• ことばによる薫陶(くんとう) ~宮崎 駿


    才能とは、「情熱」を
    持続させる能力のこと
     
     
    面倒くさいっていう、
    自分の気持ちとの
    戦いなんだよ。
     

    世の中の大事なことって、
    たいがい面倒くさいんだよ。
     
     
    創造的人生の
    持ち時間は10年だ。
     
    君の10年を
    力を尽くして生きなさい。
     

  • 【告知/講演会】官能都市 野々市を考える

    島原万丈氏を迎えて、2019年1月31日(木)
    野々市市主催で開催されます。

    10月に金沢21世紀美術館で開催した、

    『SensuousCity 官能都市金沢
    ひとと風景がアートになるまち』に、
    個人的に参加された行政のかたが
    ご尽力くださいました。

    当日は小西がファシリテーターを務めます。

    “官能”という新しいまちづくりの指標を用いて
    野々市市の魅力を皆さんで考えましょう。
    #野々市市
    #官能都市
    #SensuousCity
    #島原万丈氏
    #印象美

  • 2019 お正月の映画観賞

    マーガレット・ランドンが1944年に発表した
    小説『アンナとシャム王』を原作として
    映画化された大好きな三作品。

    19世紀のシャム王国(タイ)の宮廷に
    家庭教師として渡った英国人家庭教師が、
    苦悩しながら同国を近代化に導いていく物語。

    リアルタイムで観たのは、
    ジョディ・フォスターとチョウ・ユンファの
    『アンナと王様』

    その後、デボラ・カーとユル・ブリンナーの
    『王様と私』を遡って観て、

    今日は1946年のアイリーン・ダン、
    レックス・ハリソン主演の
    『アンナとシャム王』をDVD観賞。

    文化、宗教、教育、政治観、
    ジェンダーの問題など、視点は色々あれど、

    いま私が置かれているコンテクストのなかで
    感じたことを端的に表現すると、

    『 真実を語ってくれる友がいないことは
    孤独である 』

    『 違いを受けとめる素直な心こそが
    万国共通の謙虚さ 』

    国境も時代も超えて、
    誰もが自分事に置き換えられる映画は
    間違いなく名作。

    久しぶりに青空のお正月。

    家族揃って賑やかに開いた辻占は、

    『 えんは いなもの 』
    いいことばだなぁ。

    #王様と私
    #アンナとシャム王
    #アンナと王様
    #新年の映画鑑賞

  • 清貧(せいひん)の捉え方

    昔話をするなかで、

    『○○医院の先代院長先生は、
    清貧という言葉がピッタリくる人だったね』

    と (褒め言葉のつもりで) 言ったあとで、

    清貧(せいひん)は、サウンドを同じくする、
    製品 、正賓などと誤解されることを危惧し、

    『 清貧は、清い貧しさって書くほうね 』

    と付け加えたら、 ディスっていると
    言われてしまいました💧

    十数年前、『清貧の思想』(中野孝次 著書)
    という本が出たとき、ベストセラーに
    なるとともに批判する本も出ました。

    経済面からは「無気力な生き方への肯定」
    または『貧しさを指す差別的表現』
    としてです。

    しかし「清貧」とは、
    『自由でゆたかな内面生活』を、自らが
    あえて選んだシンプル・ライフのこと。

    その先代の院長について思い出すのは、

    使い込まれた英和辞典に、
    カレンダーの裏面白紙を利用した
    ブックカバーをかけていらして、

    その背表紙に書かれた直筆の
    『英和辞典』という文字が達筆で、
    余白のバランスが美しく、
    intelligenceに溢れていたこと。

    待合室の手編みの座布団カバーには、
    一切の綻びがなく、色柄合わせが完璧で
    いつも均等に秩序を保ち並んでいたこと。

    古い建物の隅々には塵一つなく、
    窓から差し込む光だけが、
    いつも清潔で新しかったこと。

    もともと「清貧」と言うのは禅宗の言葉。

    「ものは少なく、あるものは無駄なく活かす」
    という精神。

    でも現代は、
    『清々しくありたい』という憧れより、
    『貧(ひん)したくない』という畏れのほうが
    インパクトを持つ。

    もともととか、語源というものを
    説明せねば使えない言葉は、
    どんな精神性があっても誤解を生む。

    でも、感性に訴える言葉は、
    誤解を恐れず使うことで
    価値観を同じくする仲間を
    見つける手段にもなる。

    それは去年出会った『官能都市』
    という言葉と同じなのかもしれない。

  • ■ 謹賀新年2019 ■

    金沢のお正月菓子『辻占つじうら』

    餅粉の菓子のなかに、
    短い言葉が刷られた薄紙が入っていて、

    3つを自由に並べて文章を作り、
    新年の占いを自分で見立てるというもの。

    2019年元旦に引いたのは、

    お前とならば

    気持ちが良い
    嬉しい涙がこぼれる

    えー! ありがとう、、、(苦笑)

    藤井さんの鴨南蛮も、

    太郎の鍋も美味しい季節。
    金沢のお正月。

    今年もよろしくお願いいたします。