土地の器と金沢の暮らし

たけのこづくしの朝

大きな筍を2本、実家からもらい、
筍の煮物、筍の味噌汁、筍ごはん

こんな地味色の食事を視覚的に
助けてくれるのが、
華やかな九谷焼と漆塗り。

いまほど食材が色彩豊かではなかった時代、
曇天の金沢の食卓は、
この明るさにどれほど助けられただろう。

受け継がれる文化には理由がある。