって、
    手渡してくださった焼き海苔。
    おいしいものを創るひとの「僕が好き」ほど
    純度の高い信頼があるだろうか。
    焼き餅にして美味しく食す。



    《生き方を届けるお節料理》
    豪華な伊勢海老や鮑、ローストビーフが
    主役をはる、わかりやすいお節ではなく、
    山の幸を中心とした力のある食材たちが、
    一つ一つ極めて丁寧に調理され、
    誠実で洗練された創意工夫が、箸袋や熨斗、
    飾り切りにも散りばめられている。
    商品を通じて、店主の「生き方」を手渡し、
    食を通じて「肯定的な影響」を与える仕事に
    心から敬意を感じました。


    《個人ができる最高の地域貢献》
    いつも会うたびに手土産を下さるかたがいる。
    能登のお店の、生牡蠣やお菓子を次々と。
    そして「能登にいらしてくださいね」と、
    にこやかに言葉を添えられる。
    只、地域の自慢を手渡す。
    「地域貢献」の最も素朴で効果的なカタチ。
    写真は香遊さんいちご大福。
    #コミュニケーション
    #WORDROBE
    #他業種から得る学び
    #人は感動するために生きている

  • 小西家の歴史的な一日 

    今年一年を振り返る、母娘ふたり食事会。

    香箱ガニのパスタと、
    炭火焼き和牛サーロインステーキという、
    我々のDNAが心底愛する二大好物。

    後期高齢者 母・由美子81才が、
    手加減なしの量のパスタを旺盛に食しながら、
    この一年の体調不良について熱く語る、
    健やかな昼下がり。

    帰りに我が家に立ち寄り、
    お茶をのみながら、ハルモニアさんと
    したたか交流したあと、

    手作りのかぶらずし、味噌、
    作りたての甘糀を包んで母に持たせました。

    これまでは、貰うのが当たり前だった
    家庭の伝統的発酵食材を、
    娘が母に持たせるなんて歴史的な出来事。

    小西家に後世語り継がれる1230事件です。

    そして、母を実家へ送り届け、
    だいこん寿司、お正月のお餅を貰って帰る
    平和な年末。

    「あと何回、母とこんな時間が過ごせるだろう」

    そんなことを考えると、子供のころ、

    「ママがおばあさんになりませんように💧」
    と、神様にお願いしたときと同じ気持ちを思い出す。

    オバサンも、オジサンも、親の前では一生コドモですね。

    #年末の母娘時間
    #生涯コドモ

    @ イル プント
    (Ristorante Il PUNTO 金沢国際ホテル別館)