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印象美な大人がつくる、 Petit Atelier & Studio
パラダイムシフトは、いつの時代も、小さな創造拠点からうみだされてきた。築20年の愛すべき自宅の一角に、
WORDROBEの小さなアトリエスタジオを作ります。こちらはimage↑このリノベーションプロジェクトは、株式会社家元さんとともに、自宅に「書斎」をつくるような感覚で、「アトリエスタジオ」をつくる未来を描き、新たな価値創造の挑戦を行います。家元の羽田社長は、元大工という出自でもあり、作り手の視点でモノづくりを愛し、職人さんたちをとても大切にされているかた。このプロジェクトは、今後需要が冷え込む可能性のある建設業界において、職人さんたちの雇用機会を生み出すことも大切なGoalsのひとつです。今日は初回ミーティングで、現場確認でした。右から、羽田社長、町端さん、高島さん家元さんから、心躍るアイデアをたくさんいただき、新築では躊躇する大胆なことにも挑戦していこう!という気持ちになりました。つい最近までWORDROBEのサロンを作ろうと、市内に物件を探していたのが遠い過去のよう。いま、リモートワークが急速に進み、
自宅とオフィスが分離した社会から、WORKもLIFEもシームレスな社会へと、変容しつつあります。オンライン会議や商品撮影、動画配信など、時流にあった働き方にフィットした、自宅スタジオを持つことは、新しい社会に適応していくための、柔軟な取り組みのひとつ。またAIの進化によって、
機能的、定量的な価値ではなく、感情知能や創造力といった、定性的、情緒的な価値が、より一層求められる時代。アトリエスタジオを創るプロセスによって、自分自身を内観する習慣を定着させ、アトリエスタジオを育てるプロセスによって、日常的に美意識を鍛える体験をしたい。また、単に自宅をリフォームするのではなく、経済を産み出していく仕事場をつくるのですから、商材または発信者が映える壁紙や、照明、採光カーテンなどは大事です。色彩については、わたしのCOLORの師匠でもある、Colorborationの鳥沢久美子先生に監修をお願いします。私の経験が、皆さんの参考になれば幸いです。≪ STORY ≫
小さなAtelierを創る。
それは、内なる自分と出会うこと。小さなStudioを創る。
それは、内なる美意識を映し出すこと。世界観とは、
あなたの考える“美しさ”を集めた空間に表現される。色、かたち、テクスチャー、配置、組み合わせ
それだけならば、モノの範囲を超えないけれど、一つ一つとの出会いかた、選んだ思考、
それらが織りなすふるまいに、どんな意味づけをしているのか。そんな価値観の歴史が語りだしたとき、
あなたという、特別なひとにしか生み出せないことを
ときめきという、最も純度の高い羅針盤が教えてくれる。